2014.03.30 Sunday
この映画には「!」があった/LIFE!
LIFE!
ベン・スティラーという人は「ナイト・ミュージアム」の人というだけのイメージしかなかったんやけど、調べたら製作やら監督やらいろいろやってはるんやねえ。単なるコメディアン俳優じゃなかったのね。失礼しました。おみそれいたしました。
突然,妄想が始まって、妄想の世界に入り込んでしまうが、現実の自分はそこにじっと静止したままという過激な妄想癖のある、冴えない、地味な仕事のウォルター・ミティ。
彼の仕事は写真雑誌「LIFE」の写真管理部という日の当たらない地味な仕事。その伝統あるLIFE誌もネットの影響で廃刊となってしまう。
そして最終号の表紙を飾る写真のネガが写真家のショーンから送られてくるが、なぜかその肝心のネガ(25番)だけがない!
写真家のショーンを探す旅を決意するウォルター。
以下ネタバレ
・・・という展開で、ここからが素晴らしい映像の連続。妄想で見たあのシーンがちょっと違うけど現実となってウォルターに素晴らしいLIFEを取り戻させる。
ついにヒマラヤでショーンを見つけるウォルター。
雪ヒョウの写真を撮ろうとスタンバってたショーンが、せっかく雪ヒョウが姿を見せたのにシャッターを押そうとしない。
「オレは好きな時間をカメラに邪魔されたくない。今のこの瞬間を大切にしたいんだ」
そう、なんでもかんでも写真に記録するんじゃないよ!しっかり自分の目で見て見つめて、このシーンを心に焼き付ける事の方が大切なんだよ。
いつでもどこでもケータイだのスマホでパチパチやってんじゃないよ!
自分の目で見て、しっかり覚えとくんだよ!
・・・なんて、別にそんなこと言いたい映画じゃないだろうけど、このショーンのセリフは非常に気に入ったなあ。我が意を得たり!
で、25番のネガはどうなったかって?
いくら日の当たらない地味な仕事でも16年間毎日こつこつマジメに勤めて来たウォルターのような人を神様はちゃーんと見ていてくれるんだよという感じで、その謎は解けるんですよー。
後味の非常に良い、いい映画でした。よかった!
ボク的にはデビッド・ボウイの曲のあのシーンと、ヒマラヤの奥地へたった一人で登り続けるあのシーンでヤラれちゃいました。
ベン・スティラーという人は「ナイト・ミュージアム」の人というだけのイメージしかなかったんやけど、調べたら製作やら監督やらいろいろやってはるんやねえ。単なるコメディアン俳優じゃなかったのね。失礼しました。おみそれいたしました。
突然,妄想が始まって、妄想の世界に入り込んでしまうが、現実の自分はそこにじっと静止したままという過激な妄想癖のある、冴えない、地味な仕事のウォルター・ミティ。
彼の仕事は写真雑誌「LIFE」の写真管理部という日の当たらない地味な仕事。その伝統あるLIFE誌もネットの影響で廃刊となってしまう。
そして最終号の表紙を飾る写真のネガが写真家のショーンから送られてくるが、なぜかその肝心のネガ(25番)だけがない!
写真家のショーンを探す旅を決意するウォルター。
以下ネタバレ
・・・という展開で、ここからが素晴らしい映像の連続。妄想で見たあのシーンがちょっと違うけど現実となってウォルターに素晴らしいLIFEを取り戻させる。
ついにヒマラヤでショーンを見つけるウォルター。
雪ヒョウの写真を撮ろうとスタンバってたショーンが、せっかく雪ヒョウが姿を見せたのにシャッターを押そうとしない。
「オレは好きな時間をカメラに邪魔されたくない。今のこの瞬間を大切にしたいんだ」
そう、なんでもかんでも写真に記録するんじゃないよ!しっかり自分の目で見て見つめて、このシーンを心に焼き付ける事の方が大切なんだよ。
いつでもどこでもケータイだのスマホでパチパチやってんじゃないよ!
自分の目で見て、しっかり覚えとくんだよ!
