2022.05.14 Saturday

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    2009.03.31 Tuesday

    小泉純一郎と竹中平蔵の罪

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      「週刊金曜日」をやめた理由を思い出した

       何年前かなあ、もう20年ほど経つのかなあ、「週刊金曜日」ができてから・・・。

       実はボクは創刊号(準備号の段階から)からの定期購読者だったのです。当時は本多勝一にハマってましてね。I was crazy about Katsuichi Honda's books.

       でも5年ほど読んでいてやめました。あまりにも文句というか悪口というか批判する相手に対する態度の悪さがイヤになってやめました。

       この本の佐高信も「週刊金曜日」の一派ですから、その態度は同じでした。

       サブプライムローンって一体何や?で、ちょこっと本を探して読んでみましたが、今、読んでいる堤未果の「ルポ貧困大国アメリカ」が一番よく分かります。

       で、日本もサブプライムローンなどの影響でこんなふうになってる諸悪の根源は小泉純一郎と竹中平蔵だと分かって来て、この本のタイトルに惹かれて読んでみましたが、タイトルに関係あるのは最初の5ページぐらいで、あとはサンデー毎日とかの佐高の悪口・文句を集めただけの本でした。

       高い本買って損した。ブックオフでもこんなん持って行っても100円かなあ。
      2009.03.29 Sunday

      ウォッチメン

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        ヒーローたちが作った偽物の世界平和とは!(ネタバレ要注意)

         40年代から現れたスーパーヒーローたちとその後継者たち。彼らのおかげで歴史は塗り替えられて行く。

         ケネディ暗殺も、キューバ危機を回避したのも、ベトナム戦争で勝利したのも、アポロが月へ降りれたのも、なんとニクソンがウォーターゲートで失脚しなかったのも、フラワームーブメントを銃弾で弾圧したのも、彼らスーパーヒーローたちのおかげ。

         そして、ニクソンのせいで米ソはついに核戦争へ!!

         しかし、それを防いだのもスーパーヒーローの力だった??!!

         映像的にはボクみたいな映画オタッキーな人には楽しめるし、いろんな映画のパロディというかオマージュもニヤリとさせてくれるし、バイオレンスありアクションありラブシーンもイランけどありで飽きさせないようになってる。160分もある長編だけどあんまりお尻痛くならない。

         でも『おもろないんじゃ〜!』

         なんかねえ、人間をバカにしてるというか、正義ってものをバカにしてるというか、たとえDCコミックスの世界だとはいえ、あんまりな結末だし、あまりにダークすぎるんですよ、すべてが。もっとあっけらかんと明るく楽しくできんかったのかねえ。
         歴史が変わっちゃってるのはいいですよ。でも、ケネディ殺したらアカンやろ。ベトナムで大巨人が現れてベトコン殺したらアカンやろ。殺しまくるのはアカンで〜、ヒーローやねんから。

         人殺しヒーローなんていりません!

         と、甘っちょろいことゆうてるボクに向かって、最後に「でも平和になったんやからエエやないか!なんか文句あるんか〜!他になんかエエ方法でもあったらゆうてくれや!こうでもせんと世界に平和なんかいつまでたっても来んのじゃ〜!」と突きつけて来る。

         そ、そ、そんなんゆわれたってエエ方法なんかないかもしらんけど、人間やねんから、もうちょっと知恵をしぼって、みんなで考えて・・・答えられません、ボクには。

         しかし、最後にはヒーローの一人、ロールシャッハ(顔の覆面がロールシャッハテストの模様のようにくるくる変わる)の告発文書が小さな新聞社に届く。人類はそこで真相を知ることになる。そして、その次に訪れるのは、戦争か平和か・・・。おわり〜!

         と、考えると意外と深い映画やねんけど、やっぱりアカン。人、死に過ぎ!殺され過ぎ!


