2017.03.10 Friday

まわりが良すぎて・・・/素晴らしきかな、人生

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    素晴らしきかな、人生

     

     

    [ いきなりネタバレ ]

     

    6歳の娘を失い妻とも別れてしまったウイル・スミスくん。CM業界ではカリスマと言われた彼も今や廃人同然。彼をなんとかしてやりたいという思いと、このままでは会社も危ないから役員職から退いてもらおうという企みから、エドワード・ノートンら3人が仕掛けた作戦とは・・・。

     

    愛・死・時間という3人の神様みたいなんが登場して失意のウイル・スミスくんを再生させるという、ファンタジックなお話としてはおもしろいし、心温まる感もあるんよ。ところが「再生」が目的じゃない。

     

    どうも、この、最初の「彼を助けたい動機」がひっかかってね。会社役員として判断能力がないということを証明したいということと、彼本人に対する友情とが、うまく説明つかんという難しさね。これが致命的で、思いっきり感動することを阻害してしまったというか。残念。

     

    マイケル・ペーニャの大ファンとしては、かっこ悪さやドジっぽさを全く出さずに、まともに普通の「悩める人」を演じた彼に大拍手です。

     

    ケイト・ウインスレットヘレン・ミレンよりも良かったな。

     

    まわりの役者さんたちがうますぎて、ウイルくんが・・・トホホ。

     

    それにしてもエンドロールがあっという間に終わってしまうという、このお手軽感はなに?

    撮影はニューヨークから一歩も出ずに済ませ、スタッフも極力抑え少人数で済ませ、CGもなし、ケータリングもなしですか?

    これはエンドロール最短記録ですよ、きっと。

     

    JUGEMテーマ:映画館で観た映画

    2017.03.01 Wednesday

    ケビン・コスナーしぶ〜い/クリミナル

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      クリミナル〜2人の記憶を持つ男

       

       

      記憶をいじくってどうのこうの・・・って映画がなんか最近多いな。

       

      ここでは殺されたエージェント(ライアン・レイノルズ、残念ながらすぐ殺されてお仕舞い)の記憶を別人に移植して情報を聞き出そうとするっちゅう設定。

       

      で、移植されるのがケビン・コスナー。「ザ・ロック」でのショーン・コネリーみたいに牢屋に入れられ髪もヒゲもボッサボサゆう感じで登場。実は脳に損傷を受けて感情というものを持ち合わせていない超乱暴暴力的な極悪人というキャラやねんけど、どうもコスナーさん、根はやさしいのがバレバレで、極悪非道になりきれてないのが残念。でも、このしぶさ、たまらーん。

       

      でも、記憶を移植する医者がトミー・リー・宇宙人やし、CIAのボスがゲイリー・オールドマンという、3人とも大好き俳優勢揃いでボク的にはもうウヒョー状態。

       

      極悪非道な犯罪者であるときと、妻子あるエージェントになるときと、2人分のキャラを演じ分けた、そのへんの面白さもありぃの、テロリストから米国ミサイルの発射システムに入り込んだハッカーを奪い合う面白さもありぃの、なかなかよくできたお話でしたよ。できすぎやけど。

       

      夫の記憶を持った見知らぬ男と変な関係にならんかった奥さんもよかった。突然現れた汚い風体の男にパパの匂いを感じ取った子供もよかった。

       

      まあまあ、よかったよ。

       

      JUGEMテーマ:映画館で観た映画

      2017.02.24 Friday

      楽しい映画だ!/ラ・ラ・ランド

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        ラ・ラ・ランド

         

          

         

        いやぁ〜、いい映画でした。楽しい映画でした。

        イヤな場面がひとつもない、夢にあふれた映画でした。

         

        LAを舞台に夢を求めて生きる二人の若者、その挫折と成功をミュージカル仕立てで明るく描く。あの「セッション」の辛い音楽ではなく、夢いっぱいの音楽映画でした。

         

        予告編でエマ・ストーンが「いまの演奏・・・」と言いかけて、ライアン・ゴスリングがいきなりキスをするシーン。あれを精一杯露出させといて、本編では・・・というあざといやり方も最後まで見ると「なるほど」とうなってしまいます。

         

        なによりもオープニングの高速道路のシーン。これが圧巻。いっきに引き込まれます。

         

        色の使い方も、その色の調子も、なにやら懐かしいノスタルジックなトーンで、非常に好き。

         

        二人の歌もめちゃくちゃうまいというほどではないけど、エマがちょっと間違えて笑ってそのまま続けたシーンは良かったなあ。ほんとはNGシーンだけど、そのまま使ったのかな?もしあれが演技だったら超自然でびっくりやけど。

         

        二人の夢は最後には叶うんだけど、ちょっぴりほろ苦いエンディングで、なぜか涙があふれてきました。

         

        いやぁ〜、これは米アカデミー賞、確定でしょう。よかったよ!