・・・なんて、別にそんなこと言いたい映画じゃないだろうけど、このショーンのセリフは非常に気に入ったなあ。我が意を得たり!
で、25番のネガはどうなったかって?
いくら日の当たらない地味な仕事でも16年間毎日こつこつマジメに勤めて来たウォルターのような人を神様はちゃーんと見ていてくれるんだよという感じで、その謎は解けるんですよー。
後味の非常に良い、いい映画でした。よかった!
ボク的にはデビッド・ボウイの曲のあのシーンと、ヒマラヤの奥地へたった一人で登り続けるあのシーンでヤラれちゃいました。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.28 Friday
痛っ!と何べんもゆってしまう/ローン・サバイバー
ローン・サバイバー
戦争映画は好きなジャンルでね。ドンパチの極致やからねえ。派手がよろしい。
ところがね、ドンパチの派手さじゃなくて、ハラハラヒヤヒヤする戦争映画もいいよね。ジュード・ロウ対エド・ハリスの「スターリングラード」はよかったよね。
最近の戦争映画は湾岸戦争やら対タリバンやらに舞台が移って来た。
で、これ、ローン・サバイバー!
ネイビーシールズの作戦失敗の実話。一人だけ生還した人が書いた本がモトなんだから実にリアル。
リアルというより、この臨場感バリバリの音の洪水ね。これですよ。
種類によって違う銃の音は当然、飛んでくる弾の音がすごいよ。
なんか、頭をよけたくなるもん。
その弾がいろんなものに当たる音。地面に当たったり、木に当たったり、岩に当たったり、人間に命中したり。その音がすごいよ。
ボクなんか、オープニングに登場するシールズの訓練ですでにアウト!万が一、戦場に放り出されたら、一番先に死んでまうタイプやから、あかんねんけど、音と映像とで「いかにも自分もそこにおる」ような気になってしまう。
戦場という現実はこうなんだ!ということをまざまざと見せつけられたような感じで、今でもこうして戦死者が普通にいてはる国もあるんだよねえ。
日本はそんな国じゃなくてよかったけど、そんな国にしたいと思てる人らも少なからずおるんやなあ、これが。
自分じゃない誰かなら死んでもええんか〜?
・・・なんて、平和ボケだけど、平和でボケてるんなら平和でええわ。
映画はボケることなく、しっかり現実を見せてくれてて、よかったです。ジーンとなります。
戦争映画は好きなジャンルでね。ドンパチの極致やからねえ。派手がよろしい。
ところがね、ドンパチの派手さじゃなくて、ハラハラヒヤヒヤする戦争映画もいいよね。ジュード・ロウ対エド・ハリスの「スターリングラード」はよかったよね。
最近の戦争映画は湾岸戦争やら対タリバンやらに舞台が移って来た。
で、これ、ローン・サバイバー!
ネイビーシールズの作戦失敗の実話。一人だけ生還した人が書いた本がモトなんだから実にリアル。
リアルというより、この臨場感バリバリの音の洪水ね。これですよ。
種類によって違う銃の音は当然、飛んでくる弾の音がすごいよ。
なんか、頭をよけたくなるもん。
その弾がいろんなものに当たる音。地面に当たったり、木に当たったり、岩に当たったり、人間に命中したり。その音がすごいよ。
ボクなんか、オープニングに登場するシールズの訓練ですでにアウト!万が一、戦場に放り出されたら、一番先に死んでまうタイプやから、あかんねんけど、音と映像とで「いかにも自分もそこにおる」ような気になってしまう。
戦場という現実はこうなんだ!ということをまざまざと見せつけられたような感じで、今でもこうして戦死者が普通にいてはる国もあるんだよねえ。
日本はそんな国じゃなくてよかったけど、そんな国にしたいと思てる人らも少なからずおるんやなあ、これが。
自分じゃない誰かなら死んでもええんか〜?
・・・なんて、平和ボケだけど、平和でボケてるんなら平和でええわ。
映画はボケることなく、しっかり現実を見せてくれてて、よかったです。ジーンとなります。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.22 Saturday
なっちゅはおもしろかったって/アナと雪の女王
アナと雪の女王
女王って、「じょうおう」って発音するけど、「じょうおう」って入力したら貞応とか承応とかしか出て来ません。正しい読みがなは「じょおう」です。なんでやろ・・・?
