庵野秀明趣味で来られるとちょっと嫌かなと心配しながら行ったけど、
完全に樋口真嗣趣味全開で、めちゃくちゃおもろかったしめちゃくちゃ楽しめた。
オープニングのタイトルがまさに当時のテレビそのまんまで、
あのグニャグニャゆっくり回るタイトルも再現!こりゃ拍手喝采だ。
いきなりウルトラQのテーマに乗せて出るわ出るわ、怪獣たち。
ゴ○○やー!
パ○○やー!
何?ラ○○○○○やと!
ぺ、ぺ○○までーーー!!
と、初回に満塁ホームラン打たれたようなショックのあと、本編の始まり始まりー。
透明怪獣ネ○○○登場。
科特隊のメンバーは真面目な顔しながら言ってることはほぼほぼギャグ。
オリジナルのウルトラマンの「あるある」をセリフにしてるからおかしゅうておかしゅうて。
いろんな効果音(例えば科特隊の電話の着信音)がオリジナルのものを使ってるみたいで懐かしゅうて懐かしゅうて。
しかしネ○○○強い!そこへウルトラマン登場!
しかし、ハヤタの代わりに○○が犠牲に!
流れるテーマ曲もオリジナルだ!上がるー上がるー。
次はザ○○星人。ザ○○が登場したら当然にせウルトラマンだよねー。
さらにメ○○○○星人。こいつが登場したら当然フジ隊員の巨大化だよねー。
今回は桜井浩子の代わりに長澤まさみが。
巨大化したメ○○○○はまるでエヴァ。
さ、さ、さらにゾ○○○まで現れて
「ウルトラマン、そんなに地球人が好きになったのか」の名台詞が!!なみだーなみだー。
ああ、もうキリがない。
おーい、誰か見た人ー、ネタバレの心配なく語り合いたいぞー!!
めちゃくちゃおもろかったから仲間になろー!!
そうそう、樋口真嗣はよっぽど長澤まさみのスカートの中を盗撮したかったんやろねえwww
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突然、妹の子を預かることになった中年太りのホアキン・フェニックスくん。
かわいーなーと思うことより、なんじゃコイツ、何考えてんねん、ムッカー腹立つ、どついたろか、どないせえっちゅうねん・・・とイライラムカムカすることばっかり。
しかし、だんだんと・・・という「あるある」なホームドラマみたいな感じ。
子育て経験者には「あるある」やし、せやねん、結局のところ子どもって小さい頃のことなんかぜーんぶ忘れてしまいよんねん、せやから親の苦労なんかぜーんぜん分かっとれへんねんという感じやし。
まだ子どもの皆さんは、多分、そうかーボクらがちいちゃかった頃はママやパパはこんなふうにボクらのこと苦労して腹立てながら育ててくれてたんやなーという感じ?かな。
っていうか、アメリカと日本とでは「言葉」で自分の気持ちを表すというか、気持ちをちゃんと「言葉」で相手に伝えるという文化が違うから、完全には「あるある」エピソード集にはならんのよね。
なんかね、そこが映画に入り込めなかったところやねんな。
ホアキンくんは仕事で子どもにインタビューして「未来はどうなる?」とか「自分のいいとこ悪いとこは?」とか質問するんやけど、答える子どもらが全員ほんまかいな!ゆうほどしっかり自分の思いや考えを言葉にするわけ。半分は台本あるんやとしても、それでも日本人の子どもなら絶対よう答えんようなことでも自分の考えを言葉にするわけ。
この辺も日本とアメリカのことば文化の違いやと思うな。
どっちがええとか悪いとかゆう話やのうて、「違い」やねん。
コレはもう違うねんからしゃーないな。
学校教育とか訓練とかでどないかなるもんとちゃうわ。
話がそれていくけど、
映画でもドラマでも、自分の気持ちやら思いをうまいこと言葉で(セリフで)言える人が、「芝居がかってる」って感じるのは、そういうとこからくる違和感やねんろな。
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ウッドストックと同じ1969年、6月29日から8月24日までの6回の日曜日にニューヨークはハーレムのマウント・モリス公園で開かれた「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の様子をその時代のいろんな映像も織り交ぜてのドキュメンタリー。
コレを撮影していた!ということも驚きやけど、そのフィルムがライブが終わったら完全に忘れ去られて、どっかの倉庫に眠ったままやった!ゆうのも驚き。
要は白人のウッドストックは商売になるけど、黒人のフェスなんか銭にならんわい!ゆうことやったんやね。
その辺のアメリカにおける黒人社会の置かれ方、扱われ方ゆう問題はさておき(これが大事なんやけどね)ボク個人としてはなんといってもフィフス・ディメンション。