         

        JUGEMテーマ:映画館で観た映画

        2017.02.22 Wednesday

        狙いはええけど・・・/ナイスガイズ!

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          ナイスガイズ!

           

           

          ラブ・ストーリーにコメディっぽさを足したらラブ・コメゆうやん?

          クライム・アクションものにコメディ足したら「クラ・コメ」?「アク・コメ」?「マルコメ」?

           

          ラッセル・クロウが苦労して?デブになってダサいオッサン化し、ライアン・ゴスリングがダメダメで「ひいぃ〜っ」とか悲鳴をあげるという変なコンビの大暴走。そこへ絡んでくるマセた13歳・・・という設定でコメディ狙うんならきっと面白くなったと思う。

           

          シンプルなストーリーに二人のオッサンと娘のキャラ説明のような、ちょっとジーンとくるエピソードもいれたりしてね。

           

          きっと面白くなったと思う。

           

          ところがね、残念ながら、お話をややこしく詰め込みすぎたのよね。

          陰謀なら陰謀で、はっきりさせたらよかったのに、へ?どっちなん?え?どっちなん?って最後まで迷わせるから、途中のおもろいギャグが邪魔にさえなってくる。

           

          あ〜、残念!

           

          しかーし、70年代の設定ですから、鳴り出す音楽が全部が全部サイコー!

          いきなりのシャフトのテーマからエンドクレジットではアル・グリーン

          サントラ聴いてるつもりで、お話はそこそこにして、ギャグだけ楽しんでればよかったか。

           

          JUGEMテーマ:映画館で観た映画

          2017.02.17 Friday

          踏み絵だけでドラマになる・・・か?/沈黙・サイレンス

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            沈黙・サイレンス

             

             

            なんか宗教くさかったらイヤやな〜、長いし、うっとしかったらイヤやな〜と思いながらも見てきた。

             

            キリスト教がどうの、日本の八百万の神さまとイエス・キリスト、神のもとではみな平等という教義に当時の支配層である武士は・・・などと歴史ウンチクを言うつもりはおまへん。

             

            ただただ、踏み絵のシーンだけでドラマが成立するのかということに注目して見てたんやけど、なんかさー、日本人の宗教観って「偶像崇拝」みたいなとこあるやん。だからこそ踏み絵が効果的やったんやろけど、途中でパードレもゆうてたけど「踏んでも信仰は消えない」んじゃないの?そこに気がついたら、踏み絵なんかへっちゃらで、キチジローのように何べんも踏んで裏切ってはまた戻って来ることができるんやし。

             

            そう思ったら踏み絵自体がドラマチックじゃなくなって、盛り上がりも何にもない、ただの歴史なぞり書き映画になってしもたんやなー。

             

            本当に苦しい時、神は何にもおっしゃってくれない。沈黙するのみ。おお神よ〜〜っ!

            そしたら、神の声が聞こえてきて、

            アンタが苦しんでいるとき、ワタシはただ黙っていたのではない。ワタシもいっしょに苦しんでいたのだよ。

            ・・・で、救われるのかいのう??

             

            まあ、信仰というか、宗教ゆうのは、そういうもんなんかな。知らんけど。

             

            リーアム・ニーソンが着物を着て出てきたら、ジェダイにしか見えなくて、スパイダーマンの兄ちゃん(アンドリュー・ガーフィールド)がアナキンヘイデン・クリステンセン)に見えてきて(実際似てる?)、なんかそういえば、スターウォーズも宗教くさいとこあったなあと思い出してニヤニヤしてしまったよ。

             

            ってことで、スコセッシやし、それなりのレベルやけど、やっぱり題材が題材なだけに楽しめる映画ではなかったな。

             

            JUGEMテーマ:映画館で観た映画

             

             

            2017.01.30 Monday

            朝日のあたる家は関係おまへん/マグニフィセント・セブン

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              マグニフィセント・セブン

               

               

              オープニングのシーンがあって「うわー、こいつら、悪いなあ〜」と客を怒らせといて、バーンとタイトル。そして懐かしい西部劇風のテーマが鳴り響き、デンゼル・ワシントンの登場。かっこええーっ!

