2022.05.14 Saturday

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    2013.02.24 Sunday

    UBLって何の略がわかる?

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       ゼロ・ダーク・サーティ

      作戦決行は午前0時30分、ゼロ・ダーク・サーティだった!


      2001年9.11同時多発テロ。

      誰も忘れることのできない、あの映像。
      敢えてその映像を画面に使わず、真っ暗なスクリーンから聞こえてくるのは、その瞬間の無線やケータイからの音声だけ。決して煽ることはしない。それでも観客にあの瞬間を完全に冷静に思い出させる。


      そこからドキュメンタリーのように細かく細かくリアルに隠さず、一日一日を時系列通りに描いて行く。

      パキスタンへ赴任したうら若きCIA女性分析官、マヤ。ひどい拷問を目の当たりにして動揺したり、いろんな情報に振り回されたり、拷問にも慣れて来たりするが、同僚を自爆テロで亡くし、さらにビンラディンを血眼になって追いかける。

      これが、あの「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」で、きれいだけど、空気読めない、ちょっとオツムが・・・という子をやってたジェシカ・チャステイン。女性監督のキャスリン・ビグローが「あんまりイメージの固まってない」彼女を選んだそうですが、これが大当たり。可憐すぎず、冷酷そうでもなく、キャリアにかける一途な強さと、涙を見せる弱さもあるというマヤを見事に演じていた。


      ただ、マヤにそんなに勘定移入できなかったのは、まだまだ「秘密」の部分が多かったからかもね。だって、CIA捜査官はこの人だと正体がバレたらアカンもん。だから、マヤの人間ドラマの一部分だけしか見られないから、ちょっと彼女に入り込めないとこもあったね。

      でも、緊張感というか、ドキドキ感はたっぷりでね。イスから飛び上がる程びっくりさせられたシーンが何度もあったよ。珍しく隣の隣に別のお客さんが座ってたから、ビクっとなってるのん悟られたと思うで。

      158分の長尺ですが、最後まで引っ張っていかれました。良かった。

      UBLとは・・・オサマ・ビンラディンの頭文字でした。


      2013.02.18 Monday

      それって最初から分かってたんちゃうん?

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         レッド・ライト



        デ・ニーロの映画ですから一応見なきゃあね・・・と行ったけど、トリックだとか謎解きだとか目の錯覚だとかこの男を疑え!だとかぐちゃぐちゃゆうてるわりには何もだまされるとこなかったで。

        棺桶の中に閉じ込められて埋められる映画「リミット」の監督ロドリゴ・コルテスだからって、何もそういうギュゥ〜ってなる感じもなかったしね。

        シガニー・ウィーバーもちょっとお太りになって、お老けになられたねという印象で、これではエイリアンのリプリーの復活はないかと。


        助手の科学者キリアン・マーフィーバットマンになれなかった人だけど、表情が分かりにくい人でね。これじゃ大根だよ。


        で、デ・ニーロはというと、忘れ去られた頃にまたやってきて一稼ぎしたらまた消えて行くユリ・ゲラーみたいなもんで(どんなんやねん?)、たいした役でもないのにやっちゃいましたって感じ??

        期待してなかった以上に期待はずれでした。残念。
        2013.02.15 Friday

        ジョン・マクレーン、まだまだ元気です

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          ダイ・ハード/ラスト・デイ

          ボクと生年月日が完全に一致するブルース・ウィリスの当たり役、ジョン・マクレーンが帰って来た! まあ、それだけで拍手喝采、大喜びで劇場へ!ってことになるのは当然。しかしアンタいつまでも元気やな〜。


          往年の「ダイ・ハード」なテイストを探しながら見てて、おお、ここに!おお、ここにも!とオタッキーな楽しみ方をするんだけど、結局、ジョン・マクレーンは強くなりすぎたのよ。


          裸足でガラスの破片を踏んで足の裏から血を流しながらも悪党をやっつける、そんな素人ヒーローだったのが、あれよあれよと、絶対に死なない世界一ツイてない男になっちゃった。

          絶対に死なないんなら何してもええやろということになり、どんな状況でも、どんなダメージを受けても、そして今回は無神経にもチェルノブイリの放射能を浴びてさえも死なない。

          おいおい、たった数秒間ふりかけるだけで放射能が「中和」されるようなシロモノがあるんなら国民の税金なんぼ使ってもいいから福島へ送ってよ!

