2022.05.14 Saturday

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    2003.08.31 Sunday

    陽だまりのグラウンド

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       野球モノで、それも少年野球となると、古くは「がんばれ!ベアーズ」を思い出すけど、笑って泣いて試合で感動という映画になるのは間違いなし。そこにキアヌ・リーブスがどう絡んでくるか!が見ものといえる。
       
       博打で負けて借金だらけの人間のクズのようなキアヌが少年野球のコーチで「立ち直る」と言えば聞こえはいいけど、実はバスケ賭博で勝って借金を帳消しにできたからコーチを続けられたのであって、あそこでまたバクチに負けてたらこうはなってないのよ。そこがひっかかる。

       でも、シカゴのめっちゃ治安の悪い環境最悪の町の子どもたちが野球だけが楽しみでがんばってる姿は勝手に涙出ちゃうし、一番小さいGベイビーがギャングの流れ弾に当たって死んじゃって、ホンマに最悪。そのお葬式でのキアヌのスピーチは単純に感動しちゃう。涙止まらん。

       それにしてもたいした練習もしてなさそうなチームが町の選手権で優勝をかっさらうんじゃあ他のチームは何してんねん!という感じもちょっとあるなあ。

       ごちゃごちゃゆわんと素直に見てたら「いい映画」なんですー。
      2003.08.22 Friday

      頭上の敵機

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         グレゴリー・ペックさんが49年のアカデミー取った作品。いわゆる「軍隊鍛え上げストーリー」なんだけど、問題の部隊がそこそこキチンとしてそうな部隊やから、なんでわざわざアンタが出て行って鍛え直さなアカンのん?という疑問もあるが、そこさえ目をつぶったら、いい映画です。

         こういうパターンの話はいっくらでも映画になってるけど、それの原形やろね。ボク的にはイーストウッドの「ハートブレイクリッジ」が好きやねんけど。

         でも、ラストの出撃で体がゆうこときかんようになって、一緒に飛べなくて本部に残らざるをえんようになったときの、ペックさんのパニックぶり。こんな精神状態になってしまうぐらい過酷な状況なんだ!というのは分かるけど、あんな状態になるような上官では困るんとちゃうのん?もう二度と飛べんやん。あの後はデスクワークに移ったんでしょうか・・・?
         そのパニックぶりと、部隊が爆撃から戻ってくるまで石のようになっちゃって、爆音が聞こえて来るとハタと我に返るシーン。あそこが見せ場なんでしょうね。
         でも、やっぱ、あんなにパニクったらアカンでしょうが。部下に示しがつかんやん。なんか、そこが気になるなあー。
        2003.08.19 Tuesday

        息子の部屋

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           徹子の部屋じゃないのよ、息子の部屋ですよ。公開当時のコピーが「生きているときは、開けてはいけないドアでした」なんじゃそりゃー!

           息子がダイビング中の事故で亡くなって、悲しみにくれる家族。入ったことのない息子の部屋に入ってみると・・・エロ本、エロビデオがいーっぱい出てくるわ、ロリコン・フィギュアのコレクションはすごいわ、エッチなおもちゃはころがってるわ、押し入れにはキノコが大量発生!なあんじゃこりゃー!

           息子がダイビング中の事故で亡くなって、悲しみにくれる家族。入ったことのない息子の部屋に入ってみると・・・ベッドは揺れ、たんすは倒れ、電球は異様に光輝き、窓はバタンバタン鳴り、どこからともなく嵐の風が吹き荒れ、青白い霊の姿がボワーっと!なあんじゃこりゃー!

           息子がダイビング中の事故で亡くなって、悲しみにくれる家族。入ったことのない息子の部屋に入ってみると・・・いきなり飛び出して来るSWAT、轟く銃声、爆音、たちのぼるキノコ雲、窓から飛び込んで来るスパイダーマン!なんじゃこりゃー!

           そういうハリウッド的な(どこが?)映画ではありません。

           息子がダイビング中の事故で亡くなって、悲しみにくれる家族。入ったことのない息子の部屋に入ってみると、別に初めて入ったわけじゃないわ、前にも入ったことあるしー。そこへ息子を好きだという少女から手紙が来て、その子と悲しみを分かち合う家族・・・。う〜ん、どうもおもろない展開じゃ。
          2003.08.19 Tuesday

          パーフェクト・カップル

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             大統領になるには「パーフェクト」じゃないとダメなのー!という話なの?そのためにはスキャンダルには全部フタをして相手候補をやっつけて・・・というコメディっぽいタッチで全編行くんかと思ったら、そうじゃなくて案外シリアスに社会派的な展開もあって、なーんや!という映画。

             ここでのトラボルタはえらい肥えててブっさいくでガッカリ。大統領にはなってほしくない感じ。なんで?しかし、焼肉屋の娘とか図書館の司書とか、女やったら誰でもええんかい!というこんな男、絶対に大統領になったらアカンやろ。
             うん?そうなんでしょうか!大統領なんだから政治家ですよね。国民のためにキチンと政治してくれたら下半身のことは別にええのんとちゃうのん?どうなんでしょうか?

             キャシー・ベイツが出てるんやけど、この人が出ると周りの役者さんを全部食っちゃうからええような悪いような。

             監督のマイク・ニコルズはあの「卒業」の人。痛快「ワーキング・ガール」とかもこの人。でも一番心に残ってるのは「イルカの日」これはええでー。というか泣くでー。

             さて、シュワちゃんは知事さんになれるんでしょうか?
            2003.08.17 Sunday

            シッピング・ニュース

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               なぜかラッセ・ハルストレム監督というだけで「感動!感動!」っていう宣伝のしかたは間違ってるね。別に「感動」を売り物にしてる監督じゃないもん。ただ人間ドラマをしっかりていねいに静かに描くというだけやと思うで。
               予告編では氷の上をみんなで家を引っ張って行くシーンがえらい強烈で印象に残ってるんやけど、そこがクライマックスというわけではなかった。ここ!っていう盛り上がるシーンのない映画です。でもいい映画です。

               それにしても俳優陣がすごい。ちょっと知的障害あるの?というダメ男のケビン・スペイシー。新聞社の記者に抜擢されてどんどん頭冴えて来るとこが不思議やが・・・。
               その親戚のおばあちゃん、ジュディ・リンチ。やっぱりこの人すごい!子どもの頃レイプされた兄の遺灰をトイレにほかして即オシッコするシーンなど見せ場多数。
               島の幼稚園&小学校のセンセ、ジュリアン・ムーア。最初は完全ノーメイクで登場、その後だんだんケビン・スペイシーとの仲がよくなってくるとメイクもしてきれいになっていく。
               誰じゃ!この悪女!と思ったらケイト・ブランシェット。ロード・オブ・ザ・リングもぶっとぶビッチぶりに完敗。
               新聞社の面々・・・スコット・グレン、ピート・ポスルスウェイト、リス・アイファンズ・・・三人がそれぞれの個性出し切ってた。逆にゆうと俳優の個性のおかげで監督はなんにもせんでもええ。

               舞台のニューファンドランド島について。
               ちょっと「インファント島」に名前が似てるでしょ。モスラのおる島の。だから、ずーーっと前、授業中に地図帳出してきて、「ここ、ニューファンドランド島にはモスラがおるんやぞーっ」と子どもに教えたことがある。教えられた子らが成人式のとき「あの話、ずーっとホンマやと思って信じてた」とゆってた。ゴメンね。
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