        PS.昔の名曲がいっぱい聞けるので、そこは楽しかったですよ。それとニクソンの鼻の先っちょが二つに割れているところ、大ウケでした。

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        2009.03.25 Wednesday

        これもジャージー・ショア・サウンド JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND

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          評価:
          John Cafferty & the Beaver Brown Band

          ボスに似すぎていた為にメジャーになれなかった男

           もともと、この人を知ったのはスタローンの映画「コブラ」に使われていた曲「ボイス・オブ・アメリカズ・サンズ」を聞いてカッコええ〜!と思ったから。まさに「明日への暴走」のスプリングスティーンだったからね。

           ソロアルバムとか聞いたけど、やっぱりボスに似ている。似ているというよりも似過ぎ。そっくりさんですか?それともパロディでパクってやってるの?というぐらい。

           でも、カッコいいのよ。サックスの入り方なんかボスのバンド(クラレンス・クレモンズ)と全くいっしょで泣かせる。

           やっぱり、昨日のサウスサイド・ジョニーと同じで、いわゆるジャージー・ショア・サウンドというくくりの中に入ってるバンドなのね。

           でもやっぱり似すぎていたから、知らないうちに「あの人は今・・・」な人になっちゃったようです。でもビーバーブラウンバンドはまだやってるみたい。ジョン・キャファティさんはどうしているんでしょう・・・。

           尚「ロッキー4」にも曲が使われているので「コブラ」と併せてどうぞ。


          Casino Pier, Seaside Heights, New Jersey


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          2009.03.24 Tuesday

          サウスサイド・ジョニーの今

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            2008年のサウスサイド・ジョニー。60才を越えました。
            それでも The Asbury Jukes と活動中です。
            お腹は出て来たけど、まだまだ髪の毛は健在ですなあ。
            一番前で見ているお客さんの方がハゲちゃってますがな。

            泉たまもまだまだいけるぞ〜!
            2009.03.24 Tuesday

            Southside Johnny & The Asbury Jukes

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              絶頂期のサウスサイド・ジョニー!この勢いがたまらない!

               世に Jersey Shore sound というのがありまして、ニュージャージーを中心にフィラデルフィア、メリーランド、ロード・アイランド、ニューヨークとかでビートルズ以前の時代に起こって来た音楽を指すらしい。イタリア系移民の影響を大きく受けて、ロックンロール、ドゥーワップ、R&Bをごっちゃにしたようなロックですな。フランキー・バリからスプリングスティーンまでをひっくるめてジャージー・ショア・サウンドというんだって。

               で、このサウスサイド・ジョニー!ボスの影響をモロに受けておりますが、ジュークスのサウンドがかなりホーンセクションをばりばりにきかせたスタックス・レーベル的なソウルに仕上げていて、ボスというよりサム・クックという感じで素晴らしい。

               78年の12月23日ボストンはパラダイスシアターでの録音なのでクリスマスソングの大サービスなんかも入ってるんやけど、なにしろ絶頂期ですから彼らの代表曲はほとんど全部入っている!ボスの曲もあるし、リトル・スティーブンと呼ばれたヴァン・ザントが大活躍です。

               がんがんライブを進めて行く雰囲気はJ・ガイルズにも通じるものがあり、トランペットが音をはずそうが、ギターがはずそうが、タイミングがちょっとずれようが、全く関係無しの怒濤の勢いがすごい!カッコいいです!

               なんで、サウスサイド・ジョニーがあんまりメジャーにならないのか不思議なぐらい、ホンマにカッコいいんですよ。曲もいいしねえ、ソウルなロックがめっちゃドライブしてるし、男っぽい音に唸っちゃうんだけどなあ。

              「狼少年ケン」みたいなイントロの When You Dance をやってるっちゅうだけで絶対におもろいアルバムです。スタジオ版よりも象の鳴き声がファンキーですよ。




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              2009.03.24 Tuesday

              マカロニ・ウエスタンだ!夕陽のガンマン

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                65年の映画ですから今とはスピード感が違います

                 でも、やっぱり、リー・バン・クリーフはめちゃ渋カッコいいです!