          まったく、ハリウッドの核とか放射能汚染に対する無知ぶり・無配慮ぶりは健在でした。


          2012年だけでも7本の映画(エクスペンダブルズ2、シャドー・チェイサー、ルーパー、噂のギャンブラー、ムーンライズ・キングダム、ダイ・ハード5、G.Iジョー2)に出まくったブルースさんですが、あまりの忙しさにこのダイ・ハードも90分少々という尺で、アクションものとして見れば目新しい要素もあったけど、「イピカイイェ〜」も言わないジョン・マクレーンではちょっと残念でしたねー。


          2013.02.11 Monday

          トイ・カメラで撮った写真みたいな映画

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            ムーンライズ・キングダム


            トイ・カメラってあるやん?

            高性能なデジカメじゃなくて、ちっちゃくて気軽に持ち歩けるみたいな。撮った写真がなんとなくチープな感じでもあり、独特の色合いもあり、予期せぬ効果があったりするヤツよ。

            この映画全体がそういう映像処理されてるような感じで、いかにも60年代な色合いで、話がまた「小さな恋のメロディ」のまんまでね。

            美術さんのセットといい、ファッションといい、映画全体が「かいらし(可愛い)」感じで気持ちよかったです。


            出演者がこれまた超大物ぞろいであり、くせ者ぞろいでもあり、そういう役者さんたちの意外性もあって、さらに不思議な雰囲気をもった映画にしている。


            トイ・カメラの予期せぬ効果というよりは、監督の手腕に「やられた」という感じ。

            ときは1965年、ところはニューイングランド沖の小さな島。12才の子どもが駆け落ち??大人たちは大慌てだが、この騒動で「忘れていた何か」を思い出した大人たちが「再生」するというストーリーだけど、まあ、セリフやら場面の設定やら画面作りやらに笑かされっぱなし。

            なかなかツボにはまった映画でした。

            ゆっとくけど、感動とか涙とかとは無縁な映画ですので、そのつもりで。

            一番かわいそうだったのは、犬のスヌーピーくんでした。
            なにもあんなことまでせんでもよかったと思うけどなあ。
            アレはいらんやろ。
            なんで、あそこまでやったん?監督ぅ〜〜〜〜!!(怒)


            2013.02.02 Saturday

            予告編にだまされたらアカン

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               アウトロー /ジャック・リーチャー



              イーサン・ハントに続くトム・クルーズの新しいキャラクター「ジャック・リーチャー」誕生とかゆうて、いかにも悪人をばったばったと自身の正義の名において処刑していくかのようなキャラ設定のように宣伝していますが、そういう映画じゃない。

              ネタバレ
              無差別殺人に見せかけた、実はしっかりと動機のある殺人事件を見抜いて暴く元軍人・ジャック・リーチャーという、かなりハードボイルドなクライムサスペンスなんやけど・・・。


              残念ながら、いらんアクションやら、いらんドンパチやら、いらん暴力シーンで目をひこうとするイヤらしさが目立ってゲンナリさせる。

              女性弁護士との大人な会話もおもろいんやけど中途半端で、二人の関係はまったく何にもないというのもトム・クルーズっぽくない。

              全米ライフル協会御用達みたいな銃砲店(射撃場)のオッサンがシブいロバート・デュバルなんやけど、この設定、つまりロバート・デュバルが主人公の助っ人に登場するという映画は他にもあったはず。題名やらは思い出せませんが、どっかで見たデジャヴな感じ〜。


              まあ、なんにしても、また次ありまっせー的な終わり方もイヤだなあ。

              トムさん、この映画をシリーズものにするのはやめときなはれ
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