2022.05.14 Saturday

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2010.05.31 Monday

    デニス・ホッパー氏死去

    0
       ハリウッドの反逆児 死去



      監督・脚本・出演の「イージー・ライダー」たった1本でアメリカン・ニュー・シネマを代表する人になった偉大な映画人、デニス・ホッパーさんが亡くなった。

      1954年「大砂塵」がスクリーン・デビュー(18才)で、翌年にはジェームス・ディーンと「理由なき反抗」で共演。次の「ジャイアンツ」にも出て以来、ジェームス・ディーンとは親友だということになっているらしい。ほんとかどうかは不明。

      ボクが知ってるデニス・ホッパーの一番古い映画はバート・ランカスターとカーク・ダグラスの「OK牧場の決斗(1957)」だ。その次となるとイーストウッドの「奴らを高く吊るせ(1968)」で、69年が「イージー・ライダー」となる。

      次作の「ラストムービー」で映画の配給会社とモメてハリウッドを追放される!詳しい事はようシランけど、イージー・ライダーの監督やからと思って会社は契約したけどムチャクチャな内容の映画(見てないから何とも言えんが・・・)やったから配給されなかったことに腹を立てたとかそういう話らしい。

      79年の「地獄の黙示録」から、さっぱり姿を見せないなという状態が続いた後、89年ジョディ・フォスターと「ハートに火をつけて」でまたまた?映画会社とモメることに。

      そして完全復活?したのがキアヌ・リーブスの「スピード(94年)」とケビン・コスナーの「ウォーター・ワールド(95年)」でしょう。

      96年にはアホみたいな「スペース・トラッカー」で宇宙のトラック野郎(ディープ・パープルか!?)を演じていた。

      2001年、テレビの「24・シーズン1」で元気な姿を見せていたのがボクにとっての最後のデニス・ホッパーだった。

      最後の作品となった2008年の「エレジー」と「ヘルライド」、見なくちゃね。


      2010.05.31 Monday

      G.I.ジョー

      0
        荒唐無稽もここまで来たら圧巻!

        予告編を見て、あまりのムチャさに映画館には行かなかったが、後悔先に立たず。大画面で見るべきだった〜。

        昭和30年代生まれの僕たちの家には必ずG.I.ジョー人形があって、服やらヘルメットやら鉄砲を着せ替え人形のようにして遊んでいた。お金持ちならいろんなパーツを買ってもらえたが、いまヤン家では無理で、1体だけのノーマルバージョンを弟と2人で大事に大事にして遊んでたもんだ。

        そのG.I.ジョーも現代ではこないなっちゃいますか!?へぇ〜〜〜〜っ!

        「地球が静止する日」の宇宙人の兵器みたいに金属やら何でも食べちゃうナノ・ナントカゆうものをめぐって、G.I.ジョー軍団と軍事産業のボスとが戦う。

        それこそマンガの世界をそのまま実写に置き換えただけの何でもありのムチャクチャな話。

        でも男子が喜ぶアイテムが全部そろっていて楽しめる事100%確実!!

        パリの市街地での大暴れはマイケル・ベイもびっくりの大迫力アクションだし、海中での戦闘はスター・ウォーズもびっくりのカッコ良さ。カンフー・アクション(イ・ビョンホン!?)も楽しめるし、マッハ6の空中戦もある。スティーブン・ソマーズもハリウッド・アクションのコツが分かったんですかね。非常に楽しませてもらいました。

        JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
         
        2010.05.30 Sunday

        砂漠の戦場 エル・アラメン

        0
          評価:
          エルネスト・ガスタルディ,レミジオ・デル・グロッソ

          決死の地雷作戦

          これも公開当時に見た戦争映画。いわば「戦車もの」ですね。

          前半のイタリア軍&ドイツ軍VSイギリス軍のアフリカ戦線での戦いのシーンはほとんど覚えていなかったけど、最後の決死の地雷作戦は鮮明に覚えていたぞ。

          ドイツ軍のロンメル率いる戦車部隊は撤退。その撤退を助けるためにイタリア軍は敵のイギリス軍戦車部隊を迎え撃つ。

          鉄砲の弾も大砲の砲弾もなくなったイタリア軍部隊は地雷を抱いて敵戦車の下にもぐり込み爆破するという特攻作戦で応じる。

          なんと悲惨な・・・!