公開前からテーマ曲がガンガン露出されてて、期待大だったこの映画、なっちゅも曲がめっちゃお気に入りで英語でも?歌えるぐらい聞きまくってたし、ハルも期待してたんで3人で見に行きました。
すごい人で大入り満員!
さすがディズニー映画なので、どうやった?と聞かれれば「よかったよ」って答えられる程度の出来でした。
しかし!ボク的には文句はある。
ネタバレ
せっかくストーリー的にうまいこといってたし、見せ場もそこそこあったし、曲がいいからミュージカル部分も良かったのに、一番盛り上がるシーンがアレでっか?
この凍りついた世界を元にもどせるのは『究極の愛』だというので、アナとハンス王子が・・・と思わせて、いやそうじゃない!アナとクリストフだった・・・!と見せかけて、ところがどっこい、やっぱり姉妹の愛だ!ってんで、アナの自己犠牲。
ここまでは許す。ここまでの流れは良かった。
しかし、エルサが「そうか、愛なのね」ってな軽い調子で悟ったとたんに、雪と氷が溶けて・・・って、そんな簡単にコロっと変わってもらっちゃついて行けないよ〜。
もうちょっと悩んでよー。もうちょっとジラすとかジラースとかしてよー。
なんか最後の最後に拍子抜けするぐらいのあっけらかんディズニー楽観主義で押し切られて、目が点、キョトンとしたまま終わったよ。
ここだけ残念。
子ども連れだったので吹き替えで見たから、もう一回、英語版で見よう。
女王って、「じょうおう」って発音するけど、「じょうおう」って入力したら貞応とか承応とかしか出て来ません。正しい読みがなは「じょおう」です。なんでやろ・・・?
公開前からテーマ曲がガンガン露出されてて、期待大だったこの映画、なっちゅも曲がめっちゃお気に入りで英語でも?歌えるぐらい聞きまくってたし、ハルも期待してたんで3人で見に行きました。
すごい人で大入り満員!
さすがディズニー映画なので、どうやった?と聞かれれば「よかったよ」って答えられる程度の出来でした。
しかし!ボク的には文句はある。
ネタバレ
せっかくストーリー的にうまいこといってたし、見せ場もそこそこあったし、曲がいいからミュージカル部分も良かったのに、一番盛り上がるシーンがアレでっか?
この凍りついた世界を元にもどせるのは『究極の愛』だというので、アナとハンス王子が・・・と思わせて、いやそうじゃない!アナとクリストフだった・・・!と見せかけて、ところがどっこい、やっぱり姉妹の愛だ!ってんで、アナの自己犠牲。
ここまでは許す。ここまでの流れは良かった。
しかし、エルサが「そうか、愛なのね」ってな軽い調子で悟ったとたんに、雪と氷が溶けて・・・って、そんな簡単にコロっと変わってもらっちゃついて行けないよ〜。
もうちょっと悩んでよー。もうちょっとジラすとかジラースとかしてよー。
なんか最後の最後に拍子抜けするぐらいのあっけらかんディズニー楽観主義で押し切られて、目が点、キョトンとしたまま終わったよ。
ここだけ残念。
子ども連れだったので吹き替えで見たから、もう一回、英語版で見よう。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.18 Tuesday
なんか胸がすぅーっとした/ネブラスカ
ネブラスカ〜ふたつの心をつなぐ旅
この白黒の映像というのは何でこんなに美しく、すんなり心に入り込んでくるんだろう。
ただの白黒じゃないんだろうなあ、きっと。
なんかフィルターかけてるんだろうなあ。
コントラストを押さえたような、中間色をきれいに出せるような。
セピアという感じでもなく、なんかあったかぁ〜い白黒、ひょっとして黄色を入れてたんかな?全然、いやらしさがなかった。
インチキのくじびきみたいなんで突然100万円が当たりました!みたいなDM、最近はけえへんけど、昔はよう来たもんです。
それを信じてネブラスカのリンカーンまで行く!という、ちょっとボケたおじいちゃんと、しかたがないからついて行ってあげることにした息子のお話。
途中で立ち寄る、おじいちゃんの故郷の町。
そこで起きるちっちゃいちっちゃい事件。
お話にしたらメチャ地味な話やけど、おじいちゃんのボケ方と、おばあちゃんのツッコミとふりまわされる息子。この図がたまらなくおかしいし、いとおしい。
おじいちゃんの夢だったトラックとエアコンプレッサーを手に入れて、堂々と故郷の町を走るおじいちゃん。
このおじいちゃん、どこまでが正気でどっからがボケてたのか。
実は全部分かっていたのでは??