ペロペロキャンディーみたいなオレンジの衣装で現れたフィフス・ディメンションが「輝く星座 - レット・ザ・サン・シャイン」を歌い出した時、なぜか体が震え出した。鳥肌が立ち、ブルブルしたまんまだった。
この曲が日本で流行ったのは昭和44年、ボクは中3。
ラジオから毎日のように流れてくるこの曲、よう聞いたなあ。
シングル盤、こうたんやったかなあ。
なんか最初は綺麗なメロディで美しいのに、後半突然「レーーッザ・サン・シャイーン」の合間にガラガラ声のおっさんがなんかわめきまくりよる。
中3のボクはそれが「ゴスペルっぽい」なんてことも全く分からずに、それでも何かに圧倒されていた。
英語好きだったボクは辞書をひきながら歌詞の意味を調べた。
なんか宇宙の話か?調和じゃ愛じゃゆうとんなあ。ほんで太陽よ、輝け!かよ。すごいな。
どういうところでガーンとなったのかは定かでないが、当時の日記の表紙に「AQUARIUS LET THE SUN SHINE」と、かっこよく書いたのを覚えている。
というわけでフィフス・ディメンションがこんなに体が震えるぐらいボクの中にあったんや!ということにも驚いた。
いろいろなミュージシャンがびっくりするようなパフォーマンスを見せてくれるけど、コレは見てのお楽しみ。
良かったで!
あんさんも見なはれ!
只今、アカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞凱旋再上映中!
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ポスターとかオープニングとか見たら英語タイトルの AMBULANCE の真ん中の L と A だけ色を変えてるのよね。
LA つまりロサンジェルスね。
もうね、始まってから終わるまでロサンジェルス中を端から端まで走り回るのよね。
ターミネーター2でお馴染みの水路も出てくるよ。
日本語ではアンビュランスの「ラ」だけ色を変えてるけど、これは全く意味がない。
「ラ」って何よwww
さて、マイケル・ベイもトランスフォーマーにかかりっきりで、久しぶりのド派手アクションものということで超張り切ったみたいで、ほんま笑うしかないぐらいド派手、ド派手とはこれを言う、ほぼ意味のない派手さが満載、これぞマイケル・ベイ。
ドローンを使った撮影が多くて、昔なら必死のパッチで考えたクレーンでこうやって撮ったんですーって自慢できたけど、ドローン会ったらもう何でもありや。空から急降下してぶつかる寸前に急転回とか、橋やら建物やらトンネルやらの中を高速で通り抜けてそのまま追いかけて撮影とか、ほんま技術の進歩はすごいね。
ネタバレ
話はなぜか素人みたいな銀行強盗集団が3200万ドル(35億円?)を奪おうとするんやけど、サンダル履いて強盗に行くような奴もおって大失敗。
さあ逃げなしゃあない。
ダニーとウィルの兄弟は救急車で逃げることに。
しかしそこには瀕死の警官が乗っていたー!
LAPDもFBIも追いかける追いかける。
2時間超をただそれだけ、逃げる!追いかける!それだけで引っ張る引っ張る。
でもド派手な演出と、救急車に乗ってたヒロイン救命士と兄弟二人の関係の変化がちゃーんと話を盛り上げる。
さらにほぼ脇役的な追いかける方のメンバーに個性バリバリな人たちがおって非常に楽しめる。
結局はキャム救命士ちゃんが主人公だったのねーというエンディングと
あっという間に終わるエンドロールとで
すっきり爽やかな後味で帰ってこられました。
あー、たまにはこういうド派手なやつ見やんと映画の楽しみ忘れるでwww
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人か、はたまた獣か、さあ、この怪物をとくとご覧あれ!
めちゃくちゃ胡散臭い見世物小屋が立ち並ぶ「カーニバル」と呼ばれる、まあゆうたらアトラクションというか娯楽施設というか、ああいうのは昔の日本(昭和やけど)にもあったよね。時代は第二次世界大戦中のお話。
そこで野獣か人間か、さあどっちなんだ?という結局は人間なんやけど、そういう怪物(GEEK)になる人をどうやって探すか・・・コレがこの映画のキモでありました。
薄汚い路地裏(ナイトメア・アリー)で飲んだくれてぶっ倒れてるようなヤツを連れてきて、酒と食事と寝床を与える代わりに・・・ネタバレ〜〜!
ひどい話やなあと思ってた天才読心術詐欺師のクーパーさんが、せっかく上手いこと言ってた詐欺稼業やのに、欲を出しすぎて・・・ネタバレ〜〜!
