2012.03.30 Friday
BIG BROTHER AND THE HOLDING COMPANY
評価:
Big Brother & The Holding Company (Feat. Janis Jop |
ジャニスの最高傑作と、そのオマケと、ウッドストックのジャニス
67年のモンタレー・ポップ・フェスで登場するや、聴衆を完全にノックアウトしたジャニス。68年に発表された最高のライブ・アルバムが「チープ・スリル」
そして、もう一つは同じ68年のライブ・アルバム「ライブ・アット・ザ・カルーセル・ボールルーム1968」
曲目とかカブってるけど、この2枚でジャニスの凄さが痛いほど分かります。
いまさらごちゃごちゃ説明したってしゃーないけど、一つだけ。
アレサ・フランクリンが好きだと言ってた(ような気がする)けど、歌い方はエタ・ジェームスにやっぱり似てるなあ。ブルースだぁ!
この2枚とウッドストックでの完全版を繰り返して聞いてたら、ジャニスが降りてくるような気がするなあ。ボクの周りはジャニスのオーラ?がなんとなく漂っています。
バーボン注いで、線香たいて、お待ちしております。
いや、ホンマ、最高や。イエー!ジャニス!
ホールディング・カンパニーの兄ちゃんらも負けんとガンバレー!へたくそー!
しかし、パワーとオーラは十分や!
もうすぐ「パール」のデラックス版みたいなのが出るから、こっちも期待やね。
JUGEMテーマ:ROCK
2012.03.29 Thursday
127時間
それでも生きて帰ってこられた!
グランド・キャニオンのどっかで岩と岩の間に腕がはさまって動けなくなっちゃった!
↑この写真にある丸っこい大きな岩が落ちてきて右腕がはさまっちゃうのだ。
ただそれだけの映画。
なのに、ちゃんと最後まで魅せてくれる。目が離せない。
アーロンといっしょに震えたりノドが乾いたり怖かったり、そして死ぬほど痛かったり。
この追体験というか、自分がそうなったように思わせる術は監督のダニー・ボイルのなせる技。
あんまり聞いたことない人やなと思ったけど、なんのなんの!何本も見てるで、この監督の作品。
「トレインスポッティング」「普通じゃない」「ザ・ビーチ」「28日後」「28週後」「スラムドッグ$ミリオネア」
カンオケに入れられて生き埋めにされて、カンオケの中だけで頑張る映画あったやん?題名忘れたけど。
あの設定に似てるけど、こっちのほうが最後はいい気持ちになれます。
2012.03.28 Wednesday
モンスターズ/地球外生命体
この名前、覚えておこう
ギャレス・エドワード
ハリウッド版次期ゴジラの監督に抜擢されたとかされてないとか、噂の監督がこの人、ギャレス・エドワード。
このギャレス・エドワードが監督・脚本・撮影を一人でやったB級低予算映画の「モンスターズ」はまことに退屈で眠たい映画でした。
出てくるエイリアンはもう何年もそこにいて、米軍が掃討作戦に出るんやけどなかなか全滅しない。全滅どころか、木に卵を産みつけてどんどん繁殖しているという世界観。
人間と大ダコ宇宙怪獣がある意味「共存」しているというか「同時に存在している」という展開がユニーク。
う〜ん、これじゃあ、次期ゴジラもまたコケそうだ・・・。
2012.03.27 Tuesday
戦火の馬
健全な映画です!健全すぎましたが・・・
予告編見た時から泣く気まんまんだった。よっしゃ、泣いたるぞーっ!MOVIXは火曜日はメンズ・デイで¥1,000だし。
おウマさんの数奇な運命をうまいこと見せ場作って見せてくれますねえ。さすがはスピルバーグというところでしょうか。
前半の、このイギリス?の田園風景がホンマに美しくてね〜。流れるジョン・ウイリアムズの曲がまた良くて、ちょっと「指輪物語」にも似てたなあ〜。エンドロールにチラッとピーター・ジャクソンの名前を見つけたけど、何か絡んでたのかな?
最初は貧乏な小作農民にセリで買われて、アルビー青年に大切に育てられる。サラブレッドなのに鋤をひかされたりしたけど、でも生活費のために軍人さんに売られて、その軍人さんは戦死したんでドイツ軍の病人を運ぶ馬車ウマとして働かされ、その馬車係も脱走を企てたため処刑され、おウマさんは田舎の娘さんにかくまわれる。ところがまたドイツ軍に奪われて巨大な大砲を引く馬になり、ついには逃げ出す!生きるために!育ててくれたアルビーに会うために!
ほらね、涙腺ゆるんでくるでしょ。
前半の美しい田園風景とはうってかわって後半は「西部戦線異常なし」みたいな塹壕シーンでかなり悲惨。
おウマさんが有刺鉄線を体中に巻き付けながら必死で走るシーンは「痛い痛い」と言いながら涙が出る。
そしてついにアルビーと・・・。うぇ〜ん!
