2022.05.14 Saturday

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    2002.08.31 Saturday

    メンフィス・ベル (1990)

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       これは掘り出し物と言える映画で。90年の作品だけど、「戦争&青春」モノという知識しかなく、期待しないで見てみた。

       戦闘機じゃなくて、B-17爆撃機(これがメンフィス・ベルという名前)の話だから、飛行機がビュンビュン飛ぶんじゃない。ごっついずーたいの爆撃機が重そうにグワーンと飛び上がって行くのが、案外、絵になる。大迫力。それが編隊をくんで爆撃に向かうところは、かなりの重低音迫力。

       24回出撃して生き残ってるという「不死身の」メンフィス・ベルも、あと1回出撃したら10人の乗り組み員たちは「帰国」できるという最後の爆撃。その最後の1回を、離陸してからなんとか着陸するまでを、10人のキャラをしっかり描きながら、ドラマチックに描写。

       俳優さんはシラン人ばっかりやったけど、シランだけに「あ〜、この人、こういうキャラやねんなー」とスンナリ入ってきた。音楽も「バックドラフト」のパクリっぽかったけど、よかったし、変な盛り上げ方もオチのつけ方もなかったので、ええ映画やなーと後味もよかった。

       飛行機ファンとしては、メッサーシュミットがB-17の胴体をまっぷたつに切り裂いて墜落するとか、爆撃機の一番前の機銃席に体当たりするとか、戦闘シーンの見ごたえも十分満足できるもんだった。CG!CG!してないのがいいです。もうCGのやりすぎは「ゲップ」が出ます。
      2002.08.23 Friday

      ザ・エージェント (1996)

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         金、カネ、MONEYの仕事にいやんなったジェリー、突然「良心」に目覚めるんやが、世の中甘くない。スカンピンになったエージェントのジェリーについてきてくれるのは会計のドロシーとアメフトのフランクだけ。
         
         この映画はドロシーこと、レニー・ゼルウィガーのぽっちゃりした可愛らしさだけの映画。トム・クルーズはいつもの調子だし、キューバ・グッディングJr.もええんやけど、やっぱレニーですな。

         演技、うまいんか、へたなんか分からんけど、あの困った表情とあつぼったい唇がワナワナ震えただけで、こっちはまいっちゃいます。コテーン!

         あの子どもはその後「スチュワート・リトル」に同じ顔して出ています。

         監督のキャメロン・クロウは「あの頃ペニーレインと」で自伝的な映画を撮っちゃってますが、ロック好きなのが分かる選曲でした。なつかしい「ビート・オン・プラザ」のテーマ(ポール・マッカートニー)が聞けるよ!
        2002.08.21 Wednesday

        フォー・ウェディング (1994)

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           お気に入り「ノッティングヒル」の脚本家、リチャード・カーティスもの。いかにも!という雰囲気のラブコメ。主演もヒュー・グラントだし、まさに「ノッティングヒル」らしく楽しめる!のかというと、う〜ん、そうでもなかった。

           フォーとはforじゃなくてfourで、四つの結婚式が描かれているんだけど、ヒュー・グラントの友達がどんどん結婚して片付いていってしまうのに、なぜか、結婚には至らないという彼。なんせそこらじゅうの女の子にかたっぱしから声をかけては傷つけて別れているような「女たらし」というか「女ぐせ悪い」というか、いやなヤツやねん。
           だから、なかなか感情移入できない。なんか、こんなヤツの恋なんて応援したくないのよ、こっちは。うまくいっても素直に喜べないところがある。そんなヤツでもうまいこといくんかいな!って逆にキレそう。
           そこが「ノッティングヒル」とはちがうところ。

           結婚式のエピソードが続く中でお葬式のシーンもあるんやけど、ここって全体がしまるシーンやったね。ただ、結婚披露宴の途中に倒れらてそのまま死なれた新婚さんはメッチャいや〜な気分やろうけどね。

