2022.05.14 Saturday

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2007.04.25 Wednesday

    ザ・ゾンビーズ/オデッセイ&オラクル

    0

      ODESSEY & ORACLE / THE ZOMBIES 1967

      「サージェント・ペパーズ」「サタニック・マジェスティーズ」の1967年。クリーム、ジミ・ヘンが2枚目を出し、ピンク・フロイドがデビューした年。アメリカではドアーズ、ジェファーソン、バッファローが出て来て、スコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」が大ヒット。

       その同じ1967年。ゾンビーズのこのアルバムもアビーロード・スタジオで録音された。全く評価されていないのが不思議なぐらい、これは時代を変えた1枚と言えるんではないでしょうか?
       大ヒットした「二人のシーズン」も収録されているけど、それよりもコーラスやメロトロンをふんだんに使っての、ポップ(ロッド・アージェントの路線)であり実験的(ベースのクリス・ホワイトの路線)でもあり、非常に美しい楽曲たちに圧倒される。ある意味、ビーチボーイズのペット・サウンドのイギリス版か。
       ロッド・アージェントのキーボードが全体を引っ張りすぎなので、ギターの人の出番がない!というのが玉にきず。ここさえクリアできていれば、当時のロックシーンには歓迎されたはず。おしかった。ビートルズ、ストーンズと並んで称されていたかも…。ただ、アージェントというバンドになっても同じようにキーボード中心だったから、もひとつB級に甘んじなければならんかったのかもね。

       でも、これは「ロック史上忘れてはならない名盤」に入るレベルの高さであります。やられた!やった!
      2007.04.16 Monday

      アトミック・ルースター「ベスト・オブ・初期の10年」

      0

        ATOMIC ROOSTER / THE FIRST 10 EXPLOSIVE YEARS

         1970年キーボードのヴィンセント・クレイン、ギター&ボーカルのジョン・デュ・カン、そしてドラムにカール・パーマーというトリオで登場したアトミック・ルースター(えっ?ベースいないの??)。このアルバムはカール・パーマーがいなくなった2枚目と、のちにカクタスに入るピーター・フレンチがボーカルで参加した3枚目、それに未発表のライブとシングルのB面の曲がたっぷり16曲も入ってます。

         ザ・ナイスのような、初期のディープ・パープルのような、キーボードがメインでぐいぐい引っ張って行くタイプの半分プログレなハード・ロックです。アルバムとしては曲がごちゃまぜなので、まとまりないし、カッコええのもあれば、くっさいアレンジの曲もあるしで、こんな状況でこのバンドを評価するのはかわいそうですが、やっぱりB級ですわ。

         4年間に5枚のアルバムを出して消滅したけど、このアルバム・タイトルの10年間とは一体いつのことなんだろうか〜??
        2007.04.05 Thursday

        フォース・イット UFO

        0
          FORCE IT / UFO(1975)

           ヒプノシスによるジャケットがまさにブリティッシュ・ハード・ロックなUFOの通算5枚目、マイケル・シェンカーが入っての2枚目。キーボードにテン・イヤーズ・アフターのチック・チャーチルがゲスト参加。

           このアルバムは文句なしにカッコいい!マイケル・シェンカーよ、こんなにギターを泣かせられるギターリストだったとは!いやぁ〜、お見それしました。アレンジも凝るとこはしっかり凝りまくってプログレ寸前。ストレートにロックンロールもいけてる。これぞまさにブリティッシュ。ボーカルもビックリする程ではないにしろ、ちゃんとハード・ロックとして成立しています。

           プロデューサーのレオ・ライオンズって、これもテン・イヤーズ・アフターのベースやん。これもクリサリス・レーベルつながりか?しかし、断然テン・イヤーズ・アフターよりもカッコいいのがかわいそうだ。本家のアルビン・リー、すねてたりしてね。
          2007.04.03 Tuesday

          ナザレス ”ラウド・アンド・プラウド”

          0

            Nazareth "Loud'n'Proud"

             ブリティッシュ再発見シリーズ。
             見よ!このジャケット!決して大丸ピーコックではございません。74年発表の、まあまあ話題にもなったし、そこそこ売れたアルバム。ディープ・パープルのロジャー風呂場、いや、グローバーがプロデュースした前作「ラザマナス」に続く4枚目。

             う〜ん、残念。ボーカルがたいしたことなーい。バンド全体に華が無い。ギターもドラムもなんとなくこじんまりしてて面白くなーい。さらにギターソロの趣味が悪い。中近東かペルシャの市場にてみたいな感じのフレーズが笑いそうになります。どっかのアマチュア・バンドみたいです。

             なにしろこのバンド、ブリティッシュのくせにザ・バンドの「ウエイト」の歌詞からバンド名をつけたというアメリカ趣味で、このアルバムでもリトル・フィート(なぜかツェッペリンのロックンロールみたいな曲)、ジョニ・ミッチェル(ベンベケベンベケ・ハードロックの王道)、ディラン(ブラック・サバスか〜?みたいなオドロオドロしいヘビーなリフが失笑もの)の曲を取り上げている。ハード・ロックなわりにはファンキーなリズムだったり、ソウル風なコーラスだったりして何をねらってるのかな〜。散漫さは致命的だわ。
            Calendar
            1234567
            891011121314
            15161718192021
            22232425262728
            2930     
            << April 2007 >>
            PR
            Facebook
            Katsumi Imai

            バナーを作成
            いまヤンの本棚
            Selected Entries
            Categories
            Archives
            Recent Comment
            Recent Trackback
            Links
            Profile
            Search this site.
            Others
            Mobile
            qrcode
            Powered by
            30days Album
            無料ブログ作成サービス JUGEM