2012.08.28 Tuesday
あなたへ
この年の差に涙が・・・
珍しく邦画も見ましたよ。なんせ高倉健さんですから。
非常に大人な映画でした。淡々と粛々と・・・よけいなドラマはいらないとばかりに、各エピソードも実はドラマチックなんだけど、ドラマチックには仕上げないというか。盛り上げる気はさらさらないよって感じでね。
あ〜、もったいない。
しょーもない役者の「くささ」はなかったんで、一応、合格点ですが、
やっぱり、もったいない。
田中裕子さんが52才で亡くなって、高倉健さんはあのお年ですから、その年の差を考えると、なんだか「人ごと」とは思えなくてオープニングで泣きそうになっちゃいましたが、他にもっと泣けそうなお話いっぱいあったのに・・・
あ〜、もったいない。
2012.08.28 Tuesday
1911
辛亥革命のお話です
ジャッキー・チェン!
なんとまあ、ジャッキーの映画なのに「しんきくさい!」
1シーンだけジャッキーの格闘技が見れただけ。
孫文だの袁世凱だの、辛亥革命の「講義」を聞いてるみたいな映画でした。
2012.08.28 Tuesday
フライトナイト/恐怖の夜
なんじゃ、吸血鬼かよ!
ただのホラーものだった。
設定的にはもっとアホらしい感じになるはず(だって、ダサい高校生がめちゃベッピンな彼女を、隣の吸血鬼のオッサンから守るという話ですよ)なのに、非常に普通の正当派ホラーになってて、残念でした。
吸血鬼のオッサンって、コリン・ファレルだよ。めちゃヤラしそうな感じでおもろかった。
2012.08.24 Friday
ラビット・ホール
つらすぎます
ニコール・キッドマンさんがほとんど笑わない、しんどい映画。
アーロン・エッカートが息子の飼っていた犬に八つ当たりして「アイム・ソーリー」という場面、つらすぎて・・・。
2012.08.22 Wednesday
THE GREY 凍える太陽
何?黒部の太陽?
いらんわー、このサブタイトル
この設定、あの「生きてこそ」と同じなので、映画の中のセリフでも「生きてこそ」のことがでてくるが、なにしろマイナス20度の極寒の中で生き残れるのか!さらに、スキー場のリフトに置いてけぼりにされる映画「フローズン」と同じように狼が襲いかかる。
タイトルの THE GREY って、灰色狼のことなんかなぁ〜?
ところがねー、その灰色狼のボスがメッチャ巨大なヤツなんやけど、ジャーンって現れたとき、なんじゃ、作りモンかいな〜って・・・ガックリやん。
安もんのムートン貼付けたみたいな、へたくそな狼ロボットみたいなんもん、見せられたら、東宝特撮映画で育った我々おっさん世代は「こらーっ、もっとマジメにやらんかー!」と怒っちゃうよ。
でもまあ、あんな過酷な状況の中で、これを撮影した、演技した、そのスタッフ&俳優さんのお世話をした、そういう人たちの苦労を考えると、いやぁ〜、よく頑張りましたねー。ホント、ようやりはった!と頭が下がる思いです。
ご苦労様でした。
しかーし!!
毎回思うが、エンドロールの途中で席を立って出ていてしまう君たち!
君たちはなぜ学習しない!なぜ気がつかない。
もうエエかげんにしたらどうよ!
「え〜〜〜〜っ、そんなシーンがまだあったん??途中で出たから見逃したわ〜」って経験、ないの??
今日も君たちは見逃したのよ。
最後の最後に、リーアム・ニーソンVS人食い狼王ロボ(ット)の戦いの末、どちらが勝ったのかというシーンが!!!
たぶん、君たちは「あんな途中で終わったらあかんよなあ。さあ今から対決やっちゅうのにブチっと終わったらアカンよなあ。おもんねぇ〜」とかゆうてるんだろうが、バーカ!
最後まで見てたら分かったのに〜〜。
(っていうか、最後の最後のそのまた最後のシーンを見ても、勝ったのかどうかは分かりません)
2012.08.21 Tuesday
ロキシー・ミュージックのスタジオ録音 ボックスセット
あんなジャケットでは高校生は買えませんでした
1972年「ロキシー・ミュージック」から1982年「アヴァロン」までのスタジオ盤8枚と、シングルのB面の曲とかレコードになったのとは別バージョンのが入った2枚、合わせて10枚組のボックスセット。安い!
これが、ジャケットもちゃんと、分厚い紙で二つ折りでLPのミニサイズみたいに作ってあって、CDも派手な色の紙袋に、なんとピクチャーディスクが入っているという超豪華&エエ仕事してるというもの。
このオマケの2枚がことのほかオモロイ。
シングルのB面の曲なんて聞いたこと無かったけど、飯野(イーノ)さんが好きな事やってたり、なんでハワイアンやねん!があったり、オモロイ。
別バージョンというヤツも1種類じゃなくて、複数あって、聞き比べてもオモロイ。
飯野さんのプログレ路線と、フィル・マンザラデモネエさんのクレイジーさと、サンフラワー・フェリーさんの気持ち悪い妖しさが、だんだんとこなれて来て落ち着いて来て、聞き易くなって、ついには名盤「フレッシュ+ブラッド」になり、そして超名盤「アヴァロン」に行き着く過程は、いっきに聞くと感動します。
2012.08.20 Monday
トータル・リコール
あれ〜?火星が出てこなーい!
