2008.04.29 Tuesday
メディアに心を蝕まれる子どもたち
TVでは言えなかったメディアの危険性に対する警告?
テレビでようモノが言えんヤツには活字にしても同程度のことしか言えません
ニュース報道やワイドショー的な娯楽報道番組によって、否応無しに耳と目に「印象的に」飛び込んでくる、ショッキングな事件と知らなくてもいいような大人の事情。子どもはテレビという魔法の箱から垂れ流される「サルでも分かるように作られた国民白痴化情報」を無批判に受け入れ理解しないまま記憶する。そして、それを知っている事をさも自慢げに、それがどういう意味なのかも知らないまま、無神経に平気でしゃべりだす。それがどんなに人を傷つける言葉であり、それがどんなに人をさげすむ言葉であり、それがどんなに差別を生み出して行く言葉であるのか、さっぱり理解できない。たとえ親や教師が諭したとしても理解できない。なぜなら、テレビがそう言ってたから。テレビが言う事は正しいのだ。
この本の題名のように子どもたちの心はメディアによって再生不能なまでに蝕まれている。
ただし、この本はおもしろくない。そんなこと分かってるってという内容とそんなことどうでもええやんという内容とどっかで読んだわという内容でできているだけです。残念でした。
テレビでようモノが言えんヤツには活字にしても同程度のことしか言えません
ニュース報道やワイドショー的な娯楽報道番組によって、否応無しに耳と目に「印象的に」飛び込んでくる、ショッキングな事件と知らなくてもいいような大人の事情。子どもはテレビという魔法の箱から垂れ流される「サルでも分かるように作られた国民白痴化情報」を無批判に受け入れ理解しないまま記憶する。そして、それを知っている事をさも自慢げに、それがどういう意味なのかも知らないまま、無神経に平気でしゃべりだす。それがどんなに人を傷つける言葉であり、それがどんなに人をさげすむ言葉であり、それがどんなに差別を生み出して行く言葉であるのか、さっぱり理解できない。たとえ親や教師が諭したとしても理解できない。なぜなら、テレビがそう言ってたから。テレビが言う事は正しいのだ。
この本の題名のように子どもたちの心はメディアによって再生不能なまでに蝕まれている。
ただし、この本はおもしろくない。そんなこと分かってるってという内容とそんなことどうでもええやんという内容とどっかで読んだわという内容でできているだけです。残念でした。
2008.04.29 Tuesday
ラストキング・オブ・スコットランド
わたっし待ぁ〜つぅ〜わっのあみんではありません
ウガンダのアミン大統領の主治医になったスコットランドの軽はずみ&悪ノリ&尻軽な若者がウガンダの真実に気がついていく過程を重くならない程度に描いた「事実に基づく(インスパイアされた)お話」。
これなら「ブラッド・ダイヤモンド」の方がおもろかった。
フォレスト・ウィッテカーのアミン大統領は観てるうちに本物のような気がしてくるから映像とは怖いもんだ。この人、こんなに色が黒かったっけ?
ウガンダのアミン大統領の主治医になったスコットランドの軽はずみ&悪ノリ&尻軽な若者がウガンダの真実に気がついていく過程を重くならない程度に描いた「事実に基づく(インスパイアされた)お話」。
これなら「ブラッド・ダイヤモンド」の方がおもろかった。
フォレスト・ウィッテカーのアミン大統領は観てるうちに本物のような気がしてくるから映像とは怖いもんだ。この人、こんなに色が黒かったっけ?
JUGEMテーマ:おすすめの一本!!
2008.04.27 Sunday
ネクスト
最近のニコラス・ケイジとしてはまあまあだったかな?
瞬間移動・テレポーションができても銀行を襲って大金を手に入れたり女にモテる為だけにその能力を使ったりした『ジャンパー』と同じように、ちょっとした超能力(2分先が見える!2分って、ちょっとショボくなぃ〜?)を持ったニコラスさんは運命の女性を守るためにその能力を使うのだ。突然現れたFBIのジュリアン・ムーアがテロリストの核攻撃を防ぐ為にその能力を使って協力して〜!。結局は運命の彼女リズを守るためなら…と最後には立ち上がる。
あ〜、でも、なんだかね〜。話が唐突すぎるわ。これもテレビドラマ並みの企画でしたね。
たった2分先だけど、なるほど!という使い方で「すっげー!」と感心するところもある一方で、だんだん予知能力の制限が消えて来て何でもありになってくるご都合主義は「アンタもついにマトリックスのネオか!」と言いたくなる。
素朴な美しさのリズ(ジェシカ・ビール)は「ステルス」で勇敢な女性パイロットをやった人。きれいな人です。注目です。
懐かしや!刑事コロンボのピーター・フォークが親爺さん役で出ています。「ウチのカミさんがね…」とは言いません。
エンディングロールの始まりで観てた我々にも2分先が見える能力が!という仕掛けがあります。これは笑います。
グランド・キャニオンがきれいです。また行きたい!