健全なお話で健全な涙。いや〜、1940年代のハリウッド映画っぽいですねえ。できすぎです。
でも、ボクならラストは「みなしごハッチ」のように、今までおウマさんのジョーイに関わって来た人たちをちょこちょこと登場させて「あ、あのウマは・・・あのときの・・・」とか思い出させて、そして最後はアルビーのもとへ・・・という展開にするなあ。
2012.03.27 Tuesday
Small Faces / 40th Anniversary Edition
ソウルがやりたかったロックバンド
66年のデビューアルバム。ジャケット見ても完全にアイドル系のバンドとしか思えないし、ビートルズの真似して出て来たポップグループかよ!ってな感じなんだけどね。
ところが、やっぱりスモール・フェイセスですな。そんじょそこらのバンドとは格が違います。
デビューアルバムの1曲目が「シェイク」ですから!
ブルースじゃなくて、ソウル・R&Bがやりたかったロックバンドなんですな、スモール・フェイセスは。納得!
ザ・フーがウエスト・エンド出のモッズの代表なら、こっちはイースト・エンドのモッズだい!という構図だったらしいけど、当時の映像見たらスティーブ・マリオットもピート・タウンゼントに負けんぐらいド派手なアクションでギター弾いてますし、ベースのロニー・レーンも歌えるというのは武器でしたね。
2012.03.26 Monday
THE ALLMAN BROTHERS BAND / A & R STUDIOS:NEW YORK, 1971
評価:
The Allman Brothers Band |
オールマンの最初の2枚のアルバムは出た当初は地元では評判になったけど「売れた!」というところまでは行かなかった。ローリング・ストーンズ誌だけがレビューで絶賛したのみ。
71年3月のフィルモア・イーストでのライブ盤が7月に出るや、その人気は全米へと広がりはじめる。
このチャンスを逃すな!と、その年の8月に再びニューヨークへ戻ってA & R STUDIODでライブをやり、その模様は全米でFMラジオでオンエアされた。
そして、その2ケ月後、デュアン・オールマンはオートバイの事故でこの世を去る。
そのときのライブ録音がコレ。貴重な音源です。
2012.03.24 Saturday
デッドマン・ウォーキング
死刑に対してどうのこうのじゃなく、人はどう死ぬかみたいな・・・
「ショーシャンク」「ミスティック・リバー」のティム・ロビンスが監督、スーザン・サランドンが尼僧、ショーン・ペンが死刑囚、ジャック・ブラックがその死刑囚の弟(←これはオマケ)。
「ショーシャンク」では終身刑は死刑よりキツイみたいなことゆってたけど、やっぱり法の下に人間が人間を殺すという死刑の方がキツイよねえ。
なんて、軽い気持ちで見たら頭んなかギューってなってくる映画でした。キツイ!
2012.03.24 Saturday
世界侵略:ロサンゼルス決戦
男の子必見!血沸き肉踊る!
また見た。やっぱりおもろい。まさに男の子の映画!
世界規模で起こったエイリアンの地球侵略をロスだけにしぼって、さらにアーロン・エッカートの小隊だけにしぼって描いたのが正解。
これがあっちもこっちも、あれもこれも、あそこでもここでも・・・とやってたらダメだったでしょう。
2012.03.24 Saturday
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
おもろい!ただし後半だけ
アポロ11号が月面から持ち帰ったものが全ての始まりだったというのがミソだけど、そのへんの悪ものトランスフォーマーのワナについの話がちょいとダルい。だって、150分もあるドンパチ系なんてイランでしょ。
後半の、実はオプティマスたちは地球から追放されてなかったのよ〜んから始まるバトルはホンマにめっちゃおもろい、楽しい、ワクワクする!
そこへムササビ忍者部隊やら、シールズ特殊部隊やら、お友達傭兵部隊やらが絡んで来て、戦争シュミレーションみたいな雰囲気になってきて、これはガメラ2か!!と思えるぐらい似てる感じがして、さらにワクワク。
エンディングはこれまたガメラ3か!!と、傷ついたオプティマスたちがまだまだ残っているはずの悪モノたちとの戦いを予感させて終わる。
さすがマイケル・ベイ、ド派手なことをやらせたら右に出る者はおりません。
ちょい役、脇役で超有名スターたちがボロボロになりながら出てますが、喜んでやってるんでしょうかねぇ〜。
サムとハンブルビーの友情にもグッときちゃうしね。よかったで。
2012.03.19 Monday
車でいつも聞いてるのに全く飽きない!最長不倒記録更新中!
エタ.ジェイムスの「テル・ママ」についてはすでにレビュー済みなんだけどね。
ボクは買ったCDは一度普通にコンポで聞いてから、取りあえず車の中に置いといて聞くことにしてるのよね。
1月に買ったこのアルバム。今だに車の中にあるのよ。
ってことは、子どもの保育園のお迎え、家族のお買い物、泉たまの練習、映画館へ行くとき・・・と、ずっとエタ・ジェイムス聞いてるんだけど、全く飽きがこない。
本来、ボクは飽き症でね、買っても1回か2回で終わってしまうCDもあるし、たとえ気に入っても1カ月聞き続けたらさすがに別のに取り替えるのよ。
ところが、これは別のに取り替える気がおこらない。
たいしたもんだね、エタ・ジェイムス!すごいアルバムだね、「テル・ママ」!
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Katsumi Imai
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