2022.05.14 Saturday

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    2006.02.26 Sunday

    ヴァン・ヘルシング

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       ドラキュラ、オオカミ男、フランケンシュタインと出てくれば、怪物くんも出したらなアカンのとちゃうのん?両手を顔の前でパラパラーっとやったら何にでも化けられるし、腕はビローンと伸びるし、強いでー!
       怪物くんの代わりに登場するのが、ヴァン・ヘイレンじゃなくてヴァン・ヘルシングさん。ヴァン、ヴァン、ヴァン、ヴァン、ヴァンサンカン、焼き肉焼いてもヘルシングや。なんや設定としてはドラキュラを誕生させた因縁があるみたいやけど、ややこしゅうて、よう分からん。このヒーローがジキルとハイドを皮切りに西洋の妖怪たちをバンバン退治していくんや。手塚治虫先生の「どろろ」やがな。ヴァンさん、百鬼丸ほどカッコよくないのが残念。
       フランケンの生命パワーがドラキュラの子孫を産み、オオカミ男はドラキュラの天敵という関係がなんで?と思うけど、こないなってんねんから納得せなしゃーない。むちゃくちゃや。
       暗ーい画面でごちゃごちゃCGがうごめいてるんやが、もうこんなCG映画、飽きちゃったよ。




      ヒュー・ジャックマン,ケイト・ベッキンセール,リチャード・ロクスバーグ,スティーヴン・ソマーズ
      2006.02.25 Saturday

      永遠のモータウン

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        まさにミュージシャン必見の映画

        ベリー・ゴーディーがモータウンを始めた頃、
          ・テレビは白黒で、南部の冷水器には白人用と黒人用があった。
          ・デトロイトはアメリカの主要都市であり、現在のような夜ごと略奪の宴となる貧苦の街とは無縁だった。
          ・偶然ポップミュージック界ではR&Bが流行っていたが、黒人の音楽はレイス・ミュージック(人種音楽)と呼ばれ、アフリカン・アメリカンが独自の文化を持つ事は認められていなかった。
          ・黒人にとってのビジネスといえば、保険会社、新聞社、斎場であり、そこに白人の客はいなかった。

         ↑これは「モータウン40フォーエヴァー」というCDの解説の一部ですが、こんな時代(というよりもボクら的にはあの時代)に大ヒット曲を連発し続けたモータウン・レーベルの隠れたバックバンド、ファンク・ブラザーズの実像にせまるドキュメンタリーです。

         ボクらのように英語の歌詞が分からない人間は、当時のヒット曲を「サウンド」として聞いてたわけで、そういう意味ではファンク・ブラザーズという名前は知らなくても、歌のバックに流れるあの音はしっかり聞いてた人間なわけです。歌詞を歌えないからバックの音をベベベン、デケデン、タカドンドンと口ずさんでたわけです。うーん、しかっりファンク・ブラザーズの洗礼を受けてたんだなーと実感。

         映画はもちろんサイコー!でるわ、でるわ、ヒット曲の嵐!オジンになっても衰えない演奏力!そのパワー!ラストの「エイン・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」は涙、涙、涙!
         泉たまのダーマエ氏も大絶賛の音楽ドキュメンタリー映画です。泉たまのメンバーも泉たまファンのみなさんも必見です!




        ドキュメンタリー映画,ファンク・ブラザーズ,ポール・ジャストマン
        2006.02.20 Monday

        イン・ザ・カット

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           ラブ・コメの帝王(王女?)メグ・ライアンがイメチェンを図ったが、見事にずっこけた、乳見せ損な映画。



          メグ・ライアン,マーク・ラファロ,ケビン・ベーコン,ジェニファー・ジェイソン・リー,ジェーン・カンピオン,スザンナ・ムーア,ニコール・キッドマン,ローリー・パーカー
          2006.02.16 Thursday