久しぶりに、見終わって胸がすぅ〜っとする映画でした。よかった!
この白黒の映像というのは何でこんなに美しく、すんなり心に入り込んでくるんだろう。
ただの白黒じゃないんだろうなあ、きっと。
なんかフィルターかけてるんだろうなあ。
コントラストを押さえたような、中間色をきれいに出せるような。
セピアという感じでもなく、なんかあったかぁ〜い白黒、ひょっとして黄色を入れてたんかな?全然、いやらしさがなかった。
インチキのくじびきみたいなんで突然100万円が当たりました!みたいなDM、最近はけえへんけど、昔はよう来たもんです。
それを信じてネブラスカのリンカーンまで行く!という、ちょっとボケたおじいちゃんと、しかたがないからついて行ってあげることにした息子のお話。
途中で立ち寄る、おじいちゃんの故郷の町。
そこで起きるちっちゃいちっちゃい事件。
お話にしたらメチャ地味な話やけど、おじいちゃんのボケ方と、おばあちゃんのツッコミとふりまわされる息子。この図がたまらなくおかしいし、いとおしい。
おじいちゃんの夢だったトラックとエアコンプレッサーを手に入れて、堂々と故郷の町を走るおじいちゃん。
このおじいちゃん、どこまでが正気でどっからがボケてたのか。
実は全部分かっていたのでは??
久しぶりに、見終わって胸がすぅ〜っとする映画でした。よかった!
2014.03.15 Saturday
オスカーは取ったけど/それでも夜は明ける
それでも夜は明ける
やっと見に行ける時間に上映があったので行って来ましたが、意外と大入りでね。やっぱりこういう大人の映画はレイトショーできっちりやってくれないと、見に行きたくても行けない人が多いということなんでしょうか。
で、オスカー作品賞を取った「それでも・・・」ですが、やっぱりオスカーっぽいというかね。
奴隷制度を「実際にあったお話」として描いて、白人たちの酷さをこれでもかこれでもか!と見せつけ、でもブラピのようなちょっとリベラルな白人も登場させて、最後はまた自由黒人にもどって奴隷解放運動に積極的に関わって行ったという、ある意味ハッピーエンドのようだけど・・・。
う〜ん、はっきりゆうて、全く感動の「か」の字もなかった。
だってね、いきなり誘拐拉致されて自由だったソロモンさんが奴隷になってしまうんだけど、愛する妻と子にまた会うために「生きるんだ!」ってところが希薄なのよ。ただただ、されるがまま、すべてを甘んじて受け入れることで生きのびる。
ちょっとは反抗したり、助かろうと画策する場面もあるんやけど、結局それも阻まれて、しかたなくウソもつくしコビることもする。
ついに自由になれる瞬間も、同じ奴隷仲間をほったらかして、とりあえず自分だけが助かっちゃう。
それは仕方のないことやけど、あまりにも実話というか現実っぽすぎて、映画としてのエンタテイメントがないのよ。
泣けるはずのシーンも辛すぎて痛すぎて酷すぎて泣けないよ。
残念!
