2022.05.14 Saturday

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2003.12.27 Saturday

    バーバー (2001)

    0
       ビリー・ボブ・ソントンジャムさんが散髪屋さんだから「バーバー」なんやろうけど、原題は「THE MAN WHO WASN'T THERE」で、そこにいなかった男?そこってどこ?殺人の犯行現場?ちゃうちゃう。もともと、そこにはおらんかったんやー、存在すらせんかったんやー、誰からも忘れ去られる男っちゅうか、そーゆー孤独感のことやねんろなあ。

      見てて「アメリカン・ビューティー」に似てるなあと思ったんやけど、いわゆる中年の普通のオッサンが、普段の生活の単調さなり閉塞感なり孤独感から、ちょっと常軌を逸した行動に出ちゃうという・・・。でも、それって特別なことじゃないでしょ!というような・・・。わりと好きやで、こういうの。

       監督のコーエン兄弟といえば「ファーゴ」やねんけど、そのファーゴのおばちゃんがまたビリー・ボブのヨメはん役で出てた。ソントンさんといい、このおばちゃんといい、ぐーっと抑えたような演技が渋いねえ。

       ピアノがうまい真面目そうな女子高生がソントンさんに「お礼」がしたい!ゆうシーン。あれはすっごいブラックやねえ。全編流れるベートーベンのピアノソナタ(ほんまかいな)が「お上品」な雰囲気を漂わせてたのに、「お礼」が「アレ」とは!ひっくりかえりそうになったで。このへん、コーエン兄弟らしいとこか?
      2003.12.26 Friday

      抹殺者(THE BODY / 2000)

      0
         昨日の「シャンプー台のむこうに」のことで補足。

         ヨークシャーの田舎(舞台のキースリーはヨークシャーの田舎町)の田園風景というか、丘の上に大きな木があって、まわりは草むら?で、でもお日様の光が燦々というシーンがあったんやけど、あの風景って「どっかで見た!」と思ったのよ。どこで見たん?って、ボクはイギリス行ったことないし・・・。そうか!美術館の絵だ!どこの美術館?記憶に新しいってことは・・・シカゴかメトロポリタン?・・・ということで、今日はシカゴ美術館とメトロポリタン美術館のHPで、その風景の絵を探しまわったんやけど、成果はナシ!なんかモヤモヤする〜!

         今日はエルサレムが舞台の「抹殺者」アントニオ・バンデル星人が出てるからって、こんなきな臭い題名にせんでもええのに。
         古いお墓から出て来た死体(ガイコツ)がひょっとしたらイエスキリストの遺骸かもしれん!なにー!キリストゆうたら神様やがな!神様の遺骸があったらアカンじゃん!だからその事実を抹殺せよ!そういう意味で抹殺者なのね。
         でも我々、無神論の日本人には全くニュアンスがつかめんダルい映画でした。スカー!
        2003.12.25 Thursday

        シャンプー台のむこうに(2000)

        0
           ヘアーカットの選手権大会という変な設定なんやけど、勧善懲悪そのままの勝負の行方と散髪屋家族の絆と若い恋人たちの出会いをうま〜く、そして軽やか〜にまとめた秀作。

           散髪屋(ヘアー・デザイナーとか言うべきか)の父がアラン・リックマン。「ダイ・ハード」のハンスでんがな。そして「ギャラクシー・クエスト」のドクター・ラザラスでんがな。「ハリーポッター」でんがな。いやー、なかなかのもんです。うまいです。
           息子はジョシュ・ハートネット。「パールハーバー」でんがな。「ブラック・ホークダウン」でんがな。こんな低い声やったっけ?
           お母さんの人も、ヘアー・モデルの人も、いろんな映画で見たことある人です。さらに恋人役の女の子(実は敵役の娘)もめっちゃかわいい。ショートカットがよく似合うお嬢さんです。

           劇中で使われてる曲もまあまあおなじみのモンが多かったけど、バックマン・ターナー・オーバードライブなんて聞いたん何十年ぶりや〜??すごい選曲だ!
          2003.12.07 Sunday

          MIB2

          0
             1作目に比べてえらく「子供向け」になっちゃってるじゃん。犬がしゃべったり、ムシが仲間で活躍したり、ストーリーがお姫様チックになってるし、いいのかなー。

             郵便局員のKのところにJが訪ねて行くところが一番おもろいかな。頑固っぽいとこが相変わらずで。

             でもそれ以外はあんまりやったね。

             それよりあの「ピカッ」が欲しいなあ。忘れてほしいことを忘れてもらうのにめっちゃ便利やん。あれ欲しい。
            2003.12.01 Monday

            es エス

            0
               esって何のこと?エスって読むん?一体どんな映画なん?なーんの予備知識もなく見出したらグングン引き込まれて最後まで見ちゃった(深夜だったのに)。これは怖い!ある意味、恐怖映画!こっわー!
               
               大学のえらい教授の実験で「普通の人を一般公募して看守役と囚人役に分けて2週間その役に徹してたら人格はどう変化するか」みたいなことを始める。応募してきたのは普通の人で報酬ほしさだけの人もおるし好奇心からという人もおるし、これをネタに記事を新聞に売ろうという人もおるし・・・と、かなりドキュメンタリー風。

               実験がスタートすると看守役は制服の魔力で権力をふりかざし「秩序」を守ろうとするあまり暴力に訴えることもでてくる。囚人たちはだんだん従順になっていく一方いらいらと精神が落ち着かず暴れだすものも出てくるし、看守に反抗するのもでてくる。

               それぞれが暴走しはじめ、実験は中止かと思いきや!それも実験の一部だと看守たちは囚人たちを痛めつけ始める。囚人たちはついに反乱〜脱走。最後は殺し合いにまで発展。

               怖いー!自分が看守の立場だったら・・・囚人の立場だったら・・・と考えると「人間の弱さ」が浮き彫りになって目の前につきつけられる。怖いー!

               ドイツ映画だからドイツ語しゃべってるんで、なんとなくナチを想像してアウシュビッツとか思い出してさらに恐怖!また見たいかも・・・と思っちゃうね。「アメリカン・ヒストリー」やったっけ、あれにちょっとにてるかも。
              Calendar
               123456
              78910111213
              14151617181920
              21222324252627
              28293031   
              << December 2003 >>
              PR
              Facebook
              Katsumi Imai

              バナーを作成
              いまヤンの本棚
              Selected Entries
              Categories
              Archives
              Recent Comment
              Recent Trackback
              Links
              Profile
              Search this site.
              Others
              Mobile
              qrcode
              Powered by
              30days Album
              無料ブログ作成サービス JUGEM