                 全く笑わないクリント・イーストウッドも渋いんですが、この映画はリーさんがメインでしょう。だって、リーさんの復讐劇だもんね。イーストウッドはただの賞金稼ぎ。そりゃあ妹の復讐の方が重たいでしょう。

                 この映画、初めて見たのはたぶん日曜洋画劇場だったと思うけど、何べんもテレビでやってるし、レンタルビデオでも見たし、レンタルDVDでも見たし、ついに買って見たし、ホンマにみんな何べんも見てる映画やと思う。でも、おもろいもんはおもろいよね。

                 そりゃあまあ、スピード感ってことでは40年以上も前ですから、かなりかったるいところありますよ。

                 でも、オルゴールが鳴り止んだら抜け!という最後のシーンで、そろそろ鳴り止むぞ!どっちが早く抜くんだ?ってときに、別のオルゴールが鳴り出すという、あの対決のカタルシス!ぐわぁ〜〜〜って来るとこや!ええな〜。

                 最後の、イーストウッドが倒したお尋ね者を数えてたら「あれ?一匹足りない・・・」あ〜!後ろから撃たれるぞ〜!危なーい!
                 くるっと振り向いてバキューン!  いいですね〜。映画ですね〜。また「続・夕陽のガンマン」も見たくなっちゃうよ。



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                2009.03.21 Saturday

                ワルキューレ

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                  トム・クルーズがアリオ鳳に来ていたなんて!めっちゃ近所やん!

                   戦争映画なんてめっちゃ久しぶりやんか。それも第二次世界大戦やで。最近の戦争映画ってアフガンやらイラクやらテロ関係やから生々し過ぎてイヤ〜な感じがするやつばっかりやったけど、ドイツ軍が出てくる戦争映画なんてホンマに久しぶりでめっちゃうれしいわ。

                   だって「コンバット」世代のボクらは、あのドイツ軍のヘルメットの形と軍服のカッコ良さにあこがれたもんね。憧れとか言うと怒られそうやけど、史実がどうのこうのなんてシランかった子どものボクらにとって、日本軍でもアメリカ軍でもない、ドイツ軍という遠い所のカッコ良さにあこがれたもんです。戦闘機だってドイツの飛行機はかっこ良かったもんね〜。

                   で、この映画、数あるヒトラー暗殺計画の最後となったワルキューレ作戦を描いているんやけど、ちょうど去年の末にアメリカに行ったとき、バス停のアクリル板にどかんとでっかいポスターが貼ってあって、眼帯をしたトム・クルーズがカッコ良かったやつですよ。

                   パンサー戦車が並ぶアフリカ戦線のシーンは戦争映画好きのボクにはたまりませんでした。ああいうシーンをもっと見せて欲しかったなあ。

                   最後がどうなるんか分かってる(つまりこの計画は失敗する)のに、その展開にハラハラドキドキしてしまう。

                   ただ、映画のカタルシスという点から言えば、史実を無視してワルキューレ作戦が成功していたら・・・という物語にしてもよかったんとちゃう?普通にトム様たちが処刑されて行くシーンは見たくなかったなあ。

                   見てる時に手塚治虫の「ビッグX」を思い出してしまいました。「アドルフに告ぐ」じゃなくて「ビッグX」ね。ニーナとかハンスとかいう名前が出て来たもんで。いや〜、なつかしい。ニーナとかハンスとかって分かりますぅ〜?



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                  2009.03.16 Monday

                  期待の新星 ザ・バンド・オブ・ヒーサンズ

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                    ライブもいいけど、ついにスタジオアルバムを出したぞ

                     テキサスはオースティンのバンド、ザ・バンド・オブ・ヒーサンズの登場だ。もともと地元のライブハウスで別々に活動していた3人のシンガーソング&ライター(Colin Brooks, Ed Jurdi, Gordy Quist)が一緒にバンドを組んでやりだしたのが06年。

                     ライブアルバムを2枚出して業界では期待の星だったみたい。そのライブの様子はバンドの公式サイトで聞けるけど、いいですよ!荒っぽいです。ロックやってます。カントリーもあるけど、ゲス・フーに似てたり、ザ・バンドに近いかも・・・です。派手じゃないけど、意外とリズムも凝っています。サザンロックというよりもウエストコーストっぽいですかね、コーラスがね。