なかなかその転落ぶりがハラハラするんやけど、観終わってからの爽快感が皆無!
こんな詐欺で人を騙して金儲けして・・・という成り上がり方に共感できないから転落しても同情もできない。
アカン!こんなヤツ。
コレは日本では絶対ヒットしませんが、アカデミーとかこんなん好きですからねえ、ありえるかもです。
あー、先週見た「ガンパウダー」の爽快感とはえらい違いやったwww
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いやホンマ、久しぶりに観たわ、こんなスカッとする映画。
清々しいぐらいスカッとしたわ。
{随所にネタバレ}
けど、ほんまにタランティーノ絡んでないの?この映画に。
ボーリング場のシーンなんかタランティーノ趣味そのまんまやったけどなあ。
照明というかライトの色合いもそうやし、ボーリングゆうこと自体がタランティーノやし。
ダイナーでの母親と別れるシーンなんか、コレでもか!とばかりに叙情的な盛り上げ感満載のムード音楽で来るし。
緊迫のシーンではマカロニウエスタンばりのモリコーネ風泣きの入ったテーマで来るし。
アクションシーンというか殺し合いのシーンはめっちゃ残酷で血しぶきブシャーやし。
殺し合いやのに「笑気ガス?」のせいで笑いながらやし。
ホンマ、タランティーノ関係ないの?・・・っていうのが前半の印象。
後半に入ると今度は往年の「フェイス・オフ」の頃のジョン・ウー色が濃くなる。
スローモーションの多用。
カメラの水平移動の多用。
ハトは出んかったか・・。
極め付けは、殺し合いは子どもには無理ってことでヘッドフォンつけさせて「コレでも聞いて待っててね」のシーン。
まさに「フェイス・オフ」
ちょっと残念だったのはここで子どもが聞く曲がジェファーソンの「ホワイトラビット」だったこと。
マトリックスでやったとこやん、カブってるわー。
やっぱここは「フェイスオフ」のときと同じ「虹の彼方に・オーバーザレインボー」でしょう。
女だてらにとか男まさりなとかいう表現はこのご時世ではアカンのかも知らんけど、
そんなん関係なく、ホンマ、カッコよかったわ。
サノスの子、ネビュラの素顔はこんな顔やってんね、カレン・ギランちゃん。
ママもかっこ良かったし、図書館員さんたちもかっこ良かった。
ほんまにスカッとする映画やったわ。
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高1娘と二人で鑑賞(超珍しい)。
なんちゅうか、漫画ならではの、漫画ゆうたら古いゆわれるんか?、アニメならではのワクワク感、引きこまれ感が凄い、凄まじい。
イルミネーション独特のキラッキラの色使い(ジブリでは考えられない)で圧倒される。
TOHOシネマズ鳳では吹き替え版しかやってないから吹替で見たけど、日本の声優陣も頑張ってた(知らん人ばっかりやけど)。
しかーし、B'Zの稲葉さん??
コレだけはいただけませんでした。
セリフが全部サイヤクwwwで、ぶち壊しもええとこでした。
ファンの皆さん、すんません。
しかしホンマ慣れんことはやらん方がええゆうことです。
オリジナルはU2のボノがやってるらしいから、どっちがアカンか字幕版も見てみなあかんな。
ボク的にサイコーに笑えたのは
あの水牛さんが歌うエアロスミスでした。
そっくりーーーっwww
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そないゴーストバスターズに思い入れはないんやけど、コレ、なんとも言えん感動があったわ。
おじいちゃんはゴーストバスターズだったという設定での家族の「再生」みたいな出来すぎた嫌味なお話感もなく、アラレちゃんみたいなコミュ力のない女の子が大活躍してお化けどもをやっつける痛快さだけでもなく、なんか全体がゴーストバスターズへの真摯なリスペクトが感じられて、なんか「いいな〜」という後味でよかった。
いきなり現れた家の管理人みたいなおばちゃんが、あの電話番をしていたアニー・ポッツだったとわかるまで時間かかったな。
本国ではあの後もテレビとかで活躍してる人やからすぐに「イエーイ」てなったやろけど。
孫娘とクラスメイトのアジアンな男の子、それと兄貴とその恋人っぽい子、という集まり方が「グーニーズ」も思い出させて、子ども世代の冒険ものというテイストもありぃでさらに面白さが倍増。
さらに最後にはゴーストバスターズの4人が勢ぞろいという大サプライズもありぃで楽しさも倍増。
監督が1、2作の監督の息子やゆうから、コレまたすごいねと。
小ネタやけど、あの兄貴の恋人のパパは警官で、「ザ・ロック」で若い黒人兵士をやってた人やんな。
ってことで、非常に面白く楽しい映画でした。
シガニー・ウイーバーまで登場したし、コレでリック・モラニスもちょい役で出てきてくれてたらサイコーやったなwww
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まあこの豪華な俳優さんたちを見てるだけでお腹いっぱい。そうそうたるメンバーです。
しゃれた短編のオムニバス調やねんけど、編集長追悼号の記事を映像にして紹介しまーすみたいな構成。
コレがね、映画的な見せ方ではあるけど、今風じゃない。
まるで舞台の上で大掛かりな舞台装置が動いてるような、めちゃアナログな技術っぽいとこがコレが逆におしゃれで、非常に楽しめた。
それと、いろんな場所の(屋内も野外も)色がとてもいい。
シーンによっては白黒にしたり、黄色っぽかったり、青っぽかったり、趣味がいいなあという印象。
たまにはこういう、なんとも表現の難しい映画もいいですねえ。
けったいなという大阪弁がぴったりちゃう?
