巻き込まれコメディか?/ザ・マミー
ザ・マミー〜呪われた砂漠の王女
映画とは関係ないねんけどサ、普通サ、映画館で自分の席までたどりつくために誰かが座ってる前を通らなアカン場合、ちょっと止まって「すみません」とかゆうて頭下げて、座ってる人がちょっと前の隙間を広くしてくれてからペコペコしながら申し訳なさそうに通るもんやろ。
ところが、今日のアリオ鳳でボクの隣の隣の席に座ったヤツ。ずかずかずかっと歩いてきて、なーんもゆわんと「どけや、オッサン」みたいなオーラみえみえで、ほぼ止まることすらせずにそのまま突き進んできたから、こっちが慌てて前を通れるようにしたったら、そのままのスピードでずかずか歩いて、ドーンと座りやがった。
なんじゃコイツ!
ってことで、映画評も辛い目でいくで(笑)
今回のトム・クルーズは、ゆうたら「巻き込まれ」役で、自分から何かをしようとか解決しようとかカッコいいとこ見せようとか、そういう感じじゃなくてね、復活したミイラに呪いをかけられて操られてるような、その呪いに抵抗して彼女を守るような、巻き込まれたんやけどちょっとだけ頑張ってみたよ的なね、そういう感じ。
全体的にハムナプトラ的やねんけど、ダーク・ユニバースと銘打ってシリーズ化?するつもりなんかシランけど、かなりダークな世界ね。でもなんせトム様やから軽い軽い。ラッセル・クロウはデブってしまって重い重い(笑)
話は「スピード感をもって」平成30年4月開校を目指してドンドン進んで行く、まさに息もつかせぬスピード感。
けど、エジプトの王女のミイラがメソポタミアで発見され、ロンドンに来て、地下にあった十字軍の墓地から騎士達が復活して王女を救けるって、なんかむちゃくちゃやな。ミイラかゾンビかわからへん。
まあ、トム様やから何でも許すけど、トム様じゃなくてもうちょっと若手でもっとコメディにするか、もっとホラーにするか、そういう選択もあったんちゃう〜。
いや、おもろかったんやけどな。
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美術デザイナーにクレジット/メアリと魔女の花
メアリと魔女の花
ジブリのファンが作ったジブリ・アニメという感じの映画でした。
これは、「ダメだ」ということじゃなくて「当然そうなるだろう」ということで、見に行くお客さんもジブリ然とした世界に安心して楽しめるんじゃないですか?実際、じゅうぶん楽しめました。
ストーリーにドキドキして、アニメの出来に納得して、いろいろ出てくる人物やらちょっとしたキャラクターに「ああ、あの映画の・・・」とオタク度全開で見れましたから。
個人的な話ですが、スタッフとして美術デザイナーによぉーく知ってる人がクレジットされているので一応報告しておきますね(笑)
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エイリアンと比べられる運命/ライフ
ライフ
火星から採取された土の中から生命体を発見。最初は顕微鏡でしか見られない小さなゾウリムシみたいな微生物だったのが、どんどん大きくなって知能もあることが分かり地球ではお祭り騒ぎ。しかし突如その生物が乗組員たちに襲いかかる・・・。
もう、この設定だけで「それ、エイリアンやん」と言われるのん、しゃーないな。エイリアンやゆわれるのん、分かったうえで作ってるな。一応、ここが違う!と言えるところも用意してあるけど。
ネタバレですよー!
まず、エイリアンの造形。
あの見るからに凶悪なエイリアンとは打って変わって、最初は単細胞のゾウリムシだったのが、細胞同士が連動して動くようになって、白い半透明なクリオネみたいなやつに。これがえらいかわいらしいねん。ペットにしたいぐらい。指先ぐらいの大きさでね。
ところが、これがどんどん巨大化して、クリオネにタコの足が生えたような怪物になっていくから恐ろしい。
でも、空気を作り出す棒みたいな道具を「ぎゅう〜っ」て抱きかかえるような仕草がなぜかかわいらしいてね。でも共存はむりー。
次の違いは「隔離」という切り口。
発見したのは謎の生物であって地球にとって人類にとって無害か有害かも分からんから当然「隔離」されたラボで観察するんやけど、これが突破されたら、宇宙船内の各部屋ごとに隔離しようとするんやけど、これがまた突破されたら・・・という危機管理の観点ね。結局、ぜーんぶ突破されるんやけど。
で、どうやったん?って聞かれたら「うん、そこそこ、おもろかったで」と答えよう。最初のエイリアンのような緊迫したハラハラ感は十分やし、特攻隊のように犠牲になっていく乗組員たちにも共感できる。真田広之もよかった。宇宙船内の無重力感がヤラセ感なく自然だったのも非常に良かった。
文句あるのはラストシーン。それやっちゃうわけ??という幕切れ。うーん、残念。
エンドロールで流れる曲を聞いたら「これって、宇宙モノの定番?」って思うでしょうね。
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笑けるほどのドンパチ/ジョン・ウィック2
ジョン・ウィック:チャプター2
お話は前作のロシア人ギャング(ボスはあのピーター・ストーメア)をやっつけたところから始まり、今度はイタリア人ギャングの「主席」というポストを狙う奴から頼まれた仕事。まあ、そんな設定はたいしたことではなく、ただただキアヌ・リーヴスがノンストップでドンパチ・ドンパチ・ドンドンパチを繰り広げる、その面白さのみで結構です。
例の至近距離での肉弾戦でバンバンぶっぱなす、ガンフーといわれるアクションがホンマにキレッキレで笑けてくるぐらい。いや、実際、はははと笑ったよ。
コンチネンタルというあのホテルで武器やら完全防弾スーツやらを調達するシーンなんて、007かよというぐらい何でもそろってて、これも笑けてきたよ。
そのコンチネンタルのイタリアのボスがなんと、あの、フランコ・ネロ!!どっひゃーっ!!生きてるんやー!!
ローレンス・フィッシュバーンとキアヌさんの「マトリックス」コンビがそろったのも楽しめたし、イライラを吹き飛ばすにはちょうどいい映画ですな。
またチャプター3がおまっせーというエンディングの持って行き方はもひとつやと思うけど、この監督、なぜかこのジョン・ウィックしか撮ってない人やから、もうちょっと稼がせてもらうでーということか。
「1」のときも思ったけど、大好きなジョン・レグイザモにもっと活躍してほしいんだけどなー。「3」ではあるのかな??
はー、とりあえず、このドンパチは楽しめますよ。
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Katsumi Imai
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