2022.05.14 Saturday

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    2009.02.24 Tuesday

    エルビン・ビショップ 75年のアルバム

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      Fooled Around and Fell In Loveだけじゃな〜い!

       42年生まれ(戦中派?)の66才だ。元気やね〜。この前のブルースアルバム「ブルース・ロールズ・オン」もよかったしねぇ。

       この人はギターも歌もいいけど、他のギタリストと決定的な違いがあるとすれば「笑い」だと思う。ギターにしても歌にしても曲にしてもLPのジャケットにしても「笑い」があるのよ。「ギターの笑いって何や」って言われそうやけど、説明しようがない。けど、知ってる人は分かってくれるでしょう。エルビン・ビショップって眉間にシワ寄せてのけぞってギター弾くタイプじゃないでしょ。なにやら超余裕かまして飄々と好きなようにニコニコしながら弾いてそう。
       まあ、その笑いをさそう曲なりギターなりが「くさい」と言われればそれまでやねんけど、そこはエルビン・ビショップのファンなら「このクサさ、イナタさがええねん」ということでしょう。

       このCDは75年発表の「ジューク・ジョイント・ジャンプ」と「ストラッティン・マイ・スタッフ」の2枚のLPを1枚にまとめたお買い得品。まあゆうたらエルビンさんの最高傑作2枚をいっぺんに聞けるCDです。
       チャカポコ軽〜いカッティングのリズムとホワホワしたスライドギター、それにヘタウマなエルビンの歌、さらにジェファソンスターシップのメンバーになるミッキー・トーマスの高音、ダニー・ボールドウィンのコロッコロしたドラムも心地いいねぇ〜。

       年下のミュージシャン探しもいいけど、こういうのんが一番落ち着くわ〜。

      2006 Feb.

      JUGEMテーマ:ROCK

      2009.02.22 Sunday

      WOMAN FIGHTS FOR MISSING BOY!

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        チェンジリング(ネタバレ注意)

         イーストウッド監督は映画の娯楽性を忘れてはいなかった。そういう意味では最近のイーストウッド作品の中では「よかったんとちゃう?」と言える作品。誘拐事件と連続猟奇殺人事件とロサンゼルス市警察の腐敗とミス・コリンズの成長と法廷場面をうまくドラマ性をもたせて配置して、最後まで一気に見せてくれました。

         アンジェリーナ・ジョリー、よかった。1920年代のアメリカ女性っぽかった。実際は知らんけど、衣装がズバリそういう雰囲気で、お化粧もそういう雰囲気で、えげつない目に遭ってもしっかりと自分を持ち続けた強さも、息子は絶対に生きていると最後まで信じ続ける母性愛も、狂わんばかりの絶叫も、よかった。アカデミー賞もありか・・・。

         そのリアルなLAの雰囲気はプロダクションデザイナーのジェームズ・ムラカミさんなり、製作に名を連ねているロン・ハワードや衣装のデボラ・ホッパーさんの力なんでしょうねえ。映画はやっぱりすごいよ。み〜んなの力がいるんだもんね。
         あのチンチン電車というか市電はどこでどうやって撮ったんでしょうねえ。ニューオリンズですか?あれは。それともどっかの街にレール作って電車を走らせたのかなあ。すごいよなあ。
         LAPDの建物はあの当時のままなのかしら。デモのシーンのLAPDは今の建物だもんねえ、たぶん。

         音楽は例によってイーストウッド自身で、ジャージーな静かな渋い感じです。ひょっとして、あのトランペットはイーストウッド本人が演奏しているんでしょうか?

         細かい勘ぐりですが、最初の朝食のシーンで「朝ご飯、冷めないうちに食べちゃいなさい」「シリアルは始めから冷たいよ」という会話は、後で分かって来るシリアルキラーの伏線ですかね?serialとcerealでスペルは違うけど、発音いっしょでしょう??
         それと、最後のミス・コリンズのセリフの「HOPE(希望)」って単語は、セリフを言う前に分かったので思わずガッツポーズでした。
         PG-12だけど、殺人鬼のシーンはホンマに怖いよ。本気でビビったよ。怖すぎるよ。ウチの奥さんなんかは絶対に目を開けてられないでしょう。



         

        JUGEMテーマ:おすすめの一本!!
         
