2010.09.26 Sunday
TSUNAMI (津波)
くさい!
デザスター・パニックものは大好きなので、韓国映画だけど、ポイントたまってタダなので、無理矢理見に行きました。でも後悔先に立たず。あ〜、大失敗。くさい、くさい、くさいんじゃぁ〜っ!
<超日本語吹き替え>を、なんと「平成ゴジラ」で悪評高い大森一樹と、ディアゴスティーニ「東宝特撮映画DVDコレクション」で毎号解説を書いている川北紘一が監修しているらしいんだけど、何の役にもたっていない。というかエンディング曲がAKB48だっせ!
しかし、不思議に感じたのは、ボクは日本人なんでアメリカ人よりも韓国人に「民族的」には近いはずなんだけど、韓国人の感情表現には全くついていけなかったってこと。逆にハリウッド映画の方が感情表現すんなり受け入れられる。なんで?洗脳された??
まあ、今はどっかの「調子に乗ってるヤカラ大国」に腹立ってるから韓国にもいい印象もてなかったからかもね。
問題の津波シーンは他の映画でもう見たわという程度でした。
2010.09.23 Thursday
ミスター・ノーボディ
これまた清々しいラスト・マカロニ
超早撃ちの老ガンマンにヘンリー・フォンダ
彼を倒して名を上げたい風来坊にレテンス・ヒル
セルジオ・レオーネ原案・トニーノ・ヴァレリ監督・音楽は当然エンニオ・モリコーネ
マカロニ・ウエスタン最後の作品とされる、この映画はサム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」をかなり意識していたようで、墓標にサム・ペキンパーの名前が刻まれていたり、老ガンマンを狙う悪党集団をワイルドバンチと呼び、150人ものワイルドバンチを相手にヘンリー・フォンダがかっこ良く撃ちまくる。
その悪者ワイルドバンチが登場すると音楽もなぜか「ワルキューレ」をおもちゃのラッパで鳴らしてるようなおどけたテーマに変わる。
ハッピーエンドっぽいラストシーンはニューオリンズに巨大なセットを組んで、見せてくれる!
マカロニがこんな清々しいラストシーンでいいのか!と思えるほど、気持ちの良い映画でした。
2010.09.22 Wednesday
帰って来たガンマン
あんまりマカロニらしくないさっぱりしたマカロニ
よくある復讐劇に「用心棒」のような「どっちの味方?」と思わせるような演出。
撃ち合いシーンにはダイナマイトをボンボン使って派手にしようとしてますが、残酷さはまるで無く、見終わっても「マカロニ特有のイヤ〜な感じ」のしない、さわやかな西部劇になっています。
男前なのに、この映画ぐらいしかないヒーローさん(トーマス・ハンターって人)が主人公なのかなって思ってたら、最後の最後においしいとこ独り占めしたオジサン・ガンマン(ダン・デュリエって人)が真のヒーローだったのでした。
2010.09.17 Friday
ウルフマン
しまった!これは劇場で見とくべきだった!
映画館で見なかった理由
その1 紅トロ(ベニチオ・デル・トロ)がもひとつ好きじゃない
その2 こういう時代のゴシック系の映画はちょっと苦手
その3 どうせ狼男に変身して殺しまくるんだろ
見て改心したこと
その1 紅トロは素のときでも狼男に見える
その2 ゴシックな雰囲気(セピアなモノトーン)だったけど、カメラがとてもよかった。視線を意識して撮ってるという感じで、非常にカメラワークが自然で、最近はやりの「スタイリッシュ」なイヤミったらしいところはなかった
その3 変身は骨格がボキボキ変わっていくところはCGで仕方がないけど、顔とかは特殊メイクで古典的&芸術的な感じでよかった
さらに思ったこと
その1 紅トロの役をブラピがやってたらもっと大ヒットしてたかも
その2 ウルフマン2があるんなら、マトリックスのヒューゴ・ウイービングが狼男だ
その3 アンソニー・ホプキンスまで大サービスで狼男に変身してくれたが、こっちは今にも「ぼっちゃま〜、狼男でがんす〜」と言いそうな顔だった
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
2010.09.16 Thursday
情無用のジャンゴ
情無用どころか情けないわ、このマカロニ
とんでもないダラダラ感とこれ見よがしな残酷シーン、そして意味不明だが意味ありげな登場人物たち。
66年なんて、こんな映画でもマカロニウエスタンだ!ってんで一応公開はしたんでしょうねえ。それにしてもひどい。
ガンマンのくせに出てくる悪者たちの銃の腕がひどい。へたくそ。全然当たらない。
だから、アクションシーンがまったくさえない。ひどい。
撃たれて出る血が「習字の先生がもっている朱色の墨汁」なのでハナマル書きたくなる。ひどい。
謎のインディアンとか、街の顔役のホモ息子とか、頭のイカれた奥さんとか、バーの娼婦とか、街を裏であやつる黒シャツ部隊とか、いろいろ登場するんだけど、全部が中途半端な役柄で意味がない。ひどい。
しかし!あの男前の若造は何を隠そう、あのレイモンド・ラブロックだったのだ!