荒唐無稽なSFもの(ゼロ・グラ)になんかオスカーはやらないよー!ってことだったのでしょうか。
やっと見に行ける時間に上映があったので行って来ましたが、意外と大入りでね。やっぱりこういう大人の映画はレイトショーできっちりやってくれないと、見に行きたくても行けない人が多いということなんでしょうか。
で、オスカー作品賞を取った「それでも・・・」ですが、やっぱりオスカーっぽいというかね。
奴隷制度を「実際にあったお話」として描いて、白人たちの酷さをこれでもかこれでもか!と見せつけ、でもブラピのようなちょっとリベラルな白人も登場させて、最後はまた自由黒人にもどって奴隷解放運動に積極的に関わって行ったという、ある意味ハッピーエンドのようだけど・・・。
う〜ん、はっきりゆうて、全く感動の「か」の字もなかった。
だってね、いきなり誘拐拉致されて自由だったソロモンさんが奴隷になってしまうんだけど、愛する妻と子にまた会うために「生きるんだ!」ってところが希薄なのよ。ただただ、されるがまま、すべてを甘んじて受け入れることで生きのびる。
ちょっとは反抗したり、助かろうと画策する場面もあるんやけど、結局それも阻まれて、しかたなくウソもつくしコビることもする。
ついに自由になれる瞬間も、同じ奴隷仲間をほったらかして、とりあえず自分だけが助かっちゃう。
それは仕方のないことやけど、あまりにも実話というか現実っぽすぎて、映画としてのエンタテイメントがないのよ。
泣けるはずのシーンも辛すぎて痛すぎて酷すぎて泣けないよ。
残念!
荒唐無稽なSFもの(ゼロ・グラ)になんかオスカーはやらないよー!ってことだったのでしょうか。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.09 Sunday
エイズの映画です/ダラス・バイヤーズクラブ
ダラス・バイヤーズクラブ
昨日の「マチェーテ」といい、この「ダラス・バイヤーズクラブ」といい、まだ見てないけど「ネブラスカ」といい、普通なら難波やら梅田やらにまで出かけて行かんと見れんような『郊外のシネコンにかからないような』映画がTOHOシネマズ鳳で見られるゆうのが大事件とちゃうか?
鳳って、そんなに文化水準が高かったんかい?と不思議でしゃーないけど、どの映画をやって、どの映画をスルーするのかは一体どなたが決めてはるんでしょうか。
誰か詳しい人、いてませんか?
さて、アカデミー主演男優賞をとったマシュー・マコノヒー。
この激ヤセの体をはった、映画への取り組み方を見れば、納得でしょう。
同じく助演男優賞のジャレッド・レトもよかったです。
「フィラデルフィア」ほどではないけれど、この二人の関係がだんだんと「絆」になっていく様子はじーんと来ます。
↓ 特にこのシーン
見ていて痛々しいマシューさんですが、なんだか最後は潔くて実に男らしかったです。
昨日の「マチェーテ」といい、この「ダラス・バイヤーズクラブ」といい、まだ見てないけど「ネブラスカ」といい、普通なら難波やら梅田やらにまで出かけて行かんと見れんような『郊外のシネコンにかからないような』映画がTOHOシネマズ鳳で見られるゆうのが大事件とちゃうか?
鳳って、そんなに文化水準が高かったんかい?と不思議でしゃーないけど、どの映画をやって、どの映画をスルーするのかは一体どなたが決めてはるんでしょうか。
誰か詳しい人、いてませんか?
さて、アカデミー主演男優賞をとったマシュー・マコノヒー。
この激ヤセの体をはった、映画への取り組み方を見れば、納得でしょう。
同じく助演男優賞のジャレッド・レトもよかったです。
「フィラデルフィア」ほどではないけれど、この二人の関係がだんだんと「絆」になっていく様子はじーんと来ます。
↓ 特にこのシーン
見ていて痛々しいマシューさんですが、なんだか最後は潔くて実に男らしかったです。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.08 Saturday
ここまでアホらしいともうB級ではない/マチェーテ・キルズ
マチェーテ・キルズ
この前ホビットを見に行ったときアリオ鳳のTOHOシネマズでコレやる!と予告編で見て飛び上がったで。こんなマニアックでB級趣味悪映画をこんな田舎のシネコンでやってくれるなんて。
TOHOシネマズ鳳、おそるべし!
