2022.05.14 Saturday

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    2008.02.25 Monday

    ビッグホワイト

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      ファーゴに申し訳ない

       アラスカを舞台にした殺人コメディ。なーんじゃそりゃぁ〜。

       いい人ロビン・ウィリアムズが精神異常の妻のために?保険金詐欺を思いつく。たまたまゴミ捨て場にあった死体を行方不明の弟だとして生命保険で100万ドルをもらおうとするのだ。ところが、その死体の持ち主であるギャングが妻を人質に取ったり、当の弟が突如現れたり、保険会社の調査員にしつこく疑われたりと、なかなかうまいこといかない。

       そのへんの「も〜も〜、どないしたらええねんっ」てところをコメディにしてるんだけど、おもろなーい。さすがは本邦未公開作品だ。サスペンスなのかコメディなのかブラックなのか、中途半端な味付けで、見てる方はどう見たらいいのか分からない。ドキドキすべきなのか、笑ってあげたらいいのか、一体どっちやねん!

       二人組のへっぽこギャングがいい味出して楽しいシーンを作ってくれてるのに、ロビンおじさんのどっちつかずのキャラ設定が全くダメでした。残念。


       
      ロビン・ウィリアムズ,ウディ・ハレルソン,ジョバンニ・リビシ,ホリー・ハンター,アリソン・ローマン,マーク・マイロッド
      2008.02.24 Sunday

      サンキュー・スモーキング

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        タバコにドクロマークを

         ボクは喫煙家です。今年になってボクの知り合いが二人タバコをやめました。

         どんどん肩身が狭くなって来る喫煙家には「そうじゃ、そうじゃー」と喜ぶシーンやセリフがいっぱいですが、映画の中ではだーれもタバコを吸っていません。主人公のロビイストでさえ吸っていません。吸ってるシーンがないのです。タバコ王みたいなロバート・デュバルが出てきますが、この人でさえ葉巻もタバコも吸っていません。

         そう、今は映画の中でタバコを吸うシーンは御法度なのです。昔の名作でさえタバコを吸うシーンはデジタル処理であめ玉をなめるとかペンを握っているとか改ざんされているのです。そういうテロ並みの風潮に一発かましたろかいという映画なのかしら?

         アメリカでは議論で相手を打ち負かすというディベートが盛んに学校でも行われて、クチで言い負かしたら勝ちという能力が評価されたりしますが、このロビイストの仕事はまさにそれで、タバコにどくろマークをつけろと言うんなら心臓発作の危険のあるチーズにも事故の危険性のある飛行機や車にもどくろマークをつけろ!と反論させます。

         ディベートって、こういう話のすり替えで相手をギャフンと言わしたら勝ちみたいなとこあるからボクは嫌いですけどね。

         結局は個人の選択の自由だと思うんですけどねえ。

         タバコ会社のロビイストの飲み仲間がアルコールと銃のロビイストというのも笑えたね。まあ、これ、コメディですから。



        アーロン・エッカート,ジェイソン・ライトマン
        2008.02.19 Tuesday

        さらば、ベルリン

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          カサブランカだったのか…

           40年代のハリウッド映画黄金期っぽい白黒のめっちゃコントラストのきいたような光と影で、監督のソダーバーグがオマージュとも憧れともパロディともとれるような感覚で描いたミステリーサスペンス劇場。

           ポツダム宣言のための会議を取材にやってきたジャーナリスト(クルーニー)と、現地での雇われ運転手(スパイダーマン)と、謎の美女(ブランシェット)。3人にはそれぞれ人には言えないような過去があり、過去からは逃れられない現在があり…と、暗い感じで物語は始まる。
           やがて、スパイダーマンは殺され、それが美女の夫に関係してるらしく、クルーニーが此の地へやってきたのもただの偶然ではなかったのだー!