          そしてロベール・オッセン扮するロンメル将軍は「この撤退は歴史に讃えられるだろう」という言葉を残してアフリカから去って行く。

          JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
           
          2010.05.27 Thursday

          スタックス 50周年記念コレクション(缶入りバージョン)

          0
            缶かんに入った3枚組のスタックス・ソウル全42曲

            なんで缶かんに入ってるのか意味が分からんが、どうも缶かんの方がプラスチックの入れ物よりも環境にええやろということらしい。CDは分厚い再生紙段ボールみたいなケースに入っているからやっぱり環境にやさしいということらしい。

            この缶かん入り3枚組シリーズは他にもCCRとかレーナード・スキナードとかオーティスとかモンキーズとかいろいろ出てるみたいです。

            この安さなら買ってもいいんですが、同じタイトルの「スタックス 50周年コレクション」で収録されている曲数が違うバージョンが2、3種類あって一体ホンモノはどれなのだ!と慌ててしまいます。

            いろんなミュージシャンたちのいい曲を集めたものって、お馴染みの人のお馴染みの曲も楽しいけど、今まで知らなかった人との出会いもあって、それも楽しみの一つですよね。

            シャーリー・ブラウンってシランかったけど、いいですね〜。「ウーマン・トゥ・ウーマン」って曲なんですが、「女どおし、サシで話をつけようじゃないの!」って曲。
            ダンナの浮気相手に直接電話をかけて「もしもし、あたし、○○の家内なんだけどサ。今朝、ダンナのポケットからアンタの電話番号見つけてサ。あたしゃ、あの人の家内なんだよ。話つけようじゃないの!あたしゃ、あの人を愛してるのサ!」ってな調子。
            「ドリーム・ガールズ」みたいに歌っているシーンが想像できる。

            スタックス・レーベルの詳しいストーリーも27ページもあるブックレットに載っていますよ。こういう裏話、好きな人は是非どうぞ。



            JUGEMテーマ:ROCK
             
            2010.05.26 Wednesday

            怪獣総進撃

            0
               11大怪獣総出演?



              この映画を見るたびに疑問に思う事。

              パリの凱旋門に出現した地底怪獣がなぜゴロザウルスなのか!?

              その実況放送がなぜ「地底怪獣バラゴンが現れました」と言うのか!?

              本物のバラゴンは最後にちらっと登場するだけ!

              バランに至っては全く動かないギニョールだけでの出演!

              マンダはヒゲもツノも取れてしまった不良品での出演!

              キングギドラをみんなでリンチするオール日本軍(実際にはゴジラ、アンギラス、ラドン、モスラ、ゴロザウルス、クモンガ)はちょっと情けないぞ!
              こら!ミニラ!「ボクは見てただけだもん」なんて言わせないぞ!

              ただ、ゴジラと防衛隊との市街戦は平成ゴジラにも通じるカッコよさがある。
              富士の裾野でのリンチにしてもセットの広さがモノを言う大迫力。
              ここは見どころですね。


              2010.05.25 Tuesday

              沈黙の鎮魂歌

              0
                単純明快!

                このくだらなさがセガール映画のキモなのだ



                JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
                 
                2010.05.24 Monday

                頭上の敵機

                0
                  1949年!戦争映画の古典

                  ロンドン郊外にあるアーチベリー飛行場。今はもう使われていない、その飛行場跡に一人のおじいちゃんが自転車でやってくる。自転車のカゴにはロンドンの骨董品屋で見つけた古くて傷物の「レッドバロン」の顔をかたどった大きなピッチャーが入っている。

                  そのおじいちゃんはB−17爆撃隊でデスクワークをしていた元軍人で、第918爆撃隊が出撃するときには、あのレッドバロンが暖炉の上に置かれていたのだった。

                  滑走路の跡をぶらぶらするおじいちゃんが見上げる空に、爆音を響かせて傷ついた爆撃機が帰還してくるシーンとオーバーラップする。おじいちゃんの回想がこの映画だというプロローグ。

                  ここまでが実にていねいに哀愁をもって描かれる。

                  登場人物のその後から始めて、回想という形で時間を戻してストーリーを語らせるのは、よくあるパターンだけど、このオープニングのていねいさは素晴らしい。

                  完全にぐぐっと映画に入り込んでしまったね。

                  テレビでも何べんもやってたから「なにを今さら」だけど、テレビではこのオープニングはカットされてました。

                  鬼のようにクルーたちを鍛え上げてきたのに、最後にはとうとう「錯乱状態」になってしまうグレゴリー・ペック。ここは何となく日本映画の雰囲気。

                  そして、また、例のおじいちゃんが帰還する友軍機を見上げた空から、現在の空へと移って、おじいちゃんは自転車で静かに戻って行く。

                  完ぺきなストーリーテリングでした。



                  JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
                   
                  2010.05.21 Friday

                  カプリコーン・リズム・セクション

                  0
                    カプリコーン御抱えスタジオミュージシャンの底力

                    カウボーイつながりで、こんなところにたどり着いた。


                    カプリコーン・リズム・セクション

                    メンバーはギター&ボーカル:スコット・ボイヤーとトミー・タルトン(スライドはこっち)
                    キーボード:ポール・ホーンズビー
                    ドラム:ビル・スチュワート
                    ベース:ジョニー・サンドリン

