2022.05.14 Saturday

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    2012.05.31 Thursday

    ジャニス

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      白人女性がブルースをモロに歌う
      それ自体がタブーだったのだ

      映画としてはスカです。

      コンサート・フィルムをつなぎあわせて、テレビやらなんやらのインタビューをはりあわせて作っただけ。作り手のジャニスへの解釈が全く見られない。ダメ・ドキュメンタリーです。

      ただ、白人のブルースファンはいっぱいいただろうし、白人男性のブルース・シンガーはロック畑にもいっぱいいたけど、白人女性がブルースを歌うってことが「まだ」早過ぎたってことは感じたなあ。

      女性ボーカルは見た目が大事で、どんなに感情移入して歌ってても「女としてのキレイさ、美しさ」、ゆうたらビジュアル的にキレイとかかわいいとか、そう見えるかどうかが問題で、そう見せるためにどう歌うかみたいなことが大事だった時代。

      そんなとき、生まれ故郷では「笑い者」にされて育ったジャニスがサンフランシスコへ出て来て、ブルースを歌う。思いっきり歌う。どう見られようがおかまいなしに、歌いたいから歌う、歌いたいことを歌う。タブーを犯したわけね。

      それが「衝撃的」だったから、モンタレーで一夜にしてスーパーヒロインになった。

      でも、時代はまだそこまで進んでなかった。間違って産まれてしまったジャニスという大天才を、時代という怪物がおしつぶし消し去ってしまった。

      そんなふうに思える映画でした。


       JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
      2012.05.26 Saturday

      ロシアより愛をこめて

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        007シリーズ第2弾

        このころの007シリーズを見てて思うのは、同時代に作られた東宝のクレイジーシリーズと非常にタッチが似ているということ。

        カラーの色とかギャグのセンスとか、観光名所の描き方とか、絶対に出てくる「PAN・AM」航空とか。

        ロシアのスパイをやったロバート・ショウがいいんだけど、油断もスキもあるジェームス・ボンドになぜ勝てない!

        ボンド・ガールのダニエラ・ビアンキ、べっぴんだったけど、アンタもスパイの端くれならもうちょっとスパイらしいことしなさい。ただの普通のOLじゃんか。

        ホテルのメイド姿で登場する女ボス、そのコスプレは大爆笑でしょう。

         JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
        2012.05.26 Saturday

        ノーウェアボーイ / ひとりぼっちのあいつ

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          ふーん、ジョン・レノンって可哀想な子ども時代だったのね

          育ての親と生みの親の間で揺れ動くジョンの青春時代。ふ〜ん、そうやったんかー。

          全然関係おまへんけど、2才のなっちゅの最近の口癖が「ふ〜ん、そうやったんかー」なんです。

          「これ、だれ、やったん?」
          「かあちゃんやで」
          「ふ〜ん、そうやったんかー」

          「これ、なにぃ?」
          「これはトトのドラム」
          「ふ〜ん、そうやったんかー」

          なんでも「ふ〜ん、そうやったんかー」です。


           JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
          2012.05.20 Sunday

          ファミリー・ツリー

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            またまた予告編にだまされたが、
            ハワイよいとこ一度はおいでみたいな映画


            ジョージ・クルーニーがスーツを着ない映画なんて想像できる?
            ずっと短パンとアロハだよ。

            ジョージ・クルーニーが相手の女優さん相手にラブシーンしない映画なんて想像できる?
            キスは一度っきり、それも「復讐」のキスのみ。

            ジョージ・クルーニーがメソメソ泣く映画なんて想像できる?
            二人の娘に罵倒され、妻に浮気され、泣くんだよ。

            そういう意味でジョージ・クルーニーの新しい?魅力を大いに売り出す映画なんだけど、ボク的にはあんまり魅力を感じなかった。やっぱりあの顔では無理がある。

            同じ意味でマット・デイモンがロン毛で父親をやる「幸せへのキセキ」も予告編では超期待大だけど、どうなんでしょう。ジェイソン・ボーンのイメージ強すぎて・・・。

            弁護士の仕事まっしぐらで妻とも娘たちとも会話がなかった中年男が、妻の事故で家庭と向き合うようになり・・・バラバラだった家族が再生できるのか?みたいな感動ものを期待して見に行くと「あれ?」っとなります。

            ハワイの美しい景色が眼にしみます。


            普通に「まあまあよかった」と言える映画でした。


             JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
            2012.05.13 Sunday

            幸せの教室

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              ジュリア・ロバーツも44か・・・

              学校ものだから観ないわけにはいかんでしょう。


              トム・ハンクスが製作・監督・脚本・主演と全部やって、相手役をジュリア・ロバーツに来てもらって、まあゆうたら「学歴がないためリストラされた50男が大学生になって人生やりなおす」という出来過ぎたお話。出来杉くんな話は「ラブコメ」だからしゃーないよね。

              ラブコメというジャンルとしては、おもしろかったですね。

              脇役たちが達者な人たちばかりだし、キャラクター設定もよくできていたしね。

              なんといってもアメリカのコミュニティ・カレッジという生涯教育をサポートするシステムがいいよ。勉強したいと思い立ったら無試験で入学できるし、授業料も安いみたいだし、地元密着でいい雰囲気だしね。

              二人のラブシーンも少なめでよかったし、久しぶりのラブコメは正解でした。


              スター・トレックのミスター・カトーが出てたのには驚いた!(それで「スタトレ・ネタ」もあったのかー!)



               JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
              2012.05.05 Saturday

              CCR / CHRONICLE THE 20 GREATEST HITS

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                ダグ・クリフォードのドラムは・・・

                戦争映画とかドンパチ・バトルものの定番と言って良いのがCCRの「フォーチュネット・サン(FORTUNATE SON)」だ。歌詞はベトナム戦争に対するいわゆる反戦ものなのに、戦争映画では絶対に出てくるね。

                さて、この「フォーチュネット・サン」がこの前見た「バトルシップ」のエンディングで流れたとき、イントロのバスドラムの「ドン・ドン」「ドン・ドン」ゆうアホみたいな誰でも出来るフレーズがえらい「自信にあふれた音」に聞こえたのよね。

                たかが8ビートの「ドン・ドン」だけど、実に味わい深い何とも言えん意味深な音なのよ。

                ダグ・クリフォードのドラムが「うまい」ゆう話は聞いたことが無いんだけど、この曲のこのイントロのバスドラが気になって気になって、ひょっとしたら「すごい」ドラマーなのではないか!と・・・

                で、このアルバム、ボクはなぜか「ライブものを集めてベスト・アルバム風にしてあるヤツ」と完全に勘違いして買っちゃったんですが、ライブなんて全然なくて、ただのスタジオ盤のベスト編集もの。
                それも、同じジャケットで2枚組があったり、そうでないのがあったり、入ってる曲が違ったりと、非常にややこしい買いにくい代物だったのです。
                しかし、この20曲という選曲は、はっきり言って、サイコーの20曲であります。
                持ってるCDとダブりまくりですが、いいのです、CCRは、これで。

                20曲聞いてみて、ダグのドラムはどうだったか?

                やっぱりシンプルなバスドラには力がこもっていた!


                 JUGEMテーマ:ROCK
                2012.05.04 Friday

                これぞ、真「パール」/PEARL SESSIONS

                0
                  「ムーブ・オーバー」が完成して行く過程に身を乗り出してしまう

                  完成された「パール」はもう何度も何度も聞いて来たけど、そこへいくまでの過程がドキュメンタリーのように記録された、これぞ「真・パール」と呼ぶべきカンペキな2枚組。

                  ケラケラ笑いながらレコーディングをすすめていくジャニスとプロデューサーのポール・ロスチャイルド、そしてフル・ティルト・ブギーのメンバーたち。

                  ちょっと〜音程とられへんやんかー
                  ほんならギターでガイドのメロディー弾いたろか
                  うん、そうして、そうして

                  歌い易くなったわ。でもテンポがどうも・・・
                  じゃあ,もう少しテンポ・アップでいこうか

                  ケラケラケラ!今のん、早すぎひん?
                  こんなもんちゃう?

                  ダーイヤモンド、こうてんかー
                  ダーイヤモンド、たーかーい
                  たーかーいーは えんとつー

                  ベンツの車 こうてんかー
                  カラーテレビ こうてんかー

                  今のん、録音してた?

                  いやー、きっとこんな感じだったんでしょうか??

                  このアルバムは今年のベスト候補になりますよ!


                   JUGEMテーマ:ROCK
                  2012.05.04 Friday

                  "something good" FROM THE GOFFIN & KING SONGBOOK

                  0
                    ロックが台頭してくるまでは彼らの天下だった

                    いい気持ちにさせてくれる曲ばかりがずらーっと並んでいる、さすが!な1枚。

                    いわゆる「ソングライター」たちが商売できたのはビートルズが自分の曲は自分で作るのが当然という常識を作ってしまうまで。

                    このアルバムに入っているザ・バーズの「ゴーイン・バック」が、それを象徴しています。なんで自分たちで曲を作れるのに人の曲をやらされるんだ!と不満たらたらだったザ・バーズ。

                    ロックのミュージシャンたちは他人が書いた曲なんかできるか!と、ソングライター稼業の人たちを遠ざけて行きます。

                    で、商売あがったり!になったキャロル・キングは自作自演の素晴らしいアルバムを出して行く!のでした。

                    しかし、ゴフィン&キングの曲たちは不滅なのです。


                      



                     JUGEMテーマ:ROCK
                    2012.05.04 Friday

                    007/ゴールドフィンガー

                    0
                      ドターッのシーンがホンマにおもろい

                      これまたたまらん面白さ。

                      アヒル?のついたウェットスーツで潜ってるジェームズ・ボンド登場シーンから、最後のジェット機内での決着シーンまで、一本筋を通すかのように漂う「おバカ」エッセンス。

                      これぞ、007!

                      決してハードボイルドな冷たいスパイものではなく、そんなアホな〜な「おバカ」テイストの積み重ねこそ、007の面白さなのでしょう。

                      シリーズ3作目にして、007映画を完成させた作品!(お色気シーンが少ないが)

                      いやぁ〜、おもろかった。

                      フォート・ノックスを守る米軍6何人?が一斉に「ドターッ」のシーンは大笑いです。吉本みたいです。

                       JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
                      2012.05.03 Thursday

                      007/ドクター・ノオ

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                        これがシリーズ第一作!ここが原点!

                        このオープニングの60年代の安っちいポップさがたまらんね。

                        原子力とか放射能とかの、まるでノー天気な扱いがこれまたたまらんね。

                        初代ボンド・ガールの白い水着での登場シーン(ハル・ベリーの元ネタ)もたまらんね。

                        月ロケットを電波で妨害して世界征服を企むドクター・ノオの企画力の無さもたまらんね。

                        ショーン・コネリーのB級テイストもたまらんね。


                        いやー、おもろかった


                         JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
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