           終戦後の「未来」をいかに築き上げて行くかという米ソの暗躍が、一人の美女を中心にして、人間の命なんか「へ」とも思てない現実をつきつける。なーるほど!そういうことだったのかー!と理解できるまでヒマかかりますが、納得のストーリーでおました。

           廃墟となったベルリンを当時の映像もうまいこと使いつつ、白黒だから出来たマット画との合成もいい雰囲気だしてました。おもろい!っちゅうほどではないけど、うまいこと作った映画でした。

           ラストシーンで「な〜るほど、結局はカサブランカみたいな映画が撮りたかったのね」とニッコリしてしまいます。音楽も当時の映画らし〜い雰囲気をうまーく出しています。




          ジョージ・クルーニー.ケイト・ブランシェット.トビー・マグワイア .,スティーブン・ソダーバーグ
          2008.02.17 Sunday

          大統領暗殺

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            なにっ!?ブッシュ大統領暗殺?!

             完全なドキュメンタリー手法で描く「もしもブッシュが暗殺されたら…」というシュミレーション映画。

             ドキュメンタリー調なので、いろんな人のインタビューが延々と続き、そのインタビューの内容が時間の経過とシンクロしてるので、しっかりと字幕を見て理解しないとアカンかった。しかし、うだうだしゃべってるのを聞いてるとだんだん眠たくなって来て途中数分間はこっくりこっくり寝てしまった。

             ブッシュが暗殺されたら…の後のシュミレーションがぜ〜んぜんおもろない。

             犯人をデッち挙げてどうのこうの…なんて、分かり切った話で、そんなもん当たり前じゃんという感じ。それより大統領を暗殺されたアメリカが世界をどうミスリードしてどこへ向かわせようとするのかという世界規模のシュミレーションを見たかった。

             ブッシュが暗殺されるということだけが「えっ?」となるだけで、後はたいしたことない展開でした。眠たくなるのも当然か。



            ディック・チェイニー,ジョージ・W・ブッシュ,ガブリエル・レンジ
            2008.02.14 Thursday

            マネー・アンド・シガレット/エリック・クラプトン

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              クラプトンだってパクリの曲作ってんじゃん

               いいですねえ〜。このリズムセクション!ダック・ダンとロジャー・ホーキンスだよ。絶壁、いや鉄壁ですなあ。ある程度ダラっとしてて、しかもシンプルでタイト。これぞ泉たまがめざすリズム隊だ。

               それにしても3曲目は何ですか?ジミヘンの「オール・アロング・ウォッチタワー」のパクリじゃないですか。こんなんもありなのね。あー、そうですか。じゃあ、泉たまがやってる「どっかで聞いた事ある曲ばっかり」というパクリもどき手法はアリなのね〜。あー、よかった。

               ギターにアルビン・リーじゃなくて、アルバート・リー。さらにライ・クーダーまで登場してるんだから出来が悪いはずない。それにしても「461」よりこっちのほうがずっとレイドバックしてると思うんだけどなあ。クラプトン一人がギターを頑張らなくっちゃとは思ってなくて、アルもライもおるんやからオレはちょっとお休みさというテキトーさがとてもいい雰囲気。
               泉たまで、クマがキヨさんとアンちゃんにギターを任せてサボってるのとは大違いですけど。

               またまたプロデュースはトム・ダウドですけど、今回はソロというより「バンド」としてのまとまりを狙ったような感じですかね。いいアルバムだけどセールス的にはアカンかったんだってさ。

              JUGEMテーマ:ROCK


              2008.02.12 Tuesday

              461オーシャン・ブールヴァード

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                これはベースの勝利じゃないですか?