瞬間移動・テレポーションができても銀行を襲って大金を手に入れたり女にモテる為だけにその能力を使ったりした『ジャンパー』と同じように、ちょっとした超能力(2分先が見える!2分って、ちょっとショボくなぃ〜?)を持ったニコラスさんは運命の女性を守るためにその能力を使うのだ。突然現れたFBIのジュリアン・ムーアがテロリストの核攻撃を防ぐ為にその能力を使って協力して〜!。結局は運命の彼女リズを守るためなら…と最後には立ち上がる。
あ〜、でも、なんだかね〜。話が唐突すぎるわ。これもテレビドラマ並みの企画でしたね。
たった2分先だけど、なるほど!という使い方で「すっげー!」と感心するところもある一方で、だんだん予知能力の制限が消えて来て何でもありになってくるご都合主義は「アンタもついにマトリックスのネオか!」と言いたくなる。
素朴な美しさのリズ(ジェシカ・ビール)は「ステルス」で勇敢な女性パイロットをやった人。きれいな人です。注目です。
懐かしや!刑事コロンボのピーター・フォークが親爺さん役で出ています。「ウチのカミさんがね…」とは言いません。
エンディングロールの始まりで観てた我々にも2分先が見える能力が!という仕掛けがあります。これは笑います。
グランド・キャニオンがきれいです。また行きたい!
2008.04.26 Saturday
サヴォイ・ブラウン/ブギー・ブラザーズ
おもろい!ブルース・ロックのギターならこれだ!
今だに頑張っているキム・シモンズとチキン・シャックのスタン・ウェブ、さらにキーフ・ハートリー・バンドのミラー・アンダーソンという74年当時のブルース・ロック・ギタリストが3人もそろって聞けるお得なサヴォイ・ブラウンのアルバム。
3人がそれぞれ曲を書いていて、ボーカルもそれぞれが歌ってる??のかな〜?曲によって声が違うからメインでボーカルしてた人が抜けた穴は大きいようで。その中でもミラー・アンダーソンが頑張ってます。変なギターですが…。
イギリスのバンドなのに音はアメリカだ(このアルバム以降は本国イギリスでは発売されなくなったらしい)。かなり南部風スワンプ・ロックになってます。ハードなブギーになるとフォガットみたいになっちゃうのは仕方がないけど、ボーカルが負けてます。ロンサム・デイブはやっぱりいいぞ。
今だに頑張っているキム・シモンズとチキン・シャックのスタン・ウェブ、さらにキーフ・ハートリー・バンドのミラー・アンダーソンという74年当時のブルース・ロック・ギタリストが3人もそろって聞けるお得なサヴォイ・ブラウンのアルバム。
3人がそれぞれ曲を書いていて、ボーカルもそれぞれが歌ってる??のかな〜?曲によって声が違うからメインでボーカルしてた人が抜けた穴は大きいようで。その中でもミラー・アンダーソンが頑張ってます。変なギターですが…。
イギリスのバンドなのに音はアメリカだ(このアルバム以降は本国イギリスでは発売されなくなったらしい)。かなり南部風スワンプ・ロックになってます。ハードなブギーになるとフォガットみたいになっちゃうのは仕方がないけど、ボーカルが負けてます。ロンサム・デイブはやっぱりいいぞ。
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2008.04.21 Monday
クライマックス・ブルース・バンド/スタンプ・アルバム
こんな変身ありか!ブルースバンドって名乗っていいのか!
「FM/LIVE」を出してから路線を変えて、新しいバンドになろうとしてたらしいけど、ここまでやっても委員会?一応「ブルースバンド」じゃないの〜?