               

              いやー、のっけからヤラれましたねー。アントワン・フークワ!

               

              7人の人種混合アウトローたちのそれぞれのキャラの立たせ方がいいね。イ・ビョンホンの役は真田広之にしてほしかったな。

               

              「たすけてー」ってゆいにくる女の人、ジェニファー・ローレンスによう似てるな。

               

              ガトリング銃、最強やな。

               

              エンドロールにオリジナルの「荒野の七人」のテーマがなるのん、うれしいな。

               

              ネタバレ→なんかしらんけど頼まれたからちょっと命をかけてやったろかというアウトローのノリがええんやけど、最後の最後に「本当の理由」が分かっちゃって、なんとなくガッカリ。なーんや、ちゃんと理由あったんかー。ここ、ちょっと、減点。

               

              後ろの席のおばちゃんが思わず声を上げたときは椅子から落ちそうになったで。

              「ダイナマイトやっ!」

              なんで、そこやねん。

               

              なかなか、良かった方です。

              予告編で使われている「朝日のあたる家」は本編では全く出てきませんので。

               

              JUGEMテーマ:映画館で観た映画

               

               

              2017.01.28 Saturday

              ミスター・ドクター?NO!/ドクター・ストレンジ

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                ドクター・ストレンジ

                 

                 

                 

                CGばっかりのマンガみたいな映画はもうやめじゃ!と思てたけど、予告編の「ビルやらがぐにゃぐにゃ〜って曲がったり、あっち向いたりこっち向いたりして方向感覚なくなりそうな」あのシーンが見たくて行ってきた。

                 

                そのお目当てのシーンはホンマに「マトリックス」以来の衝撃であったが、他人の夢の中に入り込んで、それが何層にもなってて・・・という映画(題名忘れた)にもこんな映像あったんちゃう?と思たら、ま、そんなもんかと。あの映画なんやった?デカプリオ出てたやつ??「インターなんとか」??

                 

                さて、ベネディクト寒波でパッチの兄ちゃんは、初めは偉そうなだけの天才外科医やってんけど、事故で手ぇが動かんようになって、チベットへ修行に出かけ、えらい師匠に会い・・・という、そのへんの「なれそめ」みたいな話がなかなか良かったなあ。

                 

                普通やったら、もう、そんな説明くどくどいらんから、はよ悪もんと戦えや!と思うとこやねんけど、夏目雅子みたいな女師匠が非常によかって、修行のシーンやら、いろいろ悩むとこやら、しょーもないギャグゆうとこやら、POPミュージックのうんちく話やら、最後の戦いのシーンまで延々待たされるのが逆に良かったわ。

                 

                ラスボスとは戦わずに「取引」で終わらせるなんて、さすが元医者。殺すとかやっつけるとかダメなのね。

                 

                例によって、アベンジャーズもののお約束シーンもあって、これからまた何べんも出てくるんやなと楽しみなような、どんなもんじゃろ?

                 

                JUGEMテーマ:映画館で観た映画

                 

                 

                2017.01.24 Tuesday

                ラストシーンは007?/ザ・コンサルタント

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                  ザ・コンサルタント

                   

                   

                  コンサルタントって題名はどうよ。会計士なら原題どおりアカウンタントやろ。経営コンサルタントとか研修コンサルタントとかあるけど、会計コンサルタントってあるんかな?・・・って調べたら、あるらしい(笑)

                   

                  高機能自閉症の子どもだったベン・アフレックが、その天才的な数学の能力を生かして会計士に・・・。裏社会、闇社会の金をなんやらかんやら・・・。彼にはもう一つの顔があって、父親から教育されたマーシャルアーツやら射撃の腕前やら・・・。

                   

                  ということで、トム様がジャック・リーチャーで、キアヌ様はジョン・ウイックで、マット君はジェイソン・ボーンで、それぞれがアウトローなヒーローを手に入れてシリーズ化してるもんで、ベン君も「ぼくもあんなんやりたーい」ってなったんでしょうね。バットマンじゃあ外野がうるさくてボロクソに言われたから、もっと気楽にできるやつってことで、表は会計士、裏では暗殺者というクリスチャン・ウルフとして登場。

                   

                  設定としてはデンゼル・ワシントンの、ホームセンターのおっちゃんが実は・・・という「イコライザー」に似てるかな。

                   