ちょっと変わってるけど、楽しめるところがいっぱいでした。
コレを上映したTOHOシネマズ、大冒険やったね、えらい!ありがとう。
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とうとう90を超えたイーストウッドの主演&監督作品だ!というだけでもう十分でしょう。
イーストウッドがまだまだちゃんと動いて立って歩いて喋って、そして殴って、銃を構えて、そしてモテモテで・・・www
もうコレだけで何を文句言える??
あー、それにしても馬がいいねえ、きれいです。
走る姿がきれいすぎる。
それと、ぼろっちいけど愛すべき古い自動車たち。
悪モンの乗ってたベンツとは大違いやったね。
マッチョという名前の雄鶏が見事に鳴いて、見事な攻撃を見せたね。
まさに クライ!マッチョ!
コーケコッコーーー!
ゆる〜〜いゆる〜〜い、オジイバンザイ映画でしたwww
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国やら政府やらに属さない、全く私的なスパイ組織「キングスマン」の誕生秘話。
平和主義者の元貴族が持てる財産にモノを言わせて世界平和のために立ち上がる!といえば聞こえはいいけど、どうしてもその正義には偏りが出てしまうよね、残念ながら。
3作目にしてついにキングスマンの誕生が描かれるけど、登場人物が俳優さん総入れ替えで「え?コレがあの人で、コレは誰の代わり??」とか最初はちょっととまどう。
ちょー変なところにアジトを構えてる悪者の黒幕がアイツだった!って分かっても、もともとが雑魚キャラだったので全然驚かないし説得力もないし、迫力もない。残念。
アイツよりラスプーチンとの対決のほうがおもろかったな。
ロシアンダンスを取り入れての格闘は音楽ときっちりシンクロしてておもろかった。
物語の設定がサラエボ事件による第1次世界大戦の勃発からアメリカ参戦で講和、その後のヒトラーの登場まで・・・と、歴史に忠実なようで「そんなアホな〜」な感じで・・・世界史勉強してないと西部戦線の悲惨さとかピンとこんのとちゃう??
なあ、後ろのほうの席でおっきな声でしゃべってたにーちゃんよ!わからんかったんか〜??話が。勉強しとけよー。
ってことで、派手さに欠けるキングスマンでした。残念。
最後のヤギ?は予想できたなwww
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もうあれから18年??
そらトリニティーも年とるわな〜。今では二人の子持ちの主婦さんですか〜。それももう思春期ぐらいの子どもですよお。ちょっとやつれた感もただよってるし。
ネオの方は年取ったというより汚くなったというかヒゲぼーぼーでジョン・ウィック感まるだしで、18年前はどうやって敵をたおしてたんか、もう忘れたわー。
前3部作をどうやってお話の中につなぎとめるのか、はたまた「なかったことにする」のか、注目やったけど、うまいことアレは全部トーマス・アンダーソンが作ったゲームの中の世界でのお話で、現実には起きなかったこと、みなさんは普通に平和に生活し続けてるでしょー(マトリックスの中では・・・ね)
ホントの現実世界ではあの後、機械と機械が戦争を始めたり、機械の中にも人間の味方が現れたり、一応の平和(ネオのおかげだー!)があったりしたんやけど、最近になってマトリックス内のコードに変化が起きて・・・みたいな。
で、前半は謎解き、後半はゾンビアクションという展開で、驚きの最後は、前3部作での「愛の力がネオを救った」ように見えたシーンは実はそうじゃなくて・・・・!!というどんでんがえし。
えーーーっ!前3部作では完全にだまされてたゆうことぉ〜〜〜?