                     で、このスタジオアルバムが08年です。ついに!という感じだったんでしょうねえ。かなり力が入っているという感じで、ライブに比べるとやっぱりこぢんまりしています。カントリー色が濃くて、イーグルスの初期の頃に似ています。

                     ところが、スタジオ盤になるとギターの演奏力のまだまだなところが目立っちゃってます。残念!でも、3人がそれぞれ曲を書いて歌えるというところが強み!自分で作って歌えるというのは、それだけで大きな武器であり魅力です。

                     泉たまと同じような雰囲気を持っているバンドだと思うけど、泉たまと同じようにまだまだ「メジャー」になりきれない、何か物足りないところもあります。パっとしたところというか、華というか、これだ!というところがまだ出てない。
                     イーグルスの1枚目、2枚目では、その「メジャー感」がすでに出来上がってたもんね。

                     でも、かなりこれからが期待できます。まだまだ若い子らでも、こういう音をやりたい子がいるのねぇ〜。感心、感心。


                    2009.03.15 Sunday

                    イナゴ少女現る!

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                      ヒラリー・スワンクがきれいですよ

                       DVDジャケットのイラストを見よ!毒ヘビを体に巻き付けた少女の周りにイナゴがブンブン。ぶんぶんぶん〜、イナゴが飛ぶ〜。少女の周りで殺しが起きたよ、ぶんぶんぶん〜、イナゴが飛ぶ〜。

                       しょーもない!

                       聖書に出てくるらしい10の災いが実際に連続して起きる。YOU ARE SHOCK! カエルが空から落ちて来る〜。YOU ARE SHOCK! 焼き魚からウジ虫わいてくる〜。YOU ARE SHOCK! 顔にできもの腫れて来る〜。YOU ARE SHOCK! イナゴが人間食べに来る〜。YOU ARE SHOCK! 隕石空から落ちて来る〜。

                       しょーもない!

                       天使と悪魔の戦いだって?オチはオーメンかいな・・・。リーピング2ではダミヤンが登場するってか?

                       しょーもない!



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                      2009.03.14 Saturday

                      パッセンジャーズ

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                        アン・ハサウェイはイチローに似ていた!

                         予告編を見たウチの奥さんが「おもしろそうやね」と言うから「たぶんオチはシックス・センスやで」とボクは予想した。

                         ねたばれ!観るなら読むなよ!
                         結果はシックス・センスよりもアザーズだった。

                         そんなことより、なぜ、アン・ハサウェイなのか!

                        「プリティ・プリンセス」「プラダを着た悪魔」など可愛子ちゃんアイドルの彼女も27才。そろそろちゃんとした演技も出来るってとこを見せとかないとオファーが来なくなる、と方向転換したいのか。
                         普通ならこういう心理サスペンスを狙う映画ならジョディ・フォスターあたりを起用したいところだが、ジョディももうすぐ50に手が届く。若いセラピストの初々しさは無理!と判断されたんでしょうか?で、アン・ハサウェイ。

                         がんばってましたねえ。いい演技でした。顔がね、沢口靖子かイチローに見えて来てね、そればっかり気になってました。

                         でも、あら探しするまでもなく、最初っから「おかしいやん」っていう所ばっかりで、サスペンスにならないのよ。中盤、パトリック・ウイルソンとのラブコメになっちゃってダレるし、「ザ・ロック」のデビッド・モースもいつもモース訳なさそうな顔ばっかりで覇気がないし、生存者の一人「17才のカルテ」のクレア・デュバルも登場したときから「お前はもう死んでいる」って顔してるし・・・。
                         子どもの頃のナニーの顔やお世話になった先生の顔を忘れてしまうアンちゃんが一番おかしい。
                         ケンカしていたお姉さんが自分に宛てた手紙を見て涙ぐむシーンでも、この手紙ってアンちゃんも見てたやん、その時に自分で気がつくやろう!って思っちゃうから全然泣けない。

                         やっぱ、アンちゃんではサスペンスはまだまだ無理なのかもね。

                        JUGEMテーマ:おすすめしない一本!!(洋画)

                        PS. 舞台はバンクーバーでした。

                         
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