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    2014.01.26 Sunday

    山田組総出演/小さいおうち

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      小さいおうち

      あれ?去年から見た邦画は「風立ちぬ」「永遠の0」そしてコレと、全部、昭和のそれも戦争の時代の映画ばっかりだべ。

      山田洋次といえば「家族もの」だけど、今回は「不倫」なんてもんが絡んでくるんで、恋愛ものというか家族の秘密というか、ある意味ちょっと珍しいジャンル?に挑戦したという感じで。

      で、さすがに凝りに凝ったプロダクション・デザインというか美術というか、あの時代をうまく生き生きと、そして明るく描いています。


      雪国東北から女中奉公に出て来た黒木華が、年をとっておばあちゃんになり自分の半生を「自叙伝」と称してノートに書き綴る(こちらは倍賞千恵子)。

      平成のちょっと賢い妻夫木くんが「おばあちゃん、昭和のあの時代がそんなに明るいはずはないんだよ」と怒りだすのも当然なほど、小さいお家の平井家は明るかった。あんまり戦争の足音が聞こえて来ないからこそ松たか子吉岡秀隆はああなった。

      でも、北国から出て来た人間にしか分かんねえべーと同郷の吉岡秀隆と意気投合したこともある黒木華は決心して・・・(このシーンをノーカットで予告編に使うとは!)。

      その秘密の行動が平成の今になって解き明かされ、「まいったなー。この年になって母親の不倫の現場を見せられるとわー」と泣く名優・米倉斎加年が素晴らしい。

      じんわりと効いてくるアコーディオンの音楽がまたいい。久石譲

      この、明日はどないなるんや分からん平成の今、あの当時の、昭和のあの時代の人間の、やっぱり明日はどないなるんや分からん不安な焦りと、だからこそ今というこの瞬間を懸命に生きなければという本性の声が聞こえる。

      ガメラでおなじみ螢雪次朗が出てたのがうれしかった。



       JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(邦画)
      2014.01.13 Monday

      大画面で初鑑賞/ターミネーター

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        ターミネーター


        30年前かよ・・・びっくりするねえ。しかし何回見てもおもろい映画やねえ。今回は初の映画館・大画面!一応リマスターされてるみたいで、ちょっと画質も良くなって?いたようだし?音もはっきりして?いた?

        TOHOシネマズのアンコールみたいな企画でした。

        そらまあ30年前やねんからCGというもの自体がない、予算もない。そういう状況だから未来のシーンはアララだし、作り物丸出しの目の手術シーンとか腕の切開シーンとか、最後のガイコツの動きとかアララなのはしかたがない。

        でも映画として完全に成立しているところと、アクションとハラハラが最後まで飽きさせずに続く所が素晴らしいよねえ。

        「やっとやっつけたー!」と喜んでもまた出てくるというシツこさがたまらんねえ。いやぁ〜、やっぱ、恐いですねー怖いですねーコワイですねー。

        でも、あのラブシーンはいらんのとちゃうのん??あのシーンでも音楽はダダンダッダダン!やねんでー。


         JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
        2014.01.11 Saturday

        スタローン&シュワちゃんの大脱出

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          大脱出

          これは禁じ手じゃないッスか?
          スタローンとシュワちゃんを一緒に出して、ボカスカ肉弾戦させたり、ホロっと協力させたり、ドンパチ銃撃戦させたり、どっかで見たなあと思わせるアクションの連続とギャグで、2時間弱を無難に乗り切ります。

          しかし、脱出不可能というあの収容所が「船」だということは予告編で分かっちゃってるのがガッカリのその1ということでね。

          ここどこやねん!というのが最初のジャーンやのに、こっちゃ知ってるからジャーンになれへん。予告編の失敗です。

          ゆうたらゴジラガメラが一緒に出てくる怪獣映画みたいなもんで、どっちかだけをたてるゆうわけにはイカンところが話の持って行きようの難しいところで。

          ゴジラが勝ってガメラが負けるわけにも、ガメラが勝ってゴジラが負けるわけにもいかず、どっちも勝つというふうにせなアカン。どっちも死なせるわけにはいかない。となると、お話が単純になってしまう。敵が弱っちくなってしまう。そのへんがねえ・・・。

          まあしかし、シュワちゃんも去年の私的ベスト1になった「ラストスタンド」並みにドンパチやってくれるし、スタローンも「エクスペンダブルズ」並みに肉体鍛え上げてるし、それを見れただけで良しとせないかんかね。


          意外なところでサム・ニールが久しぶりに登場してました。




           JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
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