        2009.02.18 Wednesday

        できそこないの男たち

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          文学っぽい語り口で遺伝子科学を語る

           これはホントにおもろい新書だった。

           いきなりのプロローグが純文学然としてて「おいおい、これってホントに科学者の人が書いた文章なん?」と引きずり込まれた。
           もともと生物はメスが基本形(デフォルト)であって、オスはその変形としてカスタマイズされて誕生した。これを遺伝子レベルで語ってくれるのだけど、その語り口が下手なサスペンスものよりもよっぽどドキドキさせる。
           ワレメちゃんが閉じて行って、そこにおチンチンができる話は前にどっかで読んで知ってたけど、そこへ行くまでの染色体の活動が科学的だけど非常に劇的であり楽しい。

           最後にアメリカのハーバード大医学部での「横領事件」の話が出て来たのはちょっと余計だったかもしれんけど、全体としておもろかった。

           メスになるはずだったのにY遺伝子のおかげでオスに変えられた男は生物学的にも弱いんだってとこ、妙に納得できたなぁ〜。

           ただ、エピローグにあった「射精」の快感はジェットコースターのような加速度感だから「やってもやってもやりたくなる」という例えは賛成できませんでした。


          2009.02.17 Tuesday

          クイーンズのMoMAにはどうやって行くの?

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            不思議な魅力いっぱいのMoMA

             ニューヨークに行ったら見逃せないスポットの一つがMoMA(The Museum of Modern Art)です。

             この本はモーマがマンハッタンから一時的にクイーンズへ移転していた頃の「どうやってクイーンズのモーマへ行けるか」という単なるガイドブックなんですが、主人公は犬。犬が服着て二足歩行して7番の地下鉄に乗って行きます。まるで昔流行ったなめ猫の犬版です。変な趣味ですが、それがモーマらしいとこでもあります。これ、動物保護団体からクレーム来なかったんでしょうか?
             ボクの大好きなアンリ・ルソーの絵もちらっと出てきます。

             去年の暮、サンフランシスコ・モーマに行きましたが、こちらもかなり不思議な空間でした。

             入り口を入ると高い高い天井まで届く一本のひょろひょろの木。これも作品。どうぞご自由にお持ち帰り下さいというふうに積み上げて置いてあるポスター。これ自体が作品。お客さんがそのポスターを一枚ずつ取って行く瞬間がアートなんですね。
             ホウキやら棒やらが置いてあって、それをこんなふうに持ちなさいという指示が書いてある。お客さんがステージで頑張ってチャレンジしている様子を見るという空間自体がアートだと・・・。
             アートねえ〜。

             こういう「訳の分からん」芸術?作品も楽しいし、「分かりやすい」絵画や彫刻も安心できるし、「こんなもんハルちゃんにでも描けるわ」というようなものまで、いろいろあって、その不思議さがモーマの魅力なんでしょうね。だからやっぱり行っとかなくちゃあね。

             それと、モーマは写真撮影OKです。フラッシュたいたら怒られたけど、フラッシュなしなら平気です。寛大だねえ。


            2009.02.16 Monday

            ルシンダ・ウィリアムス/リトル・ハニー

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              なぜ「スクール・オブ・ロック」の曲が・・・・?

               アマゾンではオルタナ・カントリーとかいうジャンルで、古くっさいカントリー路線じゃなくて若い子向けのカントリーロックってな感じなのかな〜?でもこりゃあドカントリーじゃあないよ。ロックあり、ブルースあり、グランジあり、ちょっとカントリーっぽいのもあるけど、正統派アメリカンロックってゆうてもええんちゃうのん?