                    「プリーズ・ビー・ウイズ・ミー」「オール・マイ・フレンズ」のスコット・ボイヤーの名曲の他、エディー・ヒントン、ダン・ペン、オーティス・レディングの曲もやってて、基本にブルースありの普通のサザンロックであります。

                    2005年の録音で、メンバーは泉たまなんかよりもっと先輩なんで、ボーカルにちょっとしんどいところありますが、昔取った杵柄というやつで、安心して聞けます。

                    ところが、この安心して・・・というのがくせ者で、昔懐かしいメンバーたちの同窓会につきあってるだけでいいのか!というお叱りの言葉も飛んで来そうです。

                    でも、それでいいのダ。

                    こういう人たちがまだまだ頑張ってて、自分たちが信じてやってきた音楽をしつこくやることで、自分たちが生きて来た・生かしてもらって来た「ロックの世界」に恩返しをしていると思うのです。

                    こういう人たちは、これでいいのダ。

                    でも、泉たまは昔懐かしい音を懐かしんでいるのではなく、昔から好きだった音をあこがれをもって再現したいという気持ちと、今、ボクらオッサンたちが生きてる時代を歌いたいという気持ちで、ロックに恩返ししたいと考えています(いまヤンはね)。

                    JUGEMテーマ:ROCK
                     
                    2010.05.20 Thursday

                    夕陽のギャングたち

                    0
                      ♪ション、ション、ショ〜ン♪

                      セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネ、ロッド・スタイガー、ジェームズ・コバーン!

                      完ぺきですね、このメンバーのマカロニ・ウエスタン。

                      「ション、ション、ション」のテーマ曲は、大昔に見た記憶が脳細胞の奥の方に残っていたので、聞いた瞬間「あっ、これか!」と思い出した。

                      ダイナマイト野郎と盗賊の2人組がメキシコ革命にどんどん巻き込まれながら、クールな友情で結ばれて行く。
                      ラストのタバコのシーンは男泣きの場面だ。やっぱりタバコが似合う。

                      のっけから役者のアップがめちゃくちゃ多くて、目やら口やら表情だけで演技させ、モリコーネの音楽とうまくブレンドさせて、全てを語らせている。

                      だから、表情だけの演技の時間が長い。セリフで全てを語らないから観てる方はジィーっと表情だけからいろいろ想像したり考えたり納得したりせんといかん。

                      だから、全体的にダれたような感じのところもある。なんせ153分!!

                      なんでもかんでもセリフで説明してくれる、お気軽ハリウッド・アクションに慣れてると、この長さは正直ちょっとしんどかった。

                      全くガンさばきのない花火屋(ダイナマイトの専門家)のコバーンは、カッコいいロングコートを着て、いきなりオートバイで登場するというビックリシーンはインパクト十分でした。


                      JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
                       
                      2010.05.19 Wednesday

                      黄金の七人

                      0
                        ふ〜じこちゃぁ〜ん!

                        いや〜、お見事ですねえ。この軽快さ。
                        泥棒映画の古典。
                        その後のクライム・ムービーの原型となった名作です。

                        いきなり始まるスイス銀行金塊強奪大作戦。

                        シャバダバ、シャバダバとジャズのようなバロックのようなスキャットがめっちゃオシャレ〜!

                        次の展開がどうなるのか、こっちは知ってるのに、なぜかハラハラドキドキ。

                        裏切りと騙しあいのどんでん返しも、分かってるのに、ついつい「へぇ〜っ!」と思っちゃう。

                        誰一人として死なない、非常に健康的な犯罪映画です。

                        いや〜、やっぱり、映画って、いいもんですねっ!

                        JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
                         
                        Calendar
                              1
                        2345678
                        9101112131415
                        16171819202122
                        23242526272829
                        3031     
                        << May 2010 >>
                        PR
                        Facebook
                        Katsumi Imai

                        バナーを作成
                        いまヤンの本棚
                        Selected Entries
                        Categories
                        Archives
                        Recent Comment
                        Recent Trackback
                        Links
                        Profile
                        Search this site.
                        Others
                        Mobile
                        qrcode
                        Powered by
                        30days Album
                        無料ブログ作成サービス JUGEM