70年頃、日本でもティーンの間で超人気。髪の毛サラサラの長髪でリチャード・クレイダーマン?似の超美男子。スクリーンとかそういう雑誌にも人気ベスト10に入っていたはず。
あのレイモンド・ラブロックのデビュー作だったとは・・・
そして代表作「ガラスの部屋」のテーマ曲こそ、あの今は亡き「ひろしです」のバックに流れている曲なのだ!
2010.09.14 Tuesday
キングコングの逆襲
東宝創立35周年記念作品は
キングコングの逆襲とクレージー黄金作戦
クレージーキャッツの谷啓さんがお亡くなりになりましたねー。どんどん昭和が遠くなっていきます。
昭和42年のこの映画も「ウルトラマン」と同時上映。
怪獣は映画で見るものではなく、テレビで見るものに変わっていった時代です。
それにしてもマダム・ピラニアの浜美枝さんがいいですねー。同じく悪役ドクター・フーの天本英世さんと二人でこの映画を引っ張っています。
登場するたびに衣装が思い切り60年代の最新ファッションで、魅せてくれます。
「お前は日本人でも中国人でもない。どこの国だ!ベトナムかタイか!」と宝田明につめよられますが、実は北朝鮮だったのかしら???このへん、非常に微妙ですね〜。
キングコングはやっぱり造形としてはウルトラQのゴロー並でボクとしては笑いをこらえるのが精一杯ですが、メカニコングはもっとカッコいい見せ場が作れたんじゃないかなあと残念な感じですね。
2010.09.09 Thursday
ワイルド・エンジェル
バイクやら反体制という言葉やらに興味を持ち始めた
1970年の高校生ならいざしらず、
今こんな映画見たってなんにもおもろない
ピグミーと呼ばれていたチビで丸顔のマイケル・ポラードという人は70年の「お前と俺」でロバート・レッドフォードと共演していた人だ。
本物のヘルズ・エンジェルスが大挙して出演しているが、ゆうこと聞けへんから撮影が大変だったのか、逆に映画に出られるから喜んで行儀がよかったのかどうかは不明。
2010.09.08 Wednesday
初恋のきた道
時々無性に会いたくなる子がいます。
この映画のデイがその一人です。
デイの愛した先生のように、先生が朗読して生徒が後について読む、授業って、この繰り返しで十分じゃないのかな?
総合じゃ英語活動じゃ道徳じゃ学力向上じゃとガタガタうるさいんだよ!
先生が読む通り、生徒もまねして読む。
ただ、それだけの繰り返しの中で、先生は生徒に伝えたいことを伝える。生徒は先生の心を読み取って響いていく。
それだけでいいんじゃないかな。
あのボロッちい教室には勉強したい!と心から願っている子どもたちが集まってきていた。
今と違うのはここだ!
2010.09.06 Monday
大魔神逆襲
大魔神の逆襲ではなく「大魔神逆襲」なのだ
マグマ大使のガム(二宮秀樹さん・・・いったい今どこで何をしているんでしょうか?)たち4人の村の少年たちが兄や父を救うため、魔人のお山を越えて悪者武士のいる地獄谷へと大冒険。
っていうといかにも子ども向けだけど、途中で仲間の一人が川に流され死んでしまったり、友だち二人を救うため自分は神様に身を捧げ谷から身を投げるというシーンもあり、かなりシビア?
とはいうものの、子ども対大人の武士の戦いはかなり間が抜けている。
大魔神は何に怒って逆襲するのか???そこが「はてな?」だけど、自分の分身のタカを悪者に殺められたからか・・・。
1作目、2作目ではぶらさげていただけの宝剣をついに抜いて悪者の親玉に突き刺すが、ちょっとスケール感がおかしいようで・・・。
大魔神はこのシリーズ3作で終わったこと自体が素晴らしい伝説となった理由でしょう。
2010.09.06 Monday
jewel / Sweet & Wild
たまにはこういう思いっきりポップなカントリーもいいよ
結局、最近のカントリーはバックのサウンドはそこらのウエストコースト系カントリーロックなんかよりも俄然ロックになっていて、バックだけ聞いてたらどこのバンドや!カッコええやんか!ってことになるんやけど、そこはアメリカの演歌歌手・カントリーシンガーはあくまでもカントリーをコブシをまわして鼻で歌うのです。
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