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    2016.09.27 Tuesday

    やるんなら7月に/ハドソン川の奇跡

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      ハドソン川の奇跡

       

       

       

      トム・ハンクスとイーストウッドというけれど、これにアーロン・エッカートも入れてあげてよと言いたくなるほど、アロ・エ氏はよかった。副操縦士というポジションにピッタリな雰囲気と立ち振る舞いだった。

       

      誰でも知っている美談な実話だから、その再現度がまず勝負どころになるやろうけど、なんせ155人全員が無事やったということで、そのへんは抜かりないんやろな。当然、緊張感はあるけど、ある意味、ほわっとしたユーモアもあったりで、これが実にリアルになってる理由なんやろな。

       

      で、ヒーローとなったサリー機長を待っていたのが、事故調みたいなやつで、ホンマにどっかの空港に降りられへんかったんか!川に墜落したんは人的要因では!と、まるで犯罪者のように扱われる。このへんが我々しもじもの人間には想像もしんかったリアルでね。まあゆうたらこっからが第2の見せ場。

       

      コンピューターのシミュレーションしても、パイロットで実験しても、やっぱりどっかの空港に引き返すことはできた!と結論付けられたら、サリーはヒーローから一転、犯罪者になってしまう。

       

      ネタバレ注意

       

      しかし、その『決断』の時間、機長がとっさにとった行動までのシンキング・ターイムも考慮に入れてくれ!というサリーの一言で事態は一変するという、事故調の様子が抜群のカメラワークで描かれる。この場面のカメラの動かなさが良かったなあ〜。

       

      で、結局、美談は美談であって、よかったよかったになるんやけど・・・。

       

      うーん、どうなんでしょう。それじゃあ、まんまやんかと、ひねくれたボクなんかは思ってしまうんやけど。

       

      本物の機長夫妻と乗客の同窓会みたいなシーンがオマケでついてるんやけど、一人も犠牲者を出さなかったということで、みなさん和気藹々で楽しそうで、アメリカのこっちゃから、賠償金じゃお見舞金じゃと訴訟がいろいろあって、みなさん、満足してはるみたいで、何人かは「ご本人さん出演」もしてたみたいで、さらに美談が美談となるわけで。

       

      うーん、どうなんでしょう。ちょっと当たり前すぎたなあ〜。

       

      事故調で「もしも万が一、同じことがおこったら、またやりますか?」と聞かれたジェフ副操縦士が「ああ、やるよ。でも、やるなら7月だね」と答えたところが最高だった。

       

      JUGEMテーマ:映画館で観た映画

      2016.09.08 Thursday

      タイガー・ジェット・シン監督?/セルフ・レス

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        セルフ・レス/覚醒した記憶

         

         

        監督がターセム・シンというインド人なので、コメントには「インド人もびっくり」って入れたろと思てたんやけど、なーんにもびっくりせんかったから無理。

         

        例によってネタバレ全開

         

        NYを創ったという大富豪のベン・キングズレーもガンには勝てず、もうアカンゆうときに、肉体だけ「脱皮」して他の肉体に意識・精神を入れ替えるという、んなアホななアンチエイジング療法を受ける。費用はものすごいみたい・・・(笑)

         

        しばらくは若い肉体にウヒョヒョだったけど、実はその肉体にも過去があり、他の誰かの肉体だったことが分かる。

         

        つまり、なんかしらんけど医学的に科学的にバイオ的に?ゼロから作られた肉体やと思てたんが、実は死んだ男の肉体だったと。

         

        ここがアカンわ。

         

        そんなもん、初めっからオカシイやん。そんなもん出来るわけないやん。神様ちゃうっちゅうねん。

         

        で、肉体の元の持ち主の記憶がちょろちょろ現れて・・・記憶が覚醒して・・・って、どっかで見た感ありありやねー。

         

        映画のコピーほど「最強兵器」にもなってないし、肉体のヨメはんも死んだはずの夫が突然生き返って目の前に現れてもそない普通に喜ばれへんやろ。

         

        で、なんでかしらんけど、記憶転送装置は金属の異物が入ってるとアカンらしいねんけど、なんのアラームも鳴らんし、そのままスルーでライアン・レイノルズしてやったりやけど、おかしいやん。

         

        ってことで、どうも設定が・・・う〜んな中途半端な映画でした。

         

        ベン・キングズレーのお金持ちなお家のシーンはドナルド・トランプの持ち物だったていう話やけど、ほんまかどうかはシランけど。キンキラキンの悪趣味〜っ。

         

        JUGEMテーマ:映画館で観た映画

         

         

         

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