で、今回のマチェーテさん、アメリカ大統領(なんとチャーリー・シーン)から直々に頼まれた国家レベルのミッションを、自分自身の復讐(いきなりオープニングでジェシカ・アルバが死んでまう)のために請け負う。
今回の敵は麻薬カルテルのボスかとおもいきや、なんと軍需産業の大ボス(メル・ギブソン!!懐かしや&久しぶり)最後には宇宙に逃げる!!というえげつない展開。
ベタベタでけったいなアクションシーンの連続で、いちいち、何かをパロディってるから笑える笑える。大笑いや、爆笑や。ホンマよう笑た。
発射されたミサイルに抱きついて一緒に飛んで行きながら、起爆装置を解除するなんて、考えつくか?
ホンマ、アホらしいてアホらしいて、なんや情けのぉーなるわ。
この前ホビットを見に行ったときアリオ鳳のTOHOシネマズでコレやる!と予告編で見て飛び上がったで。こんなマニアックでB級趣味悪映画をこんな田舎のシネコンでやってくれるなんて。
TOHOシネマズ鳳、おそるべし!
で、今回のマチェーテさん、アメリカ大統領(なんとチャーリー・シーン)から直々に頼まれた国家レベルのミッションを、自分自身の復讐(いきなりオープニングでジェシカ・アルバが死んでまう)のために請け負う。
今回の敵は麻薬カルテルのボスかとおもいきや、なんと軍需産業の大ボス(メル・ギブソン!!懐かしや&久しぶり)最後には宇宙に逃げる!!というえげつない展開。
ベタベタでけったいなアクションシーンの連続で、いちいち、何かをパロディってるから笑える笑える。大笑いや、爆笑や。ホンマよう笑た。
発射されたミサイルに抱きついて一緒に飛んで行きながら、起爆装置を解除するなんて、考えつくか?
ホンマ、アホらしいてアホらしいて、なんや情けのぉーなるわ。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2014.03.01 Saturday
三部作の真ん中は・・・/ホビット〜竜に奪われた王国
ホビット〜竜に奪われた王国
ロード・オブ〜にしても、このホビットにしても、ごっついきれいで雄大で壮大でファンタジックな景色がどわーって大画面で見られるところが好きなんですけど、正直ゆうて、このホビット前作ほど「うきうき感」も「わくわく感」も「はらはら感」もなく、ただただあっちへいったりこっちへ来たりするストーリーの展開にちょっと飽きちゃいました。
男前のレゴラスが大活躍するとこはカッコええんやけど、そのアクションもワンパターンに見えて最後の方は「ふーん」って感じになっちゃうし、その恋人タウリエルがエルフというより人間っぽいから美しくないし、ぞろぞろついてくるドワーフたちも前作ほどおもろないし、竜のスマウグがベラベラしゃべりだして怖くない存在になっちゃうし・・・で、あーやっぱり3部作の真ん中は難しいなあと思ったのでありました。
期待の音楽も全然盛り上がらないし、あ〜あ〜という印象で出て来ちゃいました。
まあ、もっかい見に行こかな。
ロード・オブ〜にしても、このホビットにしても、ごっついきれいで雄大で壮大でファンタジックな景色がどわーって大画面で見られるところが好きなんですけど、正直ゆうて、このホビット前作ほど「うきうき感」も「わくわく感」も「はらはら感」もなく、ただただあっちへいったりこっちへ来たりするストーリーの展開にちょっと飽きちゃいました。
男前のレゴラスが大活躍するとこはカッコええんやけど、そのアクションもワンパターンに見えて最後の方は「ふーん」って感じになっちゃうし、その恋人タウリエルがエルフというより人間っぽいから美しくないし、ぞろぞろついてくるドワーフたちも前作ほどおもろないし、竜のスマウグがベラベラしゃべりだして怖くない存在になっちゃうし・・・で、あーやっぱり3部作の真ん中は難しいなあと思ったのでありました。
期待の音楽も全然盛り上がらないし、あ〜あ〜という印象で出て来ちゃいました。
まあ、もっかい見に行こかな。
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
| 1/1 pages |
- PR
-
Katsumi Imai
バナーを作成
- いまヤンの本棚
- Selected Entries
-
- この映画には「!」があった/LIFE! (03/30)
- 痛っ!と何べんもゆってしまう/ローン・サバイバー (03/28)
- なっちゅはおもしろかったって/アナと雪の女王 (03/22)
- なんか胸がすぅーっとした/ネブラスカ (03/18)
- オスカーは取ったけど/それでも夜は明ける (03/15)
- エイズの映画です/ダラス・バイヤーズクラブ (03/09)
- ここまでアホらしいともうB級ではない/マチェーテ・キルズ (03/08)
- 三部作の真ん中は・・・/ホビット〜竜に奪われた王国 (03/01)
- Categories
-
- Movie Review (1056)
- CD Review (253)
- ダイアリー (162)
- Archives
-
- May 2022 (1)
- April 2022 (3)
- March 2022 (3)
- February 2022 (1)
- January 2022 (2)
- December 2021 (3)
- November 2021 (2)
- October 2021 (4)
- September 2021 (2)
- August 2021 (6)
- July 2021 (2)
- June 2021 (6)
- April 2021 (3)
- March 2021 (3)