                  ボクとしては、牧場の夫婦に節税の仕方?を教えるシーンが好きやったな。

                   

                  めっちゃ普通の子なんかな?と思ったら、ちょっと数学オタク入ってたアナ・ケンもかわいかったな。

                  あの人が実はアレやっちゅうことはバレバレやったな。

                   

                  最後の「あのスマホの声の正体」には驚いた。まるで007の『M』やがな。

                   

                  そこそこはおもろいけど、ちょっと尺が長くて、ダレるとこあるね。

                   

                  シリーズ化するかな、ほんまに。ちょっとシンドイか。

                   

                  JUGEMテーマ:映画館で観た映画

                  2016.12.30 Friday

                  いまヤンの「これはよかった!」2016

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                    今年の映画トップ10

                     

                    今年は映画館で37本、DVDやネットを含めると249本の映画を見ましたが、悲しいかな、見れば見る程、前に見たやつの記憶が飛んで行ってしまいます。だから、レビューの記録を見直しても全然思い出せないのもあります。トホホ。

                     

                    そんななか、やっぱり「これはよかった!」と今でも思い出せる映画はたぶんやっぱり「良かった」はずで、順番はつけられへんけど、トップ10ということで発表します(だーれも気にしてないけど)。あ、映画館で見たヤツだけに絞ってるからね。DVDで見てよかったのは今年のんとは限らんからちょっと無視で。

                     

                    ● ズートピア

                     

                    ● セトウツミ

                     

                    ● スポットライト〜世紀のスクープ

                     

                    ● オデッセイ

                     

                    ● この世界の片隅に

                     

                    ● ハドソン川の奇跡

                     

                    ● 湯を沸かすほどの熱い愛

                     

                    ● ローグ・ワン〜スターウォーズ・ストーリー

                     

                    ● 君の名は。

                     

                    ● レヴェナント〜蘇えりし者

                     

                    アニメ、3つも入ってるやん!

                     

                    「シン・ゴジラ」はトップ10入りは無理。あの戦争シミュレーションはすでに「ガメラ2」で金子修介が完璧にやり遂げたことであって、ガメラ2がシンゴジほど話題にも何にもならなかったのは、宣伝力とSNSの影響とオタク度と、「やっぱり亀やん」ってことが原因であって、映画としておもろいのは絶対に「ガメラ2」だからです。

                     

                     

                    JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)

                    2016.12.28 Wednesday

                    なるほど、オッさん達はいろんなこと忘れてきたからなあ/君の名は。

                    0

                      君の名は。

                       

                       

                      小5のハルが見たい見たいとずっとゆうてたので、ついにナッチュも連れて3人で行ってきた。いまだに満席とはスゴイね。

                       

                      「俺たち、わたしたち、入れ替わってる〜?!」って設定なんでしょ、それってもうあるしーと思てたら、ちょっとひと捻りあったね。なるほど。3年のズレね。

                       

                      で、入れ替わってる時の記憶が夢のように消えていくっちゅうのがいいね。

                       

                      オッさん達はもう長いこと生きてきたから、そりゃあ夢のように素晴らしいことも、わくわくする気持ちも、どきどきする体験も、いろいろしてきたけど、それがだんだん色あせて消えていくのを実際に経験した。

                      忘れたらアカンことも、忘れたらアカン人も、やっぱり夢の記憶のようにうすれて消えていく。

                       

                      それを高校生くんだりにゆわれたら立つ瀬ないで。

                       

                      逆に高校生くんだりがそんなこと思うんか?

                       

                      それでも今年一番の映画やゆうから万人が、それこそ老若男女が「ふんふん、そうそう」と共感できるゆうのが不思議や。

                       

                      「転校生」の入れ替わりネタに「メテオ」か「ディープ・インパクト」のSFの要素を入れ込んで、話を壮大に大きくファンタジーにしたてあげた話は、ほんまにようできてる!と思たなあ。よう出来てる。しかし歴史を変えたらアカンのとちゃうのん?

                       

                      最後のハッピーエンドはアレでよかったんかな?なんや落ち着いてしまった感ありすぎて、電車ですれ違う時にお互いに「あ」ゆうて終わって、後は想像してくださいにしてもよかったんちゃうかと思うけどな。

                       

                      ハルはもう1回見たいゆうぐらいやから小学生でもいけるんや。すごいな、これ。

                       

                      でもボク的には「この世界の片隅に」の方に軍配を上げる。

                       

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