いきなりウエスト・コーストばりばりのコーラスから始まって、レゲエあり、ディスコあり、ファンクあり、ニューオリンズあり、いわゆるフュージョンっぽいのもあり。75年発表だからちょうど、う〜ん、新ビージーズですかぁ?って感じじゃん。
それでもギターのヘイコックが出てくるとブルースなのよ。そこがまた変なのよ。コリン・クーパーはサックスやらフルートやら吹きまくってるけど、変態フレーズがなくなってソフィストケイトされて、クリムゾンのクの字も感じさせない。なーんだ、がっかり〜。メンバーがガラっと入れ替えになったわけでもないのに、こんな変身の仕方ができるなんて、ある意味、すごいですけどね。(でもね、ピート・ヘイコックのこの妙なポップ感覚っちゅうか、バンドがブルースじゃなくても平気だよ〜という感覚は後々エレクトリック・ライト・オーケストラ・パート2に入るってことに結びつくのかもね)
ボーナストラックのブルース2曲とのギャップが悲しいぜ。当時、LPジャケットの大きさでこの切手のデザイン見たときはカッコええな〜って思ってたけど、ジャケットだけでしたねー。あ〜、スタンプ・アルバムというよりはスカンタコ・アルバムでした。
「FM/LIVE」を出してから路線を変えて、新しいバンドになろうとしてたらしいけど、ここまでやっても委員会?一応「ブルースバンド」じゃないの〜?
いきなりウエスト・コーストばりばりのコーラスから始まって、レゲエあり、ディスコあり、ファンクあり、ニューオリンズあり、いわゆるフュージョンっぽいのもあり。75年発表だからちょうど、う〜ん、新ビージーズですかぁ?って感じじゃん。
それでもギターのヘイコックが出てくるとブルースなのよ。そこがまた変なのよ。コリン・クーパーはサックスやらフルートやら吹きまくってるけど、変態フレーズがなくなってソフィストケイトされて、クリムゾンのクの字も感じさせない。なーんだ、がっかり〜。メンバーがガラっと入れ替えになったわけでもないのに、こんな変身の仕方ができるなんて、ある意味、すごいですけどね。(でもね、ピート・ヘイコックのこの妙なポップ感覚っちゅうか、バンドがブルースじゃなくても平気だよ〜という感覚は後々エレクトリック・ライト・オーケストラ・パート2に入るってことに結びつくのかもね)
ボーナストラックのブルース2曲とのギャップが悲しいぜ。当時、LPジャケットの大きさでこの切手のデザイン見たときはカッコええな〜って思ってたけど、ジャケットだけでしたねー。あ〜、スタンプ・アルバムというよりはスカンタコ・アルバムでした。
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2008.04.20 Sunday
パーフェクト・ストレンジャー
ハル・ベリーも40を超えたか…
ブルース・ウィリスは全くブルース・ウィリスである必要もなく、ハル・ベリーもハル・ベリーでないとアカンという必要性もなかった。ハル・ベリー、きれいすぎるからどうもしっくりこない。
犯人は誰なんだ!という謎解き映画としては、ちょっと伏線の張り方が弱い。幼児虐待を思わせるシーンがちょろっと出てくるけど、このへんのことがもっと分かるように作ってくれないと、最後の「どんでん返し」で「あ〜!なるほど!そうだったのかー!」と思えない。
あんまり関係ないけど、新聞記者でありながら殺人事件の潜入捜査をするハル・ベリーの来ている服があまりにもプロのモデルっぽく、いい服を着こなしているのはどうなんでしょうか?
昨日、たまたま見たテレビのドラマで弁護士役の釈由美子が、サイズがきちんと合っていなくてシワが出ているズボン(パンツっていうの?)をはいてるのを見て「やぼったいなー」と思ったんで、なんかハル・ベリーの服がいかにもハリウッド女優然としていて不自然だな〜と感じってしまったよ。
ブルース・ウィリスは全くブルース・ウィリスである必要もなく、ハル・ベリーもハル・ベリーでないとアカンという必要性もなかった。ハル・ベリー、きれいすぎるからどうもしっくりこない。
犯人は誰なんだ!という謎解き映画としては、ちょっと伏線の張り方が弱い。幼児虐待を思わせるシーンがちょろっと出てくるけど、このへんのことがもっと分かるように作ってくれないと、最後の「どんでん返し」で「あ〜!なるほど!そうだったのかー!」と思えない。
あんまり関係ないけど、新聞記者でありながら殺人事件の潜入捜査をするハル・ベリーの来ている服があまりにもプロのモデルっぽく、いい服を着こなしているのはどうなんでしょうか?