           評判のわりにはたしたことのないっ失敗ラブコメでした。

          PS:何十年かぶりにやった「人生ゲーム」は燃えた!
          2002.08.05 Monday

          バンド・オブ・ブラザーズ

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             WOWOWに入っているおじいちゃんに録画してもらいました。 

            第1話「翼のために」
             監督は「フィールド・オブ・ドリームス」の人。

             はっきりゆうて「重たい」。Dデイ直前に上陸部隊(この場合はパラシュートで降りて来る降下部隊)を必死のパッチで鍛えているシーン。指揮官のソベルゆうキショイおっさんのいじめのような訓練に耐える兵士たち。う〜ん、こういうシーンはもっとカラっと描こうよ。イーストウッドの「ハートブレイクリッジ」のように、もっとユーモアも入れて。指揮官のイジメを逆に兵士達のほうが利用しちゃうとか。ギャフンと言わせるとか。結局ソベルは前線から左遷されちゃうんだけど、スカっとしないやん。そういう解決法。やらしーやん。脚本はトム・ハンクスも共同で書いてたらしいけど、こういう「いやらしい」のんはアカンで。もっとスカっとカラっと!!

            第2話「ノルマンディ降下作戦」
             監督はシラン人。

             ついにDデイ。ウインターズが仲間を率いて活躍。上陸部隊を苦しめている88ミリ砲を4つつぶすのだ。しかし「重たい」。
             なんで、最近の戦争シーンはこんなにシンドイのだ?もっと、スイスイ勝ってもええのんとちゃうのん?プシーン、プシーンってすぐそばを敵の玉が飛ぶ音。あれもどうにかなれへん?恐すぎるっちゅうに。
             なんちゅうかな〜、オッチャンらは「コンバット」を期待してるのよ。もうちょっと軽くなれへんかな〜。なんぼ戦争モノでもそない「重たく」せんでもバチはあたれへんと思うで〜。テレビなんやし・・・。
            2002.08.04 Sunday

            ゴジラ祭り

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               岸和田に浪切ホールというのが、この4月にできた。カンカン、ベイサイドモールの横の、キャパ1200人の木調のきれいなホール。そこで「大ゴジラ祭り」というのがあって、今日から連続7日間、ゴジラ映画の旧作から最新作まで1日2本上映という、めっちゃオイシイ!イベント。
               ところが、こっちは6日から旅行やから、今日しか無理。残念。でも、今日は藤本義一と大森一樹のトークがあるっちゅうんで行って来ました。

               なあんと、映画の前に「怪獣の絵コンテスト」の表彰式とかがあって、会場はジャリだらけ。走る走る!暴れる暴れる!恐ろしい環境。

               「ゴジラ対メカゴジラ」1974年(昭和49年)
               なんぼ考えても、にせゴジラが来るのを倉庫に隠れて待っていたゴジラというのは訳わからんが、なんせ「大戦争ゴジラ」は目がクリクリでかわいいから許す。再認識したけど、この映画(福田純/監督)怪獣が真っ赤な血を流すシーンが多すぎ。最初のにせゴジラ対アンギラスでアンギラスが口を裂かれてドバーって血を流して、にせゴジラの手にも血のりがべったり!これは大画面で見るといただけない。さらにゴジラがメカゴジラにボコボコにされて、プッシューっと首から血を吹き出させるシーン。座頭市の映画やないねんから、あれはやりすぎ。そこへさらに胸にミサイル打ち込まれて血みどろ。暴力シーンとしてR指定まちがい無し。
               血が赤いとえげえつなく感じるねー。かと言って、ガメラみたいに緑の血というのもどうかと思うけど。血は流さないほうがいいでしょう。
               海から登場するときのゴジラスーツはいったい何を使ってるのでしょう?貯金箱みたいなゴジラです。