                 泉たま新年会でのクラプトン談義に影響されて久しぶりに聞き直してみた。

                 レイドバックしたクラプトンの大復活!う〜ん、そうなんでしょうか?ギタリスト・クラプトンとしてじゃなく、ボーカルとして&コンポーザー&アレンジャーとしてのクラプトンの始まりという感じなのかも…。

                 ドラムは曲によっていろんな人がやってるけど、ベースはデレク&ドミノスからの息の合ったカール・レイドルただ一人。これがよかったんとちゃう?アレンジもきちんとやってくれる人で。

                 1曲目の「マザーレス・チャイルド」なんて、スネアがロールビートでハードにやろうと思えばもっとロックロックした曲にもなったはずやのに、ベースのフレーズを聞いてみて!なんと人をバカにしたようなダルダルのランニング。これじゃあレイドバックにしか聞こえません。
                 これぞレゲエだ!と当時のロックファンは納得した、レゲエ色満点のはずの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」も実はベースとドラムを聞くとレゲエっぽっくな〜い。意外と普通じゃんかー。味付けがレゲエっぽいだけ。
                 
                 クラプトンがいろーんなタイプの曲をやりたかったのをうま〜いことまとめたのはカール・レイドルだったんとちゃうかなぁ。プロデュースのトム・ダウドはそれをさらに「こじんまりタイトに」まとめたっちゅう役割やったんかなぁ。今回はそう感じました。ベースの勝利です!

                 発売された当時は「ギターの神様はどこへ行ったんや〜?」とちょっとガックリきた記憶がありますが、やっぱり名盤に入るでしょうねえ。


                2008.02.11 Monday

                ランボー 最後の戦場

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                  21世紀 混迷の時代
                  世界最強のワンマン・アーミー(一人軍隊)が
                  ついに帰って来る!


                   予想通り?ロッキーの次はランボーだった〜!ぶよぶよ老体にむち打って、スタローンはやっぱりそれでも走れるのか!暴れまくるのか!撃ちまくるのか!そして最後はまたどこかへ去って行くのか!
                   これは見逃す訳にはいかないだろう!

                  2008.02.10 Sunday

                  マグノリア

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                    キレたらみんなこうなるんとちゃう?

                     何回見てもいいものはいいですねえ。この脚本はいいです!オープニングに流れるスリー・ドッグ・ナイトの「ワン」がまたいいです。歌ってるのはエイミー・マンという人らしいですけど。いい曲です。

                     出てくる人たちが普通の僕らから見るとある意味「イっちゃってる」ので感情移入というところまで行かないんだけど、普通の僕らがホンマにキレたときにはこうなるんとちゃうかな〜と今回見て思った。

                     過去からは逃げられない、過去は追いかけて来る。逃げ出したいその状況はいくら抜け出そうとしても向こうからまた捕まえにやって来るのだ。イライラしたそういう状況にキレた時、僕らもああなるんじゃないかな〜…と。
                     一番落ち着いてたのは看護士のフィリップ・シーモア・ホフマンでしたね。

                     また何年かしたら見たくなるでしょう。そのときにはまた違う発見があるかも…です。



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                    ジェレミー・ブラックマン,トム・クルーズ,メリンダ・ディロン,ポール・トーマス・アンダーソン
                    2008.02.02 Saturday

                    日本一のホラ吹き男

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                      37歳で大学生の役?加山雄三を超えてるなあ

                       1964年東京オリンピックの年の映画で植木等は37歳。オリンピックの三段跳びの選手がケガしてパーになり、ご先祖様の「ホラ吹きであるが、ホラもまた予言となるなり」という言葉を知り、それなら!と発奮してサラリーマンでめちゃ頑張る。ハッスル、ハッスルしまくって1年足らずで重役になり美女(浜美枝)と結婚するというお話。

                       いつものようにムチャクチャゆうけど、ゆうたことはキチンとやるという「有」責任なところが昭和だねえ。

                       今回は由利徹の守衛さんが爆笑だった。この人、1956年からのNHK「ちろりん村とくるみの木」で声優としてスタートしてたんだねえ。へぇ〜。



                      植木等,浜美枝,中真千子,草笛光子,谷啓,古澤憲吾,笠原良三
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