昨日、たまたま見たテレビのドラマで弁護士役の釈由美子が、サイズがきちんと合っていなくてシワが出ているズボン(パンツっていうの?)をはいてるのを見て「やぼったいなー」と思ったんで、なんかハル・ベリーの服がいかにもハリウッド女優然としていて不自然だな〜と感じってしまったよ。
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2008.04.19 Saturday
クライマックス・ブルース・バンド FM/Live
なぜかキング・クリムゾンを思わせる不思議なブルースバンド
クライマックス・シカゴ・ブルース・バンドという名前でデビューしたのが69年だが、れっきとしたイギリスのバンド。シカゴブルース好き好きなコリン・クーパー(ハープ)とピート・ヘイコック(屁こく?ギター)を中心にしたバンド。途中でクライマックス・シカゴと名前を変えたり、このアルバムでは名前がクライマックス・ブルースバンドになったりややこしい。
73年アメリカへ初めて乗り込んでやったFM局主催のライブの模様(もともと2枚組だったのかな〜)を収めたのがこれ。すごい歓迎ぶりだ。曲の途中で客が花火を投げ込んだりしてバンバン!ってえらい音がする。さすが73年だ。
ブルース基調なのでブギーとかブルースとか普通にカッコええんやけど、コリン・クーパーがサックスを吹く曲はちょいと変わってる。ギターとユニゾンで変態系メロディーをガンガンやってるのを聞いてると、なぜかクリムゾンのアドリブに聞こえて来る。ブルースのサックスというよりアバンギャルド・ジャズ?っぽいサックスなんやろうねえ、この人。ブルースの枠を超えてるよ。クリムゾン以外でクリムゾンに聞こえるなんて、めっちゃ珍しいし、そんなことあり得ないんやけど、不思議とクリムゾン風です。
さらにウエストコースト風じゃないコーラス(スティーリー・ダン風?)が案外ブルースに似合ってたりして不思議。
だからこそ、2枚組並みの74分の長尺でも飽きずにブルース&ブギーが聴けるのです。
今まで知らんかった(当時の高校生はこんなバンドにまで手を広げてLPは買えません)けど、すごいバンドを聞き漏らしてたなと後悔です。
クライマックス・シカゴ・ブルース・バンドという名前でデビューしたのが69年だが、れっきとしたイギリスのバンド。シカゴブルース好き好きなコリン・クーパー(ハープ)とピート・ヘイコック(屁こく?ギター)を中心にしたバンド。途中でクライマックス・シカゴと名前を変えたり、このアルバムでは名前がクライマックス・ブルースバンドになったりややこしい。
73年アメリカへ初めて乗り込んでやったFM局主催のライブの模様(もともと2枚組だったのかな〜)を収めたのがこれ。すごい歓迎ぶりだ。曲の途中で客が花火を投げ込んだりしてバンバン!ってえらい音がする。さすが73年だ。
ブルース基調なのでブギーとかブルースとか普通にカッコええんやけど、コリン・クーパーがサックスを吹く曲はちょいと変わってる。ギターとユニゾンで変態系メロディーをガンガンやってるのを聞いてると、なぜかクリムゾンのアドリブに聞こえて来る。ブルースのサックスというよりアバンギャルド・ジャズ?っぽいサックスなんやろうねえ、この人。ブルースの枠を超えてるよ。クリムゾン以外でクリムゾンに聞こえるなんて、めっちゃ珍しいし、そんなことあり得ないんやけど、不思議とクリムゾン風です。
さらにウエストコースト風じゃないコーラス(スティーリー・ダン風?)が案外ブルースに似合ってたりして不思議。
だからこそ、2枚組並みの74分の長尺でも飽きずにブルース&ブギーが聴けるのです。
今まで知らんかった(当時の高校生はこんなバンドにまで手を広げてLPは買えません)けど、すごいバンドを聞き漏らしてたなと後悔です。
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2008.04.16 Wednesday
レイジング・ブル
こいつ、友だちおらんはずや
デ・ニーロやしジョー・ペシやしスコセッシやし、アカンはずないんやけど…ボクサーのラモッタが根性悪すぎて応援できない。共感もできない。お前なぁ〜、そない人を信じられんかったらアカンで〜。きれいなヨメはんもろたのに、絶対こいつは浮気するって決めつけてるし、弟まで浮気相手ちゃうか〜と疑ったりする。お前、絶対友だちでけへんわ!