               いきなり1曲目からツェッペリンかと思わせるようなギターリフで入って来たかと見せかけて、それはフェイント!で、失敗したふりしてジミー・ペイジなリフでガンガンいくオープニングで「してやられた〜!」

               思いっきりロックな曲はこの1曲目だけやったけど、しみじみ聞かせる力があるね、ちゃんと。言いたい事伝えたい事をシンプルにストレートにギターじゃかじゃかかき鳴らして歌ってるから心に届くよ。いいです!

               さて、最後の曲に来て「???」となった。なんとジャック・ブラックの傑作『スクール・オブ・ロック』の曲をやってるのだ。あの「ローング・ウェイ〜・トゥザ・トップ・オブ・ロックンロ〜〜〜」とかゆう曲。
               この映画とどういう関係があるんや?と検索しまくったけど結局分からずじまい。まさか子役で出演していたのか?と思ったけどそうでもなさそう。
               映画の音楽はジム・オルークという人で、ニューヨークのソニック・ユースと関係あった人やから、この人つながりなのかなあ?

               年下のミュージシャンシリーズのつもりで聞いてたけど,実は53年生まれの同年代でした〜。79年に音楽活動開始らしいから泉たまと同じ30周年だよ。おいおい、ジャケットの顔は本物かよ!




              JUGEMテーマ:ROCK
               
              2009.02.15 Sunday

              大阪の子は頭も悪いし体力もないのか!?

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                なぜ日本の学力は低いのか『学力問題のウソ』

                 橋下がやいのやいの文句ゆっておりますが、要はテストの点が悪かったから怒ってるんでしょうか?テストなんて問題作る人間の主観でなんとでもなるわけでね。子どもみんなにエエ点取ってもらおうと思ったら、そういう問題つくるし、アホじゃ!って言いたいんやったら、そういう問題作ったらええわけよ。

                 PISA(OECD国際学習到達度調査)で日本の学力が下がった下がったとか大騒ぎするもんやから世間も大騒ぎに参加して、学力低下の原因は何か!学校じゃ!先生じゃ!とマスコミも相乗りしよった結果が橋下や。

                 学力って何よ!ってことを全く論議しないでテストの点だけで大騒ぎになった。そこが間違ってた。

                 PISAが調査したいのは知識の活用力。でも現行の学習指導要領にはそんなものはない。学校でやってないことをテストされて、でけへんかったからゆうてアホよばわり。教師は無能呼ばわり。給料まで減らされちゃったよ。

                 ゆとり教育がアカンかったんや、これからは詰め込みの学力向上教育じゃ。いやいや、やっぱり基礎基本、任天堂のDS使って勉強しましょうとか利権のからんだ汚い話まで出て来たよ。

                 おいおい、景気が悪くなって来たからって、ガッコの勉強まで金まみれにするつもりかよ。教育で金儲けをたくらんでる奴らがぞろぞろ出てきそうやぞ。今がチャンスやもんね。学力学力ゆうてたら親も世間も「そうやそうや」ってゆってくれるもんね。

                 あ〜あ、将来何になりたいかって聞いて「お金持ち」とか答えるような子どもでええのんか〜?

                 いわゆる受験には成功したけど、ケータイ片手に自転車乗って、3人も4人も道いっぱいに広がって走ってても、周りの迷惑にぜ〜んぜん気も付かんような子どもでええのんか〜?

                 この本はな〜んにも答えてくれてませんでした。
                2009.02.14 Saturday

                映画が完成

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                  クラスで作った映画『ウイルスシティ』が完成した

                   去年の10月にクランクインした学級制作映画がついに完成して学校行事で公開しました。明日は学年最後の授業参観なのでアンコール上映する予定です。制作に携わったウチのクラスの子はもちろん、見に来た子ども達もセンセらも絶賛の出来です。監督もカメラも子どもに任せましたが、編集と音楽はボクがやっちゃいましたので、なぜかガメラ2風のウイルス・シュミレーション映画になりました。

                   この映画の音楽でお世話になった(著作権もなにもあったもんじゃない)のがガメラ2のサントラ。カーチェイスの場面ではこれ、取調室のシーンはこれ、爆弾処理にはこれ、エンディングはこれ…と、パクリまくりました。
                   やってみて、ハッと気がついたことがあります。

                   緊迫したシーンに使った曲と、こちらが撮っていたシーンの長さがピタリと合う事!