- February 2021 (2)
- December 2020 (1)
- November 2020 (2)
- October 2020 (1)
- September 2020 (6)
- July 2020 (3)
- June 2020 (4)
- March 2020 (2)
- February 2020 (4)
- January 2020 (6)
- December 2019 (3)
- November 2019 (4)
- October 2019 (6)
- September 2019 (3)
- August 2019 (1)
- July 2019 (1)
- June 2019 (4)
- May 2019 (6)
- April 2019 (2)
- March 2019 (4)
- February 2019 (5)
- January 2019 (6)
- December 2018 (1)
- November 2018 (1)
- October 2018 (2)
- September 2018 (3)
- August 2018 (2)
- July 2018 (2)
- June 2018 (4)
- May 2018 (1)
- April 2018 (4)
- March 2018 (4)
- February 2018 (3)
- January 2018 (3)
- December 2017 (4)
- November 2017 (4)
- October 2017 (3)
- September 2017 (4)
- July 2017 (4)
- June 2017 (6)
- May 2017 (2)
- April 2017 (6)
- March 2017 (4)
- February 2017 (3)
- January 2017 (3)
- December 2016 (5)
- November 2016 (4)
- October 2016 (2)
- September 2016 (2)
- August 2016 (1)
- July 2016 (5)
- June 2016 (6)
- May 2016 (2)
- April 2016 (5)
- March 2016 (2)
- February 2016 (3)
- January 2016 (2)
- December 2015 (7)
- November 2015 (3)
- October 2015 (3)
- September 2015 (3)
- August 2015 (4)
- July 2015 (3)
- June 2015 (2)
- May 2015 (1)
- April 2015 (3)
- March 2015 (1)
- February 2015 (2)
- January 2015 (2)
- December 2014 (3)
- November 2014 (4)
- September 2014 (3)
- August 2014 (4)
- July 2014 (2)
- June 2014 (4)
- April 2014 (3)
- March 2014 (8)
- February 2014 (3)
- January 2014 (3)
- December 2013 (8)
- November 2013 (4)
- October 2013 (1)
- September 2013 (4)
- August 2013 (6)
- July 2013 (1)
- June 2013 (5)
- May 2013 (3)
- April 2013 (6)
- March 2013 (7)
- February 2013 (5)
- January 2013 (9)
- December 2012 (9)
- November 2012 (9)
- October 2012 (17)
- September 2012 (9)
- August 2012 (14)
- July 2012 (11)
- June 2012 (11)
- May 2012 (10)
- April 2012 (20)
- March 2012 (14)
- February 2012 (16)
- January 2012 (17)
- December 2011 (20)
- November 2011 (22)
- October 2011 (21)
- September 2011 (14)
- August 2011 (16)
- July 2011 (15)
- June 2011 (12)
- May 2011 (25)
- April 2011 (16)
- March 2011 (12)
- February 2011 (12)
- January 2011 (22)
- December 2010 (15)
- November 2010 (16)
- October 2010 (18)
- September 2010 (15)
- August 2010 (36)
- July 2010 (26)
- June 2010 (19)
- May 2010 (26)
- April 2010 (14)
- March 2010 (17)
- February 2010 (17)
- January 2010 (24)
- December 2009 (24)
- November 2009 (14)