引退後のボクサーはクラブでスタンディングコメディなんかして暮らすんですかね?特殊メイクじゃなくてホンマに25キロも体重を増やしたというデ・ニーロは「偉い」と言うべきか「なにもそこまで…」なのかビミョーだ。
デ・ニーロやしジョー・ペシやしスコセッシやし、アカンはずないんやけど…ボクサーのラモッタが根性悪すぎて応援できない。共感もできない。お前なぁ〜、そない人を信じられんかったらアカンで〜。きれいなヨメはんもろたのに、絶対こいつは浮気するって決めつけてるし、弟まで浮気相手ちゃうか〜と疑ったりする。お前、絶対友だちでけへんわ!
引退後のボクサーはクラブでスタンディングコメディなんかして暮らすんですかね?特殊メイクじゃなくてホンマに25キロも体重を増やしたというデ・ニーロは「偉い」と言うべきか「なにもそこまで…」なのかビミョーだ。
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2008.04.12 Saturday
クローバーフィールド/HAKAISYA
エンドテーマは伊福部ゴジラの裏返しだ!
日本に副社長として栄転する彼のサプライズパーティが一瞬にして恐怖のどん底に!全編ハンディカメラ風の映像で「なんだか分からない巨大なモノに襲われるフツーの人たちの視線」で描いた怪獣パニック映画。これはケッサクだ!
ネタばれ注意
それは、初代ゴジラに襲われた大戸島と同じ。新吉の兄ちゃんと母ちゃんが得体の知れない真っ黒な巨大なモノにふみつぶされる。観ている我々はそれを遠くに置かれたカメラの視点で見ているが、新吉にとってはそうではない。嵐の夜にドーン、ドーンという音と地響きで表に飛び出してみると、闇夜になんだか分からないが巨大なモノが動いている。そして、それが自分の家を踏みつぶして去って行くのだ。「あんちゃーん、あんちゃーん」と叫ぶだけが精一杯。何が何だか理解できないのだ。
(この意味ではガメラ3で綾奈の両親がマンションごとぺちゃんこにされてしまうのとはちょっと違う。綾奈はそれが「ガメラのせいだ」と分かっているから。)
断片的にしか見えない巨大な生物。それが兄を殺し、恋人を襲い、友だちを喰らい、そして最後には軍隊の「焼き払い作戦」で自分も含めてマンハッタンを破壊してしまう。
イカ・タコ・節足動物・エイリアンのようなこの怪獣。まあデザイン的にはどうかと思うし、小型レギオンみたいなヤツがうじゃうじゃ出てくるのも『三番煎じ』だけど、それでもこれはおもろい!
エンドテーマ「ROAR!」というスコア曲は伊福部昭のゴジラのテーマをひっくり返したヤツ。ダダダン、ダダダンと下がって行くメロディを逆にダダダン、ダダダンと上がって行くメロディにしただけ。これはケッサク!
どうでもええけど、肩に鉄の棒がささってたはずの、あのお姉ちゃん。えぐいケガの割りには全力疾走できるぐらいのパワーがあったっちゅうのは、う〜ん、どうなんでしょう。阪神金本2000本安打&新井1000本安打ダブル達成記念で許してあげよう。
PS:TOHOシネマズ鳳の案内放送のお姉ちゃんにも一言
「8:15より上映のクローバーフィールド〜墓石〜をお待ちのお客様…」って、アンタ、ちっちゃい「ヤ」を抜かしてまっせー!!墓石(ハカイシ)じゃなくてハカイシャですから〜
日本に副社長として栄転する彼のサプライズパーティが一瞬にして恐怖のどん底に!全編ハンディカメラ風の映像で「なんだか分からない巨大なモノに襲われるフツーの人たちの視線」で描いた怪獣パニック映画。これはケッサクだ!