                   つまり緊迫したシーンの長さは「これぐらい」なのです。音楽のことなんか気にしないで撮ってたのに、いざ音楽を入れてみるときちんと長さがそろうんです。これには自分でもびっくりしましたね。ハラハラする時間はだいたいこんなもんと決まってるのでしょうか?ドキドキが持続できる時間はこんなもんと決まってるかのように、ピタリと音楽がシーンとシンクロしてるのです。 これはホントに編集やってて嬉しくなりましたよ。

                   エンドロールにはガメラ3の「もういちど教えてほしい」を使わせてもらってます。これがまたうまいぐあいにハマってるんだよな〜。

                   大谷幸さま、ありがとうございました。勝手に使わせていただきましたが、営利目的ではなく、学校の教育活動の一環でございますのでお許し下さい。 


                  2009.02.09 Monday

                  new york vertical

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                    見慣れたニューヨークの街角もこういう構図とサイズで見せられると全然別の表情してるんですね。できればもうちょっと大きなサイズの本で見たかったなあ。
                    2009.02.08 Sunday

                    ジェニー・ルイス/アシッド・タン

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                      年下のミューシャンを狙え!シリーズ第二弾はTV女優上がりの姉ちゃんだ!

                       もともとテレビドラマに出てた女優さんだったけど、98年からリロ・キリーとかゆうリロ&スティッチみたいな名前のバンドをやり始めたんやって(ホントの発音はライロ・カイリーですが)。それがうまいこといって、ソロも出すようになったと。76年生まれの34才。

                       ロックロックしたのもあるしカントリーじゃんっちゅうのもあるし、今どきの若者らしい?曲もあるし(どんなんやねん!)でも曲がいいですねえ〜。歌もまあまあです。前半ちょっと暗いですが…。

                       おもろいのはジャケットがLPみたいにできてて、裏面にちっちゃいちっちゃい字で曲目やらなにやらいっぱい書いてあって、中からバンドのメンバーのメンコみたいな写真がポロッと出て来て、そんで終わり。ジェニールイスってどんな顔してるんかさえ、さっぱり分からん。
                       おいおい!女の子ミュージシャンやったら見てくれも大事やろ〜?ちゃんと顔を見せてくれよ〜と言いたくなるね。

                       で、探してみたらこんなお姿↓


                      Live at The Joint, Las Vegas, Nevada

                       フジロックとかで来日したときはラメラメの衣装だったとかいう話ですが、まあ、この姉ちゃんにもちょっと注目しましょうか。
                      2009.02.07 Saturday

                      ライアン・アダムス&ザ・カージナルス/カーディノロジー

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                        評価:
                        Ryan Adams & the Cardinals

                        アメリカンロックの正統派!良き後継者が現れた!

                         ライアン・アダムスですよ、ブライアン・アダムスとちゃいまっせ。
                         カージナルスゆうても野球とちゃいまっせ。

                         いいですよ、これ!
                         正統派アメリカンロックです。ニール・ヤングかな、トム・ペティかな?ええ感じです。

                         1曲だけブライアン・アダムスの曲のイントロそっくりなのがあって大笑いでしたが、アメリカンロックのアーシーな部分がにじみ出ていて我々世代にもバッチリいけます。

                         74年生まれの34才だよ、まだ。今年のボクの方針というかCDの買い方は「年下のミュージシャンを狙え」ですから、これは大当たりです。


                        Ryan Adams live with The Cardinals in November 2008
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