               「ゴジラ対ビオランテ」1989年(平成元年)
               ゴジラの造形としてはボク的には最高だと思ってるゴジラ。目の色といい、下半身の太さといい、動作といい、最高にカッコいいゴジラです・・・が、話がおかしすぎる。ビオランテを作った白神博士はもっとマッドに狂いまくらんことには中途半端でアカン。昇天するビオランテの粉にかぶせて沢口靖子が最後にちょろっと写るのもクサすぎる。さらに追い討ちでラストの地球にバラをつけ加えた趣味の悪さ。三田村邦彦と田中好子のちゃっちいラブストーリーもはずかしい。大森一樹、感覚がダサすぎ〜!
               まあ、この映画は三原山から復活するときと、大阪の街を歩くときのゴジラさえ見られたらそれでOKなんやけどね。
              2002.08.04 Sunday

              アヴァロン (2000)

              0
                 押井守といえば、ヤッターマン、ガッチャマン、うる星やつら等を手掛けて来た演出家。それがブームにのって、パトレイバーとか攻殻機動隊とか監督やりだして、いわゆるオタクにはもてはやされる立場になっちゃった。
                 99年に「人狼」そして2000年がこれ。

                 どっちもコケた!どえらい予算使って作れるっちゅうのが、よう分からんとこやけど。なんでこんなオタッキーな映画に金を注ぎ込めるんでしょうねえ。なんぼ儲かるっちゅうねん?

                 話はマトリックスみたいなバーチャルの世界で「戦闘ゲーム」やってて、強くなると稼げるっちゅう話。ほんで、ウラ面があるゆうんで、そこまでたどりつくと、現実世界とは違う理想的な世界があって、そこで「精神」だけが暮らせて「肉体」は廃人になっちゃうのよ。

                 なんじゃ、それ!って感じ。

                 こういう話にはついていけないわ!おもしろくなーい!アニメでやったらええもんを、わざわざ実写にして何かええことある??

                 脚本は平成ガメラの伊藤和典でしたが、分からんわ。
                2002.08.03 Saturday

                アヴァロン

                0
                   ロキシー・ミュージックではありません

                  押井守といえば、ヤッターマン、ガッチャマン、うる星やつら等を手掛けて来た演出家。それがブームにのって、パトレイバーとか攻殻機動隊とか監督やりだして、いわゆるオタクにはもてはやされる立場になっちゃった。99年に「人狼」そして2000年がこれ。

                  どっちもコケた!どえらい予算使って作れるっちゅうのが、よう分からんとこやけど。なんでこんなオタッキーな映画に金を注ぎ込めるんでしょうねえ。なんぼ儲かるっちゅうねん?

                  話はマトリックスみたいなバーチャルの世界で「戦闘ゲーム」やってて、強くなると稼げるっちゅう話。ほんで、ウラ面があるゆうんで、そこまでたどりつくと、現実世界とは違う理想的な世界があって、そこで「精神」だけが暮らせて「肉体」は廃人になっちゃうのよ。

                  なんじゃ、それ!って感じ。

                  こういう話にはついていけないわ!おもしろくなーい!アニメでやったらええもんを、わざわざ実写にして何かええことある??

                  脚本は平成ガメラの伊藤和典でしたが、分からんわ。
                  2002.08.02 Friday

                  ノーバディーズ・フール (1994)

                  0
                     60になっても、まだアホなことして周りの人たちをハラハラさせているオジン(ポール・ニューマン)。下宿屋のおばあちゃん(ジェシカ・タンディ)とか、建築会社のエロ社長(ブルース・ウィリス)とか、メラニー・グリフィスとかいい役者さんがいっぱい。

                     そのポール・ニューマンのオジンになり様が、この年になると「うらやましく」思えるのよね。なんか、分かるのよね。完全に落ち着いちゃって、いいおじいちゃんになるのもシャクにさわるし、かと言って、自分の息子にずぅ〜っと認めてもらえないってのもいやだし、若い頃にやってた意地の張り合いってのも忘れたくないし・・・。

                     そういう小さなちょこっとしたオジンのこだわりだけの映画ですが、そういうのを分かる年になったのか〜と再確認した映画でした。ある意味、自分的にはショック???