いえいえ、最初っからゆうてるでしょ?
トリニティーが愛した者が救世主なのだ・・・ってね。
なーーるほど、そうきたかーー!
いや、おもろかった!
余は満足じゃ。
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午前十時の映画祭のモスラ。
4Kデジタル版となって、フィルムのいたみや傷、色合いまで修復してきれいにしてくれた。
なんや真っ暗けで何が写ってるのかよう分からんかったシーンもハッキリクッキリして、戦車やらヘリコプターやらちゃんと見えた。
特に火というか炎がえらいきれいに見えたなあ。
香川京子もきれいやった。
そしてなんといっても幻の「序曲」が映画館で聞けた。
本編が始まる前に(画面は真っ黒やねんけど)CDでは知っていた序曲がステレオで鳴り響いたのだ。
こういうふうに始まったのだなあ〜、当時は、と感慨深い感じ。
公開当時、おかんに連れて行ってもろて観たような記憶があるんやけど、定かではない。全く覚えていない。残念。
モスラとは関係ないけど、TOHOシネマズのマスコットというかナビゲーターとかいうやつを9年間も務めた山崎紘菜の卒業のあいさつがジーンときたなwww
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高校生たちが主役の若い人たちのミュージカルですが、おじんが見ても「子どもに見せたい、孫にもみせたい」と思えるようないい映画でした。
精神的に病んでる人って、実はそこらじゅうにいて、実はゆうてる本人も気がついてないだけで仲間かもしれん。
それぐらい世の中、心が病んでる人ばっかりなんですが、ボクもきっとその心が病んでる人の一人やと思って見ると、ほんまにぐっと来ます。
友達なんか一人もおらん主人公がたまたまカラまれた、そのカラんできたヤツが自殺してもうて、なんやしらん間に「実はボク、彼の親友なんです」ということになってしまう。
ゆうてみれば「ウソ」から始まる物語。
でも、その「ウソ」はみんなが欲しがっていた『理想の姿』で、ウソがみんなを幸せにしていってしまう。
でも、それってウソやねんけど・・・。
さあ、このウソ、どうやってつじつま合わせる?
そして、どうやって真実を打ち明ける??
ドキドキしますねー。
舞台のミュージカルを映画化してるから、映画でこそできる映像のダイナミックさがあってよかったな。
学校の中でのシーンとか、デジタルなシーンとか、妄想のシーンとか。
久しぶりに泣ける映画でした。
ジュリアン・ムーア、お久しぶりでした。
あ、一個、文句ゆうとこか。
セリフというか、歌詞というか、You will be found ゆうとこ。
誰にも相手にされず、誰にも存在さえ知られないような、こんなおってもおらんでもええようなボクだって、
きっと、きっと、たぶん、誰かに found される日がくるよ、みたいな内容やねんけど、それを
「一人じゃない」
って訳されるとちょっと違う気がするんですけどーー。
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いやぁ、「ドリームガール」でもそうやったけど、この曲、そういう気持ちで歌ってたのねぇというところがよう分かって良かった。
アレサ・フランクリンの曲はだいたい知ってるけど、そういう背景(いきさつ)があって出来たのね、だからそういう気持ちの入れ込み方なのねというとこ、ほんまおもろいわ。
ジェニファー・ハドソンの歌唱力はほんまに圧巻です。素晴らしい。
髪型やら衣装やら化粧やらも、あ、コレはあのときの、コレはあのアルバムのとかゆう楽しみもあったな。
体型が違うので、おしりやらお腹やらウレタンかなんか入れて頑張ってたけどねwww
だから映画のポスターに写ってる姿はスマートすぎて全然アレサじゃないっすよ。
もう5年ほど前か、『アレサ・フランクリン リスペクト』という他人が書いた「自伝」を読んだんやけど、だいたいアレに書いてあったとおりやったね。
「バーブラ・ストライサンドみたいになりたいのよ」ってアレサ自身がゆうてたことあったらしく、それっぽいシーンもあったな。
ただ、このセリフ、本で読んで、「ソウル・クイーン」とか「公民権運動にも・・・」とか「政治活動家も支持」とかゆう側面が全部ふっとんでしもたん覚えてるわwww
口を「へ」の字の上下反対(∨)にして半笑いの表情ですましてる顔、アレ、よかったなぁ〜。
「なぁに〜?ワタシ、ブラックのバーブラよぉん」って完全上からな感じがよかったわぁ。
しかーし、最後の最後にご本人登場で、有名なあのときのあそこでの歌唱シーン入れられたら反則や。
完全に全部持って行かれた感ありあり。
あれでジェニファー・ハドソンもとんでもうたがな!
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