- October 2009 (17)
- September 2009 (15)
- August 2009 (29)
- July 2009 (17)
- June 2009 (13)
- May 2009 (5)
- April 2009 (10)
- March 2009 (16)
- February 2009 (13)
- January 2009 (13)
- December 2008 (8)
- November 2008 (7)
- October 2008 (15)
- September 2008 (11)
- August 2008 (18)
- July 2008 (16)
- June 2008 (12)
- May 2008 (15)
- April 2008 (15)
- March 2008 (13)
- February 2008 (9)
- January 2008 (11)
- December 2007 (15)
- November 2007 (16)
- October 2007 (11)
- September 2007 (11)
- August 2007 (3)
- July 2007 (6)
- June 2007 (3)
- May 2007 (7)
- April 2007 (4)
- March 2007 (4)
- January 2007 (2)
- December 2006 (5)
- November 2006 (10)
- October 2006 (5)
- September 2006 (1)
- August 2006 (8)
- February 2006 (8)
- January 2006 (6)
- December 2005 (3)
- November 2005 (3)
- October 2005 (4)
- September 2005 (11)
- August 2005 (2)
- February 2005 (1)
- February 2004 (4)
- January 2004 (3)
- December 2003 (5)
- November 2003 (1)
- October 2003 (2)
- August 2003 (5)
- July 2003 (6)
- June 2003 (5)
- May 2003 (1)
- April 2003 (2)
- March 2003 (6)
- February 2003 (6)
- January 2003 (6)
- December 2002 (5)
- November 2002 (6)
- October 2002 (6)
- September 2002 (3)
- August 2002 (10)
- July 2002 (9)
- June 2002 (5)
- May 2002 (9)
- April 2002 (10)
- March 2002 (11)
- February 2002 (11)
- January 2002 (13)
- December 2001 (17)
- November 2001 (18)
- October 2001 (19)
- September 2001 (12)
- August 2001 (14)
- July 2001 (22)
- June 2001 (18)
- April 2001 (2)
- March 2001 (11)
- February 2001 (16)
- January 2001 (21)
- August 2000 (16)
- July 2000 (30)
- June 2000 (31)
- May 2000 (26)
- April 2000 (3)
- Recent Comment
-
- サラエボの花
⇒ 株の初心者 (06/14) - 男の子ならチョー喜ぶ
⇒ いまヤン (06/15) - 男の子ならチョー喜ぶ
⇒ くみ (06/15) - PF.スローン
⇒ フレッシュ・サウンズ・コンテスト♪ (05/14) - ガリバー旅行記
⇒ いまヤン (11/21) - ガリバー旅行記
⇒ 居合抜き@なかなか練習行けなくてすみません (11/21) - クラッシュ
⇒ イマやん (08/29) - BECK
⇒ イマやん (02/08) - BECK
⇒ stone door (02/08) - 西遊記 (1960年)
⇒ いまヤン (01/15)
- サラエボの花
- Recent Trackback
-
- ccpガメラ2飛行形態
⇒ ガメラ医師のBlog (06/18) - SE7EN
⇒ これ好き! KoreaFan (12/05) - ポコ/POCO
⇒ 10秒で読もう!ニュース満載。 (07/26) - インセプション
⇒ 読みたいニュース集めました。 (07/18) - グリーン・ゾーン
⇒ 知りたいニュースは30秒で読め! (05/18) - アレサ・フランクリン ライノ版初期のアトランティック3枚
⇒ クリムゾンロワイヤル (09/08) - トロピック・サンダー
⇒ サンダーフォース6 (09/06) - フロスト×ニクソン
⇒ クリムゾンロワイヤル (09/06) - 平成ガメラ ブルーレイ・ボックス
⇒ ガメラ医師のBlog (09/03) - クリムゾン・タイド
⇒ クリムゾンロワイヤル (09/01)
- ccpガメラ2飛行形態
- Links
- Profile
- Search this site.
- Mobile