          ミュンヘン

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             1972年ミュンヘン・オリンピック。ボクは高校3年生。この映画の事件があったころって、「ゲリラ」「過激派」「手紙爆弾」「ハイジャック」…など物騒な事が新聞とかテレビを賑わせとった。ちょっとゲリラっぽい?カーキ色のジャケットとか流行りだした頃とちゃう?当然、イスラエル、パレスチナの中東情勢なんか高校生に分かるはずもない。ただただ、何かもめてる物騒な国があるんやなーと、そういう認識。残念ながら今だにパレスチナ問題って理解不能。

             この映画を見てもやっぱり難しい問題については理解不能。イスラエル側とアラブ側が正直な心情を語る場面もあるけど、よう分からん。まあまあ、そんなんゆわんと仲良うしぃ〜な〜ってゆうてもアカンみたい。誰が何をゆうても耳を貸さん。解決策はありえない。ただ報復、復讐の連鎖のみ。救い様がない。もう、勝手にしなさい!という感じ。

             3時間を超える映画だからかなり覚悟して見たけど、意外や意外!「スパイ大作戦」のようなノリでグイグイ引っ張られて飽きなかったし疲れなかった。おもしろい。あの時代のファッションが生かされてるし、70年代の雰囲気がうまく映像になっている。ドキュメンタリー仕立ての色の処理もカッコいい。よかった。

             ラストにニューヨークのWTCツインタワーが写るんやけど、やられたらやりかえす報復の連鎖がこれからもずっと続くんやで!という悲しいメッセージが重く暗く響いて来る。どーしようもないんかいな、これ。

             ロックファンならニヤリとするシーン
            1 レバノンの港でアマチュアバンドがサンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」を演奏していた。
            2 イスラエル人とアラブ人がラジオの取り合いでもめたとき、両者が納得したのはアイク&ティナ・ターナーだった。
            3 暗殺グループが車で待機してるとき、一人が口ずさんでいたのは「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」だった。

             アカデミー、取るかもしれんなあ。



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            エリック・バナ,ダニエル・クレイグ,キアラン・ハインズ,マチュー・カソヴィッツ,ハンス・ジシュラー,ジェフリー・ラッシュ,スティーブン・スピルバーグ,トニー・クシュナー,エリック・ロス
            2006.02.12 Sunday

            ホステージ

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               「スズメバチ」の監督がブルース・ウィルスを主人公にして、大ブレーク中の「24」を映画にした!って感じ。事件はリアルタイムで起きている…。

               交渉人のブルースさんは大失敗を犯し、田舎の警察署長になっていた。田舎暮らしと24時間悩み続けるブルースさんがイヤで離婚話も持ち上がっている。ある朝、ムード最悪の家から普通に出勤するブルースさん。そんなとき、田舎の大豪邸で人質事件が起こる。地元警察だけでは無理と、郡警察に引き継いで帰ろうとしたブルースさんだが、実はもっと大きな犯罪がからんでいて、ブルースさんの奥さんと娘も人質に。あっちも人質、こっちも人質。味方の警察にもホントのことは言えない!単独で行動するしかない!誰からも理解されない、全く応援のない捜査!さあ、どうする!ブルースさん。ってところが「24」と同じです。

               サスペンスあり、アクションあり、なぜかホラーありと非常に楽しめました。悪者組織があれでおしまい、一件落着かどうかは別にして、「ダイ・ハード」みたいなシーンもパクりというより「お楽しみシーン」として許せます。
               「スズメバチ」がまた見たくなりました。



              ブルース・ウィリス,ケヴィン・ポラック,ジョナサン・タッカー,ジミー・ベネット,フローラン=エミリオ・シリ,ロバート・クレイス
              2006.02.12 Sunday