ネタばれ注意
それは、初代ゴジラに襲われた大戸島と同じ。新吉の兄ちゃんと母ちゃんが得体の知れない真っ黒な巨大なモノにふみつぶされる。観ている我々はそれを遠くに置かれたカメラの視点で見ているが、新吉にとってはそうではない。嵐の夜にドーン、ドーンという音と地響きで表に飛び出してみると、闇夜になんだか分からないが巨大なモノが動いている。そして、それが自分の家を踏みつぶして去って行くのだ。「あんちゃーん、あんちゃーん」と叫ぶだけが精一杯。何が何だか理解できないのだ。
(この意味ではガメラ3で綾奈の両親がマンションごとぺちゃんこにされてしまうのとはちょっと違う。綾奈はそれが「ガメラのせいだ」と分かっているから。)
断片的にしか見えない巨大な生物。それが兄を殺し、恋人を襲い、友だちを喰らい、そして最後には軍隊の「焼き払い作戦」で自分も含めてマンハッタンを破壊してしまう。
イカ・タコ・節足動物・エイリアンのようなこの怪獣。まあデザイン的にはどうかと思うし、小型レギオンみたいなヤツがうじゃうじゃ出てくるのも『三番煎じ』だけど、それでもこれはおもろい!
エンドテーマ「ROAR!」というスコア曲は伊福部昭のゴジラのテーマをひっくり返したヤツ。ダダダン、ダダダンと下がって行くメロディを逆にダダダン、ダダダンと上がって行くメロディにしただけ。これはケッサク!
どうでもええけど、肩に鉄の棒がささってたはずの、あのお姉ちゃん。えぐいケガの割りには全力疾走できるぐらいのパワーがあったっちゅうのは、う〜ん、どうなんでしょう。阪神金本2000本安打&新井1000本安打ダブル達成記念で許してあげよう。
PS:TOHOシネマズ鳳の案内放送のお姉ちゃんにも一言
「8:15より上映のクローバーフィールド〜墓石〜をお待ちのお客様…」って、アンタ、ちっちゃい「ヤ」を抜かしてまっせー!!墓石(ハカイシ)じゃなくてハカイシャですから〜
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2008.04.09 Wednesday
ホット・ツナ/アメリカズ・チョイス
ゆるゆるダルダルかと思いきや、ちゃんとアメリカン・ハードロックになってます
ジェファソン・エアプレインのヨーマ・コーコネンとジャック・キャサディのバンド。日本では二流扱いなのがさみしい。ジェファソンでは出来なかった?ブルースをゆるゆるにやってたイメージがあったけど、この洗剤のパッケージのようなジャケットのアルバムは意外とアメリカン・ハードロックを堂々とやってます。バッファロー・スプリングフィールドみたいなウエスト・コースト的な曲もあり、変態リフのロックもあり、「ニュー・ウォーキン・ブルース」のモロ・ブルースもあり、好き勝手やってます。
ところが、いかにも当時のバンドらしく?曲がダラダラと長いのでちょっと辛いとこもあり。サンフランシスコ系の人はよくこうなるのよ。インタビュー記事によると、コーコネンさんはスケートが大好きらしく「他の人たちが冬にスキーに行くのと同じように僕たちは冬はスケートにでかけるのサ」とスケートシーズンは氷のある所へ遊びに行っちゃうので音楽活動は夏場だけというええ加減さ。さすがフラワー・ムーブメント時代の生き残り。
ジャケットに「このアルバムはフル・ボリュームで聞いて下さい」なんていう注意書きがあったり、洗剤の成分表みたいにメンバーがクレジットされてたり、見ても聞いても楽しめるアルバムでした。
ジェファソン・エアプレインのヨーマ・コーコネンとジャック・キャサディのバンド。日本では二流扱いなのがさみしい。ジェファソンでは出来なかった?ブルースをゆるゆるにやってたイメージがあったけど、この洗剤のパッケージのようなジャケットのアルバムは意外とアメリカン・ハードロックを堂々とやってます。バッファロー・スプリングフィールドみたいなウエスト・コースト的な曲もあり、変態リフのロックもあり、「ニュー・ウォーキン・ブルース」のモロ・ブルースもあり、好き勝手やってます。
ところが、いかにも当時のバンドらしく?曲がダラダラと長いのでちょっと辛いとこもあり。サンフランシスコ系の人はよくこうなるのよ。インタビュー記事によると、コーコネンさんはスケートが大好きらしく「他の人たちが冬にスキーに行くのと同じように僕たちは冬はスケートにでかけるのサ」とスケートシーズンは氷のある所へ遊びに行っちゃうので音楽活動は夏場だけというええ加減さ。さすがフラワー・ムーブメント時代の生き残り。
ジャケットに「このアルバムはフル・ボリュームで聞いて下さい」なんていう注意書きがあったり、洗剤の成分表みたいにメンバーがクレジットされてたり、見ても聞いても楽しめるアルバムでした。
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