                     Nobody's Foolっていうタイトルは「誰もバカじゃない」ってことなんかな〜?
                    2002.08.02 Friday

                    パトリオット(2000)

                    0
                       「インディペンデンス・デイ」を撮ったローランド・エメリッヒ&ディーン・デブリンのコンビが史実の「独立戦争」を描いた!という妙?
                       独立戦争をいかに「ハリウッド娯楽大作」にしあげるのか?へたなことすると、全米からブーイングが・・・という心配もあったけど、そこに家族愛だの親子の絆だの愛国心だの鬼畜英国の超悪モンだのを入れ込んで、うまく収めちゃいました。

                       元・残酷非道な兵士だったメル・ギブソンも結婚して子どもが7人もできると、普通の平和なおとーちゃんになって、独立戦争にも乗り気じゃなく、戦争したら家族を誰が守るんだ!?と「弱虫」みたいに誤解される。
                       でも、イギリス軍に自分の次男を殺されて、復讐?なのか愛国心に目覚めたのか?なんせ立ち上がる。ランボーか?

                       まあ、ドラマはまあまあよく出来てるでしょう。脚本は「プライベート・ライアン」の人。それよりもね、ほとんど野外での撮影なのよ。つまり、照明が自然光なのよ。ってことは、天気とか雲の状態とか風とか、そういうこと全部クリアしてないと撮影できないやん。これって、めちゃ大変やったやろなあー!って。まさか、デジタル処理ってことないでしょ?
                       あのだだっぴろい所で、あれだけ大人数の軍隊を並ばせての戦闘シーン(なんで、向かい合って鉄砲うちあうの?なんで、立ったままなん?川中島の戦い、シランのん?)を何カットも撮影しようと思ったら、大変なんとちゃうのん?

                       大陸軍の大佐で出ていたのは「遠い空の向こうに」のお父さん(クリス・クーパー)でした。

                       しかし、あんなちっちゃい子どもにも鉄砲持たせて、敵を殺しに行くのは・・・どうかと思うで〜。
                      2002.08.01 Thursday

                      グリーン・デスティニー(2000)

                      0
                         公開当時は竹の林の中でのワイヤーアクションによるチャンバラのシーンがえらい宣伝されて『「マトリックス」のワイヤーなんてまだまだあるよ!こっちが本家本元あるねー!』っちゅう感じやった。

                         しかし、アクションシーンがぜ〜んぶワイヤーなのには「閉口」としかいいようがない。あそこまでやったらアカンでしょう。つりさげられてるのん、まるわかりやし、ぶらさがってる間(瞬間)は動作がスローになって、ほんまにカッコわるい。地に足がついてないから技もたよりない。あそこまで行ったら(笑)しかないね。だいたい竹のサキッチョにちょこんと乗って立ってるなんて、おかしいやん。それやったら、ドラゴンボールみたいにちゃんと浮かんでる方がよっぽど強そうやで。壁を這うように走るのも「マトリックス」の方がスピードあったし、本家が負けてどーすんねん。

                         さて、グリーン・デスティニーゆうのは名剣というか名刀のことで、それをめぐっての善と悪の戦いか!と思ったら、そんな大それた構図もなく、単に役人のワガママ娘がそれをパクって逃げて、そのワガママ娘がなんでやしらん、えらい強くて、そこらじゅうで暴れまくりよる。ワンパク王子のスサノウのみこともびっくりや。

                         ヒーローのチョウ・ユンファは何を血迷うたか、そのワガママ娘を弟子にしたいとか言い出す。アンタ、倍賞ちえ子みたいなオバチャンの人といっしょになりたいから剣客の道から足を洗いたいんとちゃうのん?なんや、動機がさっぱりわからんドラマが続くんやけど、話はいっこもおもろない。

                         ラストの、山のてっぺんから飛び下りて、風にのって飛ぶことができたら、願いがかなうとかいう伝説を、ワガママギャルが実行するシーン。死んだチョウ・ユンファを生き返らせたいという願いなの??どうなの??ハッキリせんなー。
                         結局、それってうまいこといったの??どうなの??飛び下りたら、下でパズーが受け止めてくれるってか?
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