              ジャーヘッド プレミアム・エディション

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                 現代の戦争って飛行機(または爆撃機)かミサイルさえあったらパソコン上でできちゃうんでしょ?湾岸戦争の時って、テレビでピンポイント爆撃のシーンが普通に見られて「今の戦争は血が流れないんだ」みたいな幻想があったんとちゃう?実際にあの戦場になった砂漠を歩いている兵士たちの姿が全然見えてこなくて「砂漠の嵐作戦」もアっという間に終わっちゃったような印象だけ残ってる。

                 主人公の普通のアメリカ人青年も志願して兵隊になって、新兵としてシゴかれて、ついに砂漠へ送られて、狙撃兵部隊に配属される。でもスナイパーなんてモロ接近戦専用じゃん。だから湾岸戦争ではお呼びじゃないわけ。結局、1発もライフルを撃たずに、1人も敵を殺さずに、戦争が終わっちゃった。ただやったことは「マスターベーション」と「パーティー」だけ。

                 砂漠で見る「地獄の黙示録」の映画にヤンヤの喝采を送り、いつになったら敵を殺せるんだ!と焦る若者たち。でも戦争は勝手に進んで勝手に終わる。油田に火が放たれもうもうと立ち上る真っ黒な煙と降り注ぐ油。不思議と幻想的なムードに見える真っ黒な砂漠の上を歩くとそこだけ白い砂が現れる。砂漠で出会うのは爆撃後の黒こげになった死体だけ。

                 ベトナム戦争を経験した兵士達とはまた違った焦燥感、挫折感、異常な精神状態を味わってホームへ戻って来る若い兵士たち。手には敵を殺すためににぎったライフルの感触だけが一生残る。

                 う〜ん、サム・メンデス。ひねくれ、ねじまがった戦争映画を作ってくれたもんだ。



                ジェイク・ギレンホール,ジェイミー・フォックス,ピーター・サースガード,ルーカス・ブラック,クリス・クーパー,サム・メンデス,ウォルター・マーチ,ウィリアムス・ブロイルズ・Jr
                2006.02.02 Thursday

                バニシング・ポイント

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                   高校の時に見に行って、ラストシーンに唖然となりつつ理解不能で、頭んなかクエスチョンマークで帰って来たような覚えがありますが、それでも映画通を自負していた高校生は「あれは、反権力・反体制のシンボルだったのだ。それでも権力には勝てなかったのだ」と分かったような気でいたのでした。

                   今、見直してもやはりラストは「?マーク」です。でも、いっぺん転がりだしたらもう止まる事は出来ない、誰にも止められない、ラストは破滅だけという、そんな「恐怖」なことって世の中にいっぱいあるんとちゃうかなあと思うのです。大人の世界にも、子どもの世界にも。
                   それと、カーチェイスシーン(と言っても全編カーチェイスですが)は「ブルースブラザーズ」がそのままパクってやってますね。ある意味、この映画がその後のカーチェイスのあり方を決定付けたのかもね。

                   デラ・ボニとリタ・クーリッジも出てたんですね。へー。



                  バリー・ニューマン,リチャード・C・サラフィアン
                  2006.02.01 Wednesday

                  トスカーナの休日

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                     40才のダイアン・レインが年相応の役回りで自然なオバチャンしてる映画。イタリアのひまわりのきれいなトスカーナ地方の風景がこれまた絵はがきみたいに取って付けたような美しさ。

                     離婚して傷心旅行に出かけた書評家の女性がイタリアで古い家を衝動買いしてしまう。その家の改修工事中にいろんなことがあって最後はめでたしめでたし(できすぎ!)。イタリア男達はまさしくイタリア人っぽく、逆にアメリカ女はアメリカンに描かれてて非常に分かりやすい。風景の描写も人物描写も全部「まるで小説を読んでいるみたい」な感じ。

                     まあ、たまにはこんな映画もええか。トスカーナってどこか〜な?



                    ダイアン・レイン,リンゼイ・ダンカン,サンドラ・オー,ラウル・ボヴァ,オードリー・ウェルズ,フランシス・メイズ
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