今回のケイト・ベッキンセールさんは「鬼嫁」です。最初は優しそうな奥さんだったのに、その正体が分かってからはずぅーっと星一徹みたいに眉毛をタテにして恐い顔ばっかり。
でも、こんな恐い顔してじぃーっと見つめられたら、いやーん、もっといじめてぇ〜ってな感じになるところですが、自分が誰だか分からないコリン・ファレルくんは、そんな執念深いケイトさんから逃げるばかり。
コリンくんのホントの?恋人はジェシカ・ビールさんで、新しい所では「ニューイヤーズ・イブ」の妊婦さん。この人もキレイなのに、眉間にシワよせてばっかりでしたね。
さて、シュワちゃん&ポール・バームクーヘンのコンビで大ヒットの「トータル・リコール」のリメイクですが、原作のリメイクというよりも、映画をリメイクしたっちゅう感じでね。オリジナルを知ってると笑えるシーンがあったりで、旧作ファンへも大サービスというところか。
世界観は「ブレードナンナー」的で、細かい所までとてもいい感じで、ごちゃまぜアジアチックな貧民労働者コロニーの雰囲気が出てました。
監督が「ダイ・ハード4.0」の人だからか?エンディングは「ダイ・ハード」でしたね。あれで、雪でも降ってクリスマス・ソングでも流れたら、もっとおもろかったのにー!
でも、さすがにアクションシーンはお得意なようで、3Dでもないのに、何べんものけぞってしまった程(ポップコーンの入れ物落ちたがな!)、アクションシーンは楽しめました。
実は今日,職場で「トータル・リコール見たけど、何がなんやら分からんかった」という人と「始まって、すぐに飽きてしまった」という人と「アメリカではコケたんでしょ?」という人がおったんやけど、ボクはコレ、好きですねえ。おもろかったよ。
2012.08.19 Sunday
ザ・クリミナル/合衆国の陰謀
陰謀とか、そういう話ではないのだ
「パールハーバー」での白衣の天使、ケイト・ベッキンセール。もう、ほんまにおキレイな方ですが、そのケイトさんが事もあろうに拘置所&刑務所に入れられ、顔ボコボコにされるという映画。
そそ、そんな〜。可哀想〜〜〜っ。
まず、オープニング。大統領暗殺未遂事件があり、その黒幕にベネズエラが関与しているという情報から米軍はベネズエラを空爆する。
なんと、単純な・・・。
こんな大統領,ホンマにおったけど・・・。
新聞記者のケイトさん、ひょんなことから(ずっとここが謎なんだけど、すぐに気がついてしまったよ。残念)元大使の妻がCIAのエージェントだということを知ってしまう。そのCIAのエージェントは「ベネズエラは関係ない」って報告をしたのに、政府に無視されたというから、これはスクープ!大特ダネ。だって、暗殺に関係のないベネズエラを空爆しちゃったんだからね。
ところが、誰がCIAかなんてことは国家秘密。それをバラしたら国家機密漏洩で罪になる。誰が新聞記者にリークしたのか!!国家権力は必死でそれをさぐろうとする。
しかし、記者としては情報源を絶対に言わないケイトさんは、法廷侮辱罪とやらで拘置所へ。
ここで、見逃せないのは、ケイトさんの新聞記者も、正体をバラされたCIAの女性エージェントも、二人とも「ママ」だということ。母親なのだ。
男なら、どっちの立場であっても、思いっきり自分の正義なり主義のために体を張っても許されるだろうけど、ママがそんなことしたら家庭はどうなるの?子どもはどうなるの?ご亭主との関係は??・・・と、女性だからということで、残念ながら「周りの目」が違ってくるし、そこを考えると自分の主義・主張も押し通せないかも。
これは、映画のテーマからはずれるかもシランけど、ボクにはそこが「う〜ん」と引っ掛かったとこだなあ。
国家権力側のマット・ディロンは「クラッシュ」の憎たらしい警官役の人だけど、この映画でもかなり憎たらしい。でも、彼も法にのっとって「秘密をもらしたヤツ」を裁こうとしてるだけなんだよね。
ってことで、みんながみんな、どん詰まりの状況におちいったまま、映画は終わる。
救いのないエンディングでした。
がっくり!
2012.08.19 Sunday
メカニック
こちら、ブロンソン版
やっぱり出て来たジル・アイランドリメイクの「メカニック」見たから、こっちも復習。
いかにも70年代の映画ですねえ。
いきなりオープニングの突然現れるブロンソンの顔のアップ。
今なら場内、大爆笑ですよ、あんなの。
ところが、あの当時は「う〜〜ん、マンダム。カッコいいぜ」となったんやね。
ほとんど忘れてましたが、こんな映画だったんやろなあ・・・。
2012.08.15 Wednesday
アベンジャーズ
バズーカを構えたサミュエル・L・ジャクソンはドムだった
さっそく見てきました、アベンジャーズ。
一応、それぞれの映画は見てるからね。
でも、細かい所で「えっ?そのセリフ、何のこと?」って思うとこもあって、しまった予習しときゃよかったって思わされたね。オタク度が試される映画でもあるね。
しかし、宇宙から悪者がやってくるっちゅうんで、集められたメンバーたちがごちゃごちゃと仲間割れしてる前半が長い!!長過ぎる!!
後半のアベンジャーズ大暴れ(特にハルクは強すぎる)はホンマにおもろかったのに残念。
ブラック・ウイドウことスカーレット・ヨハンセン。黒いスーツでいいですねえ。しかし、「上げて寄せ過ぎ」ちゃいますか?そこまで強調せんでも・・・。
普通にキレイな人やのにねえ。
ネタバレ!エンドロールの後のお約束。
閉店時間を過ぎた、きったなーい店で、アベンジャーズがそろって何か食べたりしてるんやけど、みんな「おいしなさそう」で「おもろなさそう」で「疲れきった様子」で、「全員無言」というシーン